- 2016年6月30日
- 日常風景
【3年生】インターネットと意外なマテリアルの組み合わせ
今回は情報デザインコース3年生B領域の授業をご紹介します!
課題テーマは「インターネットと意外なマテリアルの組み合わせ(IoT)」です。
今この記事をご覧いただいているように、いまやインターネットはわたしたちの生活に欠かせないものになりました。
IoT(モノのインターネット)はものすごい勢いで増え、あらゆるモノや空間がインターネットとつながろうとしています。
モノ同士がつながることで、様々なデータが手に入り、それらを活用したデザインの可能性が高まっているのです。
IoT(モノのインターネット)はものすごい勢いで増え、あらゆるモノや空間がインターネットとつながろうとしています。
モノ同士がつながることで、様々なデータが手に入り、それらを活用したデザインの可能性が高まっているのです。
そんな世の中のニーズに対応できるようになるため、インターネットの世界からあえて少し離れ、ふだんの生活のことをもっと考え、「ある素材(マテリアル)」を使ったIoTのデザインを提案するというのが今回の課題です。
豊かな手触りや質感のマテリアルと、インターネットを組み合わせることで、今後ますます進化するインターネットの世界をより豊かにしようという試みです。
このテーマの成果展示と合評が行われました。
さあ、作品を見ていきましょう!
さあ、作品を見ていきましょう!
こちらは「アプリと連動して、自分が摂取した水分量を教えてくれるストロー」
こちらは「ドーナツ型のつり革を握るとスマートフォンにクーポンが送信されるという企画のIoT」。
つり革と吊り広告を実際の高さと同じに配置をして、電車の中を再現している力作でした!
つり革になっているドーナツは樹脂製です。念のため(笑)
本当にこんな商品やアプリがあったらと思うとワクワクしますね!!
ほかにも「静電気が起こりやすい人のための、静電気予知リング(指輪)」
「寝相データをアニメーションアプリで楽しめる枕」
「歩く行為で音楽アプリを連動させるハイヒール」など、世の中を楽しませようとするユニークな発想がいろいろ!
合評では、それぞれが企画・構想した製品を、プレゼンテーションボードと製品サンプル(模型)、PR映像を展示しました。
自分のアイデアをどのようにして、さまざまなメディアやビジュアルに展開し伝えるのか。
こうした創意工夫がすべてデザインです。
合評はプレゼン形式。担当は伊藤直樹先生と川合匠先生です。
終了後はお互いの作品を見て意見交換タイム!
合評の緊張感から解放され、「どうしてこのアイデアを思いついたのか」
「実際にこんな商品があったらいいのに!」など、互いの展示内容にも興味津々。
自然とディスカッションの場が生まれていました。
副手/クスモト