- 2017年5月31日
- ニュース
【油画】4年次平山君、個展開催中!ギャルリ・オーブ在学生・卒業生公募展
段々と日差しから、夏の気配がする今日この頃。
京都では早くも夕方に雷雨で、日の暮れかかった空には沢山の稲妻が走りました…
さて、今週から、本学の贅沢な展示空間、ギャルリ・オーブにて「ギャルリ・オーブ在学生・卒業生公募展」が開かれています。「普段は本学の教員や国内外のアーティストたちの本格的な芸術を紹介する場所で云々…」とフライヤーに書かれていますが、なんとそこで、油画4年次に在学中の平山悠羽くんが公募に選ばれて個展を開催しています!
在学生にこのようなチャンスがあるのもいいですね。そして、卒業生の皆さんにも門戸が開かれていますよ!
因みに、お隣では日本画コースを卒業され、作家として、また日本画コースの非常勤講師として活躍されている佐竹隆蔵さんの個展がこの公募展としてあり、これも力作揃いでお薦めです!
たくさん作品つくっているけど、発表場所が…と悩んでいる卒業生の方は、選択肢の一つに入れて、どんどん盛り上げて頂ければと思います。
会場にいた平山君と話をすることが出来ました。
平山君は日常と非日常のイメージから生じる「違和感」をテーマに、具象的なモチーフを描きながら制作しています。平山君の個展タイトルは「まざる」です。日常の中に、非日常がまざることから、ある違和感を生じさせ、その瞬間を絵画に定着させようとしているのでしょうか?一見リアルに見えるのですが、確かによく見ていると不思議な違和感が…
小さな玩具を大きめに描いたり、小さな三角錐・大きな三角錐と女の子が関わっていたり…
個展の看板になっている青い不定形の板は、実は池として展示された絵画の中にも登場しています。
他にも、会場には平山くんが描いたモチーフが、さり気なく並べられていたりします。
油画4年次学生は卒業制作を間近に控え、悩みながらも教育実習に行ったり、制作に打ち込んだりしている時期ですが、平山くんはこの時期に自分の作品が展示空間でどのように見えるのかを思い切り実験することができました。きっと、この度の展示がよい経験となり、卒業制作へとさらに昇華されることでしょう。
平山くんの展覧会は、6月10日土曜日まで開催されてます。
近くにお越しの際には、ぜひご高覧ください!
ギャルリ・オーブ在学生・卒業生公募展についての詳しくは、
https://www.kyoto-art.ac.jp/events/1602
をご覧ください。(森本:教員)
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6月11日(日)と7月9日(日)の1日体験オープンキャンパス、申込予約受付中です。
油画コースのプログラム、6月はコンテによるデッサン、7月は油彩画を体験します。
ちょっとしたプチ開眼体験を求めている、絵の好きなみなさん!
遠くから・近くから・遠くも近くもない距離(=適正距離?)から、自分が描いた絵を見てみましょう。
先生からのアドバイスも加わって、きっと新しい発見があるはずです◎
一日体験オープンキャンパス、お申し込みはこちらから↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-11_07-09/
それでは、みなさんとお会いできる日を楽しみに。
お待ちしています◎
美術工芸学科:油画コース