アートプロデュースコース

【開催中!】KIP成果発表展「◯+△=?」

ただいまARTZONEでは、高校生インターンプロジェクトの成果発表展「◯+△=?」が開催されています!

 

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KIP(高校生インターンプロジェクト)は、京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース(ASP)学科が主催する〈アートプロデュース〉を学ぶプロジェクトです。
初年度となる今年は、京都芸術高等学校、京都市立銅駝美術工芸高等学校、大阪府立港南造形高等学校から16名の高校生が参加。日頃は作品づくりをしている彼らが、他者の作品を持ちより、作品について「見る」「聞く」「話す」「考える」、そして「書く」を重ねてきました。
集大成となる本展では、「○+△=?」を大テーマに、高校生が考えた3つのコンセプトによる3つの展覧会を開催しています。

 

〜展覧会にいたるまで〜

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第1回目(3月31日)「展覧会ってなに?」
前半は、「展覧会」と「展示会」の違いについてレクチャーを受けました。後半ではワークショップ「ミニ展覧会をつくろう」で60枚のカード(※)から3枚を選び、それらに共通したテーマとタイトルをつけて、展覧会を組み立てるゲームを体験しました。
※丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が制作しているMIMOCAカード。

第2回目(4月21日)「みるみるうちに、みるみる変わる」
展覧会で展示したい作品画像を持ち寄り、「みる」を「言葉にする」ことを学びました。ブラインドトークでは、2人1組になって目隠しをした相手に自分の推薦する作品を言葉で説明。言葉で伝えることの難しさと、好きな作品であっても“みていない”ことを改めて実感しました。後半は、1つの作品をみんなで対話しながら鑑賞するACOP(エーコップ:Art Communication Project)の鑑賞者となり、意識をもって「みる」ことで、作品の見え方がどんどん変わっていく経験をしました。

 

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第3回目(5月12日)「展覧会を貫くコンセプトづくり」
作品展示が「展覧会」になるためには、コンセプトが不可欠です、前半では、KIPメンバーが持ち寄った作品画像から1人2枚を選び、それらに共通するテーマを発表。みる人に伝わること/伝えたいことを考えていきました。後半では、チームごとに2〜3点の作品を選び、コンセプトづくり、サブタイトルの案を話し合いました。

第4回目(6月2日)「コンセプトをカタチにする展示とは?」
ワークショップとしては最終回です。最初は、美術館での「展覧会ができるまで」を田中先生にレクチャーしてもらいました。KIPでの学びがプロの現場につながっていることを学びました。その後、各チーム内でサブタイトル、コンセプト分を仕上げ、それが伝わるよう作品を展示するアイディアを出し合いました。

 

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第5回目(6月15日)「展覧会をつくる。お客様にみせる。」
チームごとに展覧会を立ち上げていきます。やるべき仕事は盛りだくさん。展示修了後は、講評会も開催され、自分たちの「展覧会」がお客様にどのように見ていただけるかを知りました。その後行われたオープニングパーティーでは、展覧会が無事にオープンした喜びをみんなでわかち合いました。

 

早速、参加してくれた高校生が友達を連れて会場に来てくれました!

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会期は6/23(日)までです。
みなさまのお越しをお待ちしております。
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会 期:2013年6月16日(日)〜6月23日(日)
時 間:平日13:00〜20:00/土日祝12:30〜20:00(最終日は15時まで)
場 所:ARTZONE( 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2F)
料 金:無料
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