- 2016年5月24日
- 日常風景
5月24日(火) いつもとちがう道で
このごろはとても暑く、上着を脱いで半袖で遊ぶ子どもたちの姿がよく見られます。
今日も温度計の針は30度の少し上を指していました。
「こんな日は屋内でゆっくりと」と思う親子もいたかも知れませんが、この暑さの中で元気に成長しているであろう野菜たちの様子を見に畑まで行きました。
こども芸術大学の畑は木の茂る道を抜けた場所にあります。道中では大きな木が日陰を作り、幾分か涼しく感じます。
普段、子どもたちが畑へ行くときに使っているその道は、砂利が敷き詰めてあり歩きやすいのですが、今日は舗装されていない山道を辿り畑へと向かいます。
お母さんたちと畑で会おうねと約束し、職員と子どもたちだけで道なき道を進んでいきます。
今回の山道は年少さんにとっては崖と言ってもいいくらいの傾斜がありました。
そんな場面では年長さんたちが率先して手を差し出し、年下の子たちの手助けをしてくれています。中には一番先頭を歩き、年少さんにとっては大変そうな場所を見つけては最後の子が登れるまで手を差し出し、声を掛けてくれる年長さんもいました。
途中、子どもたちが畑のほうを向いて大きな声で「やっほー」と叫びます。
すると、木々の向こうから「やっほー」とお母さんの声が返ってきます。
畑で待っていてくれたお母さんたちと無事再会し、トマトやスイカなどの夏野菜にお水をあげて、午前中の活動を終えました。
お昼ご飯の時間。いつもはお弁当を残してしまう年少さんが、真っ先にお弁当の準備をしている様子が見られました。
たっぷりと身体を動かしたあとに食べるお弁当は、一段と美味しく感じたのではないでしょうか。
(村瀬浦人)