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授業風景

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2017年9月27日  授業風景

【ランドスケープデザインコース】風景デザインへの視点を学ぶ

こんにちは、ランドスケープデザインコースです。
今回は、8月に京都キャンパスで行われたスクーリングのひとつ「風景デザインの視点」の前半の紹介です。
このスクーリングでは、ランドスケープデザインの基本となる風景について、都市近郊に残る里地(農地)を訪れて、里の風景の現状を分析・評価し、保全・再生のあり方についての提案に取り組みます。
京都キャンパスでは、嵐山・嵯峨野を散策し、歴史的風土保全地区における風景保全の歴史や現状を学びます。

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スタートは、桂川を渡る渡月橋の右岸側から嵐山を望みます。なぜみんなが美しいと感じるか?その理由について先生から解説しています。また、春の桜、秋の紅葉の風景を守るための山林の管理についても教えています。

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そのまま、先ほど眺めた嵐山の裾を上流へと進みます。近づくと樹木の密度や植生をみることができますが、この辺りは鹿による獣害があるため、実生で生えた樹木がほとんど食べられているため、森が更新できない状態になっています。部分的にフェンスで囲むなどの対策が行われている現状を確認します。

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さらに上流へ進み、「大悲閣(千光寺)」へ参詣し、京都のまちと東山の見える風景をみながら、近年の植生の変化について、解説します。

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昼からは対岸の小倉山に登り、進行中の森林再生の現状を確認します。常緑広葉樹が優占していたため、林床に光が落ちない状態になっていたところを大胆に伐採し、マツ枯れに耐性のあるアカマツが植栽されていました。

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その後、嵯峨野の方へ足を運び、嵯峨野鳥居本伝統的建造物保存地区へと向かいます。日本の伝統文化の残る風景を体感し、その風景を保存するために何をすべきかを考えます。

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歴史的風土特別保存地区として、田園風景が残されている落柿舎の前あたりで、スケッチをしながら、このような里と農の風景を保全・改善するための構想案を考えます。

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最後に昨年整備された「竹林の散策路」を通って、管理された竹林の美しさを体感します。
当日は、とても天気が良くてとても暑い日でしたが、生徒のみなさんは疲れながらも京都らしい美しい風景を見ながら、その現状と保存の大切さや難しさを学ばれたと思います。
2日目は、3名の先生方から里と農についての講義を受けて、スケッチしながら考察した構想シートを仕上げ、みんなで発表し、先生に講評頂いて完了です。
実際に風景を見ながら先生の指導を受けることで、教室だけでは学べないランドスケープ本来の素晴らしさを体感できる授業となっています。

 

 

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