- 2017年5月27日
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10期生「てんとうむし企画」旗揚げ公演、レポート
去る4月14日・15日。2回生(10期)有志を中心に旗揚げされた『てんとうむし企画」の旗揚げ公演『ゴジラ』が、高原校舎で上演されました。
彼らは、大橋泰彦さんの戯曲『ゴジラ』(第32回岸田國士戯曲賞受賞作品、1988年)を旗揚げ作品に選び、今年の初めから稽古を重ねて来ました。
企画へ参加したほとんどの人が、舞台に立つということは初めての経験でしたが、敢えて演出家を立てず、全くの自分達だけの手探りで今回の芝居に向き合いました。
昨年の入学から一年、映画学科で学んだ芝居の基礎だけを頼りにして、映像の芝居ではなく舞台表現へと挑戦をしたのです。
Aスタジオに組み上げられたステージは、ごくシンプルなつくりに徹し、演者の姿がダイレクトにお客さんの目に晒される、ほとんど逃げ場のない状況を作り出しました。
芝居がどうであっても、全てお客さんに伝わります。そうすることで、自分たちの現在がどこまで出来るものなのか?が、大きく演者に跳ね返って行く時間でした。
当日は多くの学生、外部からのお客さんに作品を鑑賞していただきました。
この経験からどんな感触を、「てんとうむし企画」の皆さんが掴み、今後につなげていくのかがとても楽しみです。
また、音響・照明・舞台設営に、舞台芸術学科からも学生さんが参加してくださいました。
皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
そして、ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!