- 2016年12月23日
- 日常風景
サンドイッチで検証!食事が楽しくなるためのモノをデザインする!
情報デザインコース 2年生「構想計画」では現在、
食のまわりのデザインを考え、食事が楽しくなるためのモノをデザインするべく
授業が進行しています!
まずは食事という場面を客観的にとらえ、食生活の検証のために
大学近隣のスーパーから1店舗をグループごとで選び、
それぞれのスーパーの特色を生かしたサンドイッチを作りました!
大学の周辺は住宅街ということから
近隣にはフレスコ、大國屋、生鮮館なかむら、阪急オアシス、ライフなど
学生も日頃からお世話になっている、たくさんのスーパーが並んでいます。
サンドイッチのレシピは、担当するスーパーに売っている商品のみを使って考えます。
レシピに特色を出すためにも、担当以外のスーパーのリサーチも行いました!
一人450円(税込)という限られた予算の中で、
一体どのようなサンドイッチが揃ったのでしょうか!?
フレスコ、大國屋、生鮮館なかむら を担当した学生から
コメントが届いています!
▼大国屋担当 大浦知美さん
この授業は最初から最後までワクワクしていました。
私のチームは銀閣寺の近くにあるスーパー、大国屋が担当でした。
置いてあるものは値段が少々高めで、
商品へのこだわりがとても強い、ということがリサーチでわかりました。
当日、トッピングに生のバジルを使ったのですが、
ちぎった瞬間の香りが想像以上に華やかで、思わず笑顔になってしまいました。
香りはこんなにも感情に直結するものなんだ、と思いました。
見た目も大事だけど、無意識に匂いで美味しさを判断しているのかも、とこの授業で感じました。
▼生鮮館なかむら担当 森田 州一くん
僕たちのグループが担当したスーパーの特色は、その街に親しみのある雰囲気で、
オリジナルのブランド(低価格)を扱っていて、野菜が安いという部分でした。
その親しみ感を活かし、親しみが溢れるナポリタンのサンドイッチをつくりました。
普段は、当たり前のように通うスーパーも少し視点を変えてリサーチをすることで、
いろんな見え方ができて、探偵の気分になれました。
授業だけれど、楽しさしかない、授業でした!
▼フレスコ担当 荒木 麻世さん
私のグループは、フレスコオリジナルブランドの食パンと
名物のコロッケを使った『昔ながらのコロッケサンド』と、
フレスコでしか見ない商品をサンドした『オレンジチョコ』の2つをつくりました。
ただサンドイッチだけを作るのではなく、それに合った名前を決めたりお品書きをつけたり、
1つの商品を企画しているようなイメージでした。
食べる人のことを考えて、予算内、時間内でどこまでのものが作れるか、
考えるところから制作まで全部楽しかったです!
食事の“楽しい”は食べる行為だけではなく、それまでの過程にもあることがわかりました。
さて、作ったからには、美味しくいただかなければなりません!!
美味しい紅茶と合わせて、
それぞれのグループのサンドイッチをいただきながら感想を交えつつ、
いつもとは少し違った優雅な雰囲気が流れる中で合評をしました。
食事の「楽しい」は、味覚の他にどこに潜んでいるのか。
また、楽しむためには食事のレシピ、環境なども大きく影響することを、
スーパーをリサーチし特色を生かしたレシピを考え、実際に作って食べることで
食事が楽しくなるためのモノのデザインを
客観的に考えるきっかけになったように感じられました。
年内の授業は終了しましたが、
2017年の課題もどんどん楽しんで取り組んでいきましょう!
スタッフ/ハシジ
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