- 2017年10月25日
- イベント
株式会社サイバーエージェント様の特別授業を実施しました!
キャラクターデザイン学科の村上です。
10月20日(金)に株式会社サイバーエージェント様の特別授業を実施しました。
株式会社サイバーエージェント公式HP
https://www.cyberagent.co.jp/
アメーバブログやAbemaTVの運営をはじめ、数多くのスマホ用ゲームを生み出した大企業なので、高校生の皆さまもご存知かと思います。
今回の授業内容は「UIデザイン」でした。
ゲームのデザインといえばどうしても花形であるキャラクターデザインが目立ので、キラキラしているし華やかだし憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
しかーし、今やゲーム会社にデザイナーとして就職をするにはまずUIデザインを理解しておかないと話になりません。
画面を見たときに「どのボタンを押すと何が起こるのか」が分からないと楽しく遊べないですよね。画面の見方が分からずオロオロしている間に敵に攻撃されてゲームオーバー、なんて悲劇としか言いようがありません。
と、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな重要なデザインについて、現場のデザイナーの方々に直接伝授していただくという贅沢な授業をしていただきました。
授業では、AbemaTVの番組閲覧ページのレイアウトを考え、より多くの人に使いやすいと感じてもらえるインターフェイスを検討するというものでした。
ゲームゼミを中心に、フレッシュな2年生チーム、ベテランの3年生チーム、そして大学院生の混在する年寄りチームに分かれてそれぞれディスカッションを行ない、
触りやすいボタン配置などをミリ単位で設計していきました。
途中段階で一度全てのチームの中間発表を行ない、そこで問題点を指摘した上で修正の方向性について示唆します。
その後最終発表を行なうのですが、ここでは得点をつけてチーム対抗戦として発表を行ないました。そう、勉強だってゲームなんです。
「初めてこのページを見る人は何を期待するのか」「まず初めにどのボタンに注目させるべきか」「指のサイズも考慮してタップしやすいボタンの位置はどこなのか」など、
様々な角度からの突っ込みが入り、人の感情を誘導する仕組みになるよう的確なアドバイスをいただきました。
優勝したのは年寄りチーム。既存のデザインに縛られることなく根底から設計を見直した上に、操作するときの感情までも計算している点が高く評価されました。
景品をいただき、学生と企業の方々とで記念撮影!
サイバーエージェントの皆さま、今回は本当にありがとうございました!