- 2013年6月6日
- 日常風景
他者の作品をよく見ること、自分の眼を鍛えること|3年次「Bzemi(合評)」
3年次生Bzemi、「立体と平面」という課題の合評です。
この間紹介した「街中ドローイング」の前日に行ったので、時間的には前後します。
白い紙から折りたたみ可能な立体を作り、それを描くという課題でした。
通常、制作課題の最後には合評会がありますが、先生からのコメントに終始してしまうと学生さんも受け身にならざるを得ないので、今回は少人数にグループ分けし、KJ法を使って学生さん相互にいいところ、改善点などをそれぞれ付箋に書くことから始めました。
それを作品の横に貼り付け、皆に書いてもらった付箋を読んだ上で本人から振り返り、さらにコメントを書いた学生からも、改めて付箋に書いた主旨を本人に伝えてもらいました。
この方法でいい点がたくさん見つかりました。
まず、学生相互に他の人の作品のいいところ、改善点をしっかり探すということ。
また、自分の作品について、他人はどのように見ているのかが解ること。
たくさんの意見から、自分にとって一番参考になる意見を選択できるということ。
先生も、皆の意見を踏まえて、コメントするのが楽になるということ(笑)。
昨年度、ゼミ担当の相棒、岸本先生がゼミ生ポートフォリオの評価をする際に、提案してくれたKJ法。
学生達にも評判がよかったみたいなので、また改良しながら実りの多い合評にしてゆきたいと思った一日でした。
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そして、6月16日(日)は「体験授業オープンキャンパス」です。
こども芸術学科の授業内容は、Bzemi担当の僕と岸本先生が担当する、
「世界に一つだけのクレヨンを手づくりしてみよう!」
です。定員があり先着順です、興味のある高校生の方、お待ちしています。
他の学科の授業内容も、面白いものが目白押しですよ!!
高校生の皆さん、詳しくはこちらを見てネ!
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/program/
(森本玄:教員/絵画)