通信教育部

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2017年10月11日  授業風景

【文芸コース】卒業制作のための第一歩「論文研究Ⅰ-1」

 こんにちは。文芸コースの寒竹です。夏の名残が去ってすっかり秋めいた空気の中、文芸コースでは卒業に向けての最初の関門「論文研究Ⅰ-1」のスクーリングが行われました。

 このスクーリングに参加するためには、卒業制作のための作品を途中まで仕上げて提出する必要があります。
 そして当日は、写真のようにみんなで輪になって、合評会形式でお互いの作品の感想を話しあいます。これは9月24日の京都のスクーリングの様子です。

 

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 「論文研究」という名前ではありますが、多くの人が挑戦するのは小説やエッセイなどの創作作品。生まれて初めて本格的な小説を書くという人も大勢います。

 最初は、みんな緊張して顔がこわばっています。自分の書いてきたものがどんなふうに伝わるのかわからないからです。ですが、誰かが自分の作品について感想を言い始めるととたん、不安は吹き飛んでしまいます。たとえ、足りないところや下手なところがあっても、読む人がそれぞれの感性で受け止めてくれることがわかって、ほっとするのでしょう。このスクーリングが終わるとみんな、作品に向かう姿勢が少し変わります。もっと届くものにしたいと思うようになります。

 書いたものを読んでもらう、それが文芸の最初の一歩なんですね。

 それでは、ここからは伊藤譲治先生にバトンタッチして、東京のスクーリングの詳しい様子をレポートしてもらいます。

 

——–

 

 こんにちは。伊藤です。
 京都に引き続き、東京の外苑キャンパスでも9月30日(土)と10月1日(日)の2日間にわたって、スクーリング科目「論文研究Ⅰ-1」が行われました。

 

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 東京のスクーリングには学生17人と教員5人が参加。1日目の30日は8人、2日目の10月1日は9人がそれぞれ発表を行いました。ある学生は、危険な外来種が繁殖し、「タマゾン川」と呼ばれるようになった多摩川の外来種駆除チームの活躍を描き、ある学生は69歳の女性を主人公にした高齢者の恋愛小説を書くなど、作品のテーマは実にさまざまです。
 高齢者の恋愛をテーマにした作品の合評では、事情通の学生から「中高年の結婚相談所で年下の男性と出会うという設定になっているが、現実問題として、高齢の男性が年上の女性を選ぶことはまずない」という鋭いツッコミが入ったり、「夢のある高齢者恋愛小説にしてほしい」といった要望が出されたりするなど、活発な意見が交わされました。

 また、1日目の最後の時間に、2016年度の卒業生を迎えて、「論文研究」や「卒業研究」の進め方について話を聞きました。卒業生からは「卒業研究まであと14か月しかありません。1日ごとの予定表を作り、ある程度まとまった時間を確保することが大切です。でも、いきづまった時は気分転換も大事です。自分に合った息抜き法を見つけてください」と、経験者ならではの有益なアドバイスをしてくれました。

 

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 「論文研究Ⅰ-1」を終えたみなさんは、執筆を進めて次のスクーリング「論文研究Ⅱ-1」に臨みます。次はどんな作品になっているのでしょうか。少しずつ育っていく作品を一緒に見守ることができるのは、私たち教員の楽しみのひとつです。

 

 

 

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