文化財保存修復・歴史遺産コース

料紙装飾を学ぶ!

寒波も少し和らぎ、積もった雪もとけてきていますね!

 

今回のブログは2回生の授業「文化財保存修復基礎演習Ⅱ」の様子をお伝えします。

この授業は歴史遺産や文化財のまつわる基礎的な知識やスキルを身につける授業です。

 

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今回は日本画や古典絵画技法にまつわる授業を担当されています

中神先生の授業をレポートします!!

 

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先生の授業では、前半に仏像や仏閣に彩りを与える繧繝彩色(うんげんさいしき)の制作を学び、

後半には雲母刷りや金箔などを使った料紙装飾を制作します。

 

古来から使われている素材の美しさや古典技法の多様性を学んでゆく授業です。

 

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料紙装飾は、一人ひとりが紙や構図を試行錯誤して作ります。

制作者の個性が出るので出来上がりがとても面白いです。

 

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とくに修復分野においては、なおすモノがどのように作られているかを知っていることが大切です。

技法について実際に制作しながら学べるのは、歴史遺産学科ならではですね!

 

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顔料や箔や膠などを使うこともはじめての学生もいますが、

手を動かした制作とともに技法を覚えていくので、

飲み込みも早いですし興味を持って取り組むことができます!

 

とてもすてきな作品ができあがりました!

 

 

 

 

 

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