文芸表現学科

授業風景

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2017年4月21日  授業風景

【学科長短信03】プロフェッショナル研究

 
もう一つ、授業の紹介です。
京都造形芸術大学では、すべての学科で2年次に「プロフェッショナル研究」という授業を行っています。各学科で学ぶ専門内容をどうやってプロとしての「しごと」につなげていくかを考えるための授業です。じつはこの授業、もともと文芸表現学科でやっていた授業がモデルになって、全学科に広まった授業なんですね!
 
さて、その文芸表現学科のプロフェッショナル研究が、先週の土曜日に始まりました。担当は、ノンフィクション、トラベルライティングなどはば広くライターとして活躍中の近藤雄生さんと河田です。
この授業は、4月から7月のあいだ、月に1回ずつ行われるのですが、土曜日の第1回授業ではまず、文芸で学んだ仕事を活かせる仕事って何だろう? という話をしました。文芸表現学科はすでに6世代の卒業生を送りだしていますが、みんなそれぞれの分野でさまざまにがんばってくれています。

インタビュイー(インタビューされる人)役の河田です

インタビュイー(インタビューされる人)役の河田です


近藤さんにインタビューしてもらいました。メモをとりながら話を聞くところに注目!

近藤さんにインタビューしてもらいました。メモをとりながら話を聞くところに注目!


たんに「しごと」について考えるだけではありません。文芸らしく、インタビューして記事を書く、という作業を繰りかえし、「しごと」のこと、自分の可能性を考えていくんです。初回の今回は、「友だちにインタビュー」という課題に取り組んでもらいました。自分の同級生に、「仕事についての意識がどう変化したか」ということを中心に話を聞いてもらいました。といっても、インタビューは初めて、という学生も多いので、僕が実験台になって、インタビューのプロ、近藤さんのインタビュー実演もやってもらいました(笑)
今回の課題です

今回の課題です

文芸に入学する人が真っ先に挙げる将来の夢は、作家、編集者、ライター。これらはもちろん、いってみれば文芸の「王道」なので、プロフェッショナル研究でもそれぞれゲストをお招きして、どうやったら作家になれるの?、編集者ってどんな仕事、といったことをお話ししてもらっています。
しかし、文芸で学んだことを活かせる仕事はほかにももっとたくさんあります。広告のコピーライター、図書館司書や書店員もそうですし、ゲームの企画・制作を仕事にしている先輩もいます。このように、文芸で学んだことを活かせる仕事の「すそ野」を拡げること、自分たちで文芸を活かせる仕事を考えることも、この授業の目標の一つです。
 
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どんな原稿が出てくるか、今から楽しみです! いい記事が届いたら、またこのブログでも紹介します!
 
 
 
〈おまけ〉
遊牧夫婦5年にもわたる世界一周旅行を綴った近藤雄生さんの代表作、『遊牧夫婦』シリーズの第一巻が先月文庫化されました。『遊牧夫婦 はじまりの日々』(角川文庫)です。「旅の経験は、決して古びることはない」という近藤さん自身の言葉そのものの、旅のリアルなスリリングさ、興奮が伝わってきます。いつもぐいぐいと学生を引っぱってくれる近藤さんのお人柄がうかがえる一冊、この機会にぜひ!
 
 
文・河田学(文芸表現学科 学科長)
 
 
 
 
 

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