文芸表現学科

前期合評レポート!

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7月30日、前期合評が行われました。
合評は年に二回だけ行われる講評会です。発表者の作品ひとつひとつについて、忌憚なく意見します。
上級生も下級生も入り交じり、まっすぐな目でもって互いに研鑽するこの合評会は、
文芸表現学科での伝統となっている一幕です。



今回から公募制を取り入れ、授業に出していない制作物にも合評の対象を広げました。
応募してくれた何名かの作品はこの日一発目に合評しました。


個人的には、これまでの合評にはあまり出てこなかったような
試みを感じる作品が現れ、合評に新たな一面が生まれたような気がしています。


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また後期でも募集する予定ですので
今回に間に合わなかった人は是非送ってくださいね〜。



さて、ここからは通常どおりの合評です。
何かと忙しい一回生たちも作品を読んでよく発言してくれました。


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四回生や先生方からの指摘が飛び、対する発表者はしっかり自分の構想を伝え、
聴いている学生たちも真剣な顔つきでした。



そして! 前期合評恒例、俳句と短歌の講義(制作基礎I)から
それぞれ句会と歌合(うたあわせ)を行いました!


まずは俳句。
授業を担当される千野帽子さんが選抜した句の一覧から、
あらかじめみんなに投票してもらった状態でスタートします。
投票者から、どうしてこの句に投票したのか? どんな解釈でこの句を読んだか? など、
作者のいる場で自由に発表し、ときに作者の意図も聴きます。
俳句に触れたことのない人でも、そして俳句を知る人はさらに楽しめる、それが句会です。


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つぎに短歌。
「歌合」という、古くは平安時代から続くバトル形式での発表となりました。
紅白に分かれ、今回はターン制で自分のチームの歌を褒めたり、相手チームの歌を批判しました。


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そして勝敗のジャッジは観客と、授業を担当される永田淳さん、新元先生、四回生の田口さんに託されます!


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これを繰り返し、超接戦の末に白組の勝ちとなりました。
回を追うごとに発言の切れ味がどんどん増していって(笑)、見ていて本当に面白かったです。





今回の合評はこの一日のみの開催となりました。
それでもやることはいつもの合評と同じなので、ちょっと疲れたかもしれませんが、翌日からは夏休み。
たくさん遊んで、また元気な顔を見せてくださいね。



(スタッフ・加藤)

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