- 2017年10月3日
- ニュース
修了生の展示のお知らせが2つ
少し暗かった外が夕日のきれいな空になりました。こちらでも鮮やかな色彩にはっと目が覚めるようです。
今回は大学院修了生の小宮太郎さんと藤本絢子さんの展示を2つ知らせします。
ぜひとも、お越しくださいませ。
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Exercise for Death
会期: 2017年9月29日(金)-2017年10月15日(日) 会期中無休
時間: 平日・祝日13:00-20:00 / 金土日12:30-30:00(AM6:00)
オープニング・パーティー
「Vernissage / ヴェルニッサージュ」
10月6日(金)18:00-20:00
入場料:無料
会場: ARTZONE
企画: Midnight Museum/ Exercise for Death実行委員会
展覧会概要
京都造形芸術大学アートプロデュース学科が運営するARTZONEでは、前田耕平と宮坂直樹が立ち上げた文化機関Midnight Museumとの共同企画による展覧会「Exercise for Death」を開催します。本展は、Nuit Blancheが開催される京都、パリ、ブリュッセルといった都市で活動する6人のアーティストによるグループ展です。
Nuit Blancheとは、パリで生まれた一夜限り行われる現代アートの祭典です。Nuit Blancheにおいて人は眠ることを忘れ、夜中まで芸術鑑賞を行います。私たちにとって睡眠とは何なのでしょうか。タイトルである「Exercise for Death」が端的に示すように、本展では、睡眠を死ぬことの練習に例えることを試みます。人は睡眠によって毎晩、意識を失っています。それはつまり、意識が途切れるという意味において夜毎、死を擬似的に経験することで、知らず知らずのうちに死に慣れ、死について理解しようとしているとは言えないでしょうか。その意味において、睡眠からの目覚めは、死の先にある生との連環に喩えられるかもしれません。私たちは、このような死の練習としての睡眠について、出展アーティストに自由に解釈してもらいました。彼らの作品は、眠らない鑑賞者たちにとって睡眠の代わりとなるでしょう。
出展作家
小宮太郎/宮坂直樹/村田宗一郎/Gaëlle Leenhardt/Camille Raimbault/Pierre Spencer
小宮太郎
1985年、神奈川県川崎市生まれ。滋賀県在住。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻博士課程修了。
鏡像や残像という現象を扱った立体作品やサイトスペシフィックなインスタレーションを使って、人間のイマジネーション(虚像)を意識化するような作品を制作する。主な展覧会に「小宮太郎」(Finch Arts Gallery、京都、2017年)、「テレポーティング・ランドスケープ」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2017年)などがある。
Midnight Museum
前田耕平と宮坂直樹によってパリで結成され、人々がより解放的になる深夜に開館する美術館の設立を計画する文化機関である。快感、知覚力、記憶力、集中力を高める神経伝達物質であるドーパミンが人間の脳内で加速的に分泌される深夜は、Midnight Museumにとって芸術鑑賞に最も適した時間帯なのだ。
主催: 京都造形芸術大学ARTZONE/Midnight Museum
協力: 京都造形芸術大学アートプロデュース学科
協賛: アンスティチュ・フランセ関西
助成: 京都府文化力チャレンジ、公益財団法人 野村財団、京都造形芸術大学学生会学生企画補助金制度
企画: Midnight Museum/ Exercise for Death実行委員会
実行委員会:荻島銀河/大坂心/田代菜々子/中川恵理子/森川美里
会場:ARTZONE(アートゾーン)
〒604 8031 京都府京都市中京区 河原町三条下ル一筋目東入ル大黒町44 VOXビル1・2F
Telephone: 075 212 9676
E-Mail: info@artzone.jp
営業時間:平日13:00〜20:00/土日祝12:30〜20:00 年中無休(搬入・搬出時以外)
ACCESS
電車・地下鉄: 京阪電車「三条駅」または地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩5分 阪急電鉄「河原町駅」から徒歩10分
バス: 市バス3・5系統「河原町三条」から徒歩1分
※駐車場・駐輪場はございませんので、上記の公共交通機関などをご利用ください。
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藤本 絢子 個展 夏果(げっか)の残りび
FUJIMOTO Ayako exhibition
会期:2017年10月3日(火)-10月15日(日)
時間:12:00 – 19:00 (展覧会最終日は18:00まで) 10/9月曜日休廊
ー 私の絵画表現の中で金魚とは、 言葉にできない感情の揺らぎや衝動を乗せる“依り代”のようなものである。
その瑞々しく艶やかな色彩や質感を通して、 自らの中の言語化しようとすれば泡のように弾け失せてしまう微細な感情や衝動を 他者と共有したいと考えている。
今回の個展は、“秋を迎えられず夏の夜を彷徨い続ける情念の火” というテーマのもと、 十年に渡り描き続けてきた金魚のいうモチーフと改めて向き合ったものとなっている。(藤本) ー
藤本 絢子 FUJIMOTO Ayako
2008年京都市立芸術大学美術科油画専攻 卒業
2010年 第二回松陰芸術賞受賞
2011年 京都造形芸術大学修士課程芸術表現専攻洋画領域 修了
2014年 JYU NIN TO IRO(GALERIE-T、パリ) 第29回ホルベイン・スカラシップ奨学生 認定
2015年 第二回うたづ Art Award 2015 大賞受賞 MADE in GIAPPONE(GALLERIA San FRANCESCO、イタリア) 2016年 個展 「朱に染む星合」(高松三越、香川)
2017年 大阪 露天神社の境内壁画を制作 フランス トルシー市のアートセンター La Ferme de Cuventのエントランス壁画を制作
会場:ギャラリー恵風 1F
〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町21ー3 (京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側)
TEL:075-771-1011 FAX:075-771-0358
ACCESS
[市バス]熊野神社前下車すぐ [京阪電車]神宮丸太町駅より徒歩5分 [徒歩]京都市美術館より徒歩7分
展覧会記事はギャラリー恵風のHPより書かせていただきました。
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