- 2016年5月20日
- 日常風景
5/20 5月の誕生会
今日は朝から子どもたちも一緒におやつ作りを楽しみました。
5月生まれの男の子のリクエストで、今月の誕生会のおやつは「アイスクリーム」です。
さぁ、いよいよお楽しみの誕生会のはじまりです。
「何才になりましたか」
今日は年長の男の子2人が司会進行をしてくれました。
みんなでおめでとうを言ったあとは、お母さんから誕生日の子どもへメッセージを伝えてもらいます。
年中の男の子がまだ赤ちゃんだったころ、みんなから「きれいな瞳の赤ちゃんだね」とよく声をかけられたことをお母さんが話してくれました。
男の子もじっと話を聞いていました。
メッセージのあとは、誕生日の子どもの発表の時間です。
恐竜やドラゴンが大好きな男の子は大きな大きな龍を作りました。
「ピッピ、ピッピ、ピッピ!」
お母さんの笛のリズムに合わせて龍の登場です。
ぐるっと会場をひとまわりして、舞いを披露してくれました。
そして龍が口にくわえた巻物を開いてみると、
そこには自分で書いた「おめでとう」の文字と龍の絵がありました。
さらに、みんなと一緒に舞い歩けるように持ち手をたくさんつけてくれていました。
自分の発表だけど、みんなと楽しめる形を考えてくれた男の子とお母さんのおかげで、会場がひとつになりました。
この龍に頭をかんでもらえると頭が良くなるそうなので、子どもも大人も、赤ちゃんも頭をかんでもらいました。
そのあとはみんなにサプライズで、ある発表がありました。
今年1年間休学し、家族でアメリカに行っている年中の女の子から素敵な映像が届いたのです。
この女の子は4月生まれ。お母さんは5月生まれなのです。
お母さんの演奏するピアノにのせて英語で「メリーさんの羊」を歌いながらダンスをする発表のあと、お姉ちゃんがインタビューをしてくれていました。
遠く離れていても、こども芸術大学の仲間です。
こうしてつながれることが嬉しいですね。
さて、実はお母さんも子どもも5月生まれの親子がいます。
女の子は年少さんで、ついこの間入学したばかりです。
お祝いされることは嬉しいのだけど、たくさんの人の注目を浴びながら前に出ることって、
大人でもどきどきしますよね。
今日は会場のとなりの絵本コーナーでみんなの様子を見ながら、お母さんと絵本を読んで過ごしました。
「せっかくだし、中に入ろうよ」「うちの子はなんでできないの」と思うことなく、
お母さんがゆったりした気持ちで女の子のそばに寄り添ってくれていました。
これってなかなかできそうできないこと。
きっと女の子もそうやってお母さんが一緒に過ごしてくれたことが嬉しかったでしょうね。
どんなプレゼントをもらったのか午後に女の子に聞いてみると、
みんなからの手作りプレゼントがいっぱい入った紙袋をとても嬉しそうに見せてくれました。
5月生まれのみんな、お誕生日おめでとう。
(村井)