大学院

修了生のグループ展

こんにちは、大学院からの展覧会のお知らせです。2016年に本大学院博士課程を修了された 小宮 太郎 さんのグループ展が広島にて開催中です。会期は二つに分かれて展示替えをしますのでご注意ください。

小宮さんは「空虚(Void)を組み立てる」をテーマに鏡像や残像などの現象を扱った立体作品、サイトスペシフィックなインスタレーションなどを制作されています。作家のHPも合わせてご覧くださいませ。

 

 

 

諌山 元貴     ISAYAMA Genki          g-isayama.tumblr.com

小田原 のどか ODAWARA Nodoka       odawaranodoka.com

小宮 太郎       KOMIYA Taro                   komiyatarou.com

丸橋 光生         MARUHASHI Mitsuo          mitsuomaruhashi.com

 

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Teleporting Landscape テレポーティング・ランドスケープ

2017.3. 11 sat. – 5. 21 sun.

 

会期  :① 3月11日[土]-4月10日[月]  

     ② 4月15日[土]-5月21日[日]

       *展示替えを行います

開館時間: 11:00 - 18:00 [入館は閉館の30分前まで]

休館日 :火・水曜日、但し5月3日[水・祝]は開館

観覧料 :一般200円[100円] 学生100円

[ ]内は10人以上の団体料金、高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

 

 

会期中のイベント 

トーク「現代の風景について」 (仮題)

スピーカー:港 千尋(写真家・著述家)、出品作家

日時   :2017年5月21日|日|18:00 − 20:00 *予定

参加費  :500円 / 定員:30名

同時開催展の「オトリス・グループ|ラディアント」との共通イベント

* 日時が確定次第、HPなどでお知らせいたします。

 

主催:公益財団法人みやうち芸術文化振興財団

助成:公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団

 

会場:アートギャラリーミヤウチ

〒738-0034 広島県廿日市市宮内4347-2 Tel: 0829-30-8511 Fax: 0829-39-8931  E-mail: info@miyauchiaf.or.jp

HP   : http://www.miyauchiaf.or.jp/agm/exhibition_tl.html

Twitter : https://twitter.com/AGmiyauchi

Facebook: https://www.facebook.com/artgallerymiyauchi/

 

過去と未来、此処と彼処のあいだで絶えず振動する現代の風景

ランドスケープという言葉は、日本ではしばしば「風景」や「景観」といった意味で使われますが、もともとは「風景画」を指す言葉でした。すなわち、画家という主体が、対象となる空間を選択・解釈・再構成し、絵画という人工物をつくり上げる行為を指していたのです。 ひるがえって現代では、テレビやパソコン、タブレット、スマートフォンといった無数のディスプレイが、様々な時空を超えた風景を届け、私たちを取り巻く空間を何層にも多重化すると同時に、せわしない視点の切り替えを要求します。現代においては、ランドスケープの対象となる空間も、主体としての人間も、かつてなく揺らいでいるのではないでしょうか。

本展では、この「ランドスケープ」という言葉の本来の用法に、あるいはその不可能性に立ち返りつつ、絵画というメディウムにとらわれない、新たな「ランドスケープ」の在り方を探求します。揺らぐ空間と人間、その揺らぎの感覚を矯正するのではなく、逆に極端にまで押し進めることによって、観る者を時空間の彼方へと瞬間的に拉し去ること。このような「風景画」を、私たちは「テレポーティング・ランドスケープ」と名づけました。

ここにあるはずのないもの。出会うはずのない人々。起こるはずのない出来事。各作家が提示するテレポーティング・ランドスケープは、過去と未来、此処と彼処のあいだで絶えず振動する現代の風景を、不安と予兆に満ちた可能性の場として描き出します。瞬間移動する/させる風景画を前にして、人はそこに何を見ようとするのでしょうか。                                                        

 

出品作家一同

 

 

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上記の展覧会フライヤー・会場ホームページから紹介しました。

 

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