- 2017年10月31日
- 日常風景
【授業紹介】陶芸粘土と格闘!どこまで高くできるか挑戦
2週にわたって台風が直撃し、こども芸術学科の研究室がある建物周辺には大量のどんぐりが散乱しています。
茶色く色づいたどんぐりが秋の深まりを教えてくれました。
さて、1年生の「造形基礎Ⅰ」という授業では、陶芸が始まりました。陶芸は、授業を担当されている学科長の近江先生の専門領域です。入門編として、土を好きな形に成形し、タイルを作りました。そして次は、陶芸用の粘土で丸いクッキーのような形を作り、ミミズのように細長く伸ばした粘土を作っていきます。最終的には、丸を土台にしてその周りを細長くした粘土でとぐろを巻くように囲い、それをどれだけ高く積み上げられるか挑戦します。
陶芸用の粘土は人肌に温められると、どんどん乾燥し、しわやひびが入りやすくなります。できるだけしわが入らないように伸ばしていかなければならないのですが、コツをつかむまでは細長くすることも難しいです。
細長い粘土は複数作り、巻いていく時につなげて、高さを出していきます。
出来上がったものは、乾燥させて焼きます。同時に作っていたタイルには釉薬を塗り、色を付けて焼きます。どんな作品が出来上がるか楽しみです。
(スタッフ:大塚)