映画学科

カプランオール監督のレクチャーが行われました!

先日11月10日、トルコを代表する監督の一人で、第30回東京国際映画祭コンペティション部門で新作『グレイン』が東京グランプリを受賞したばかりの、セミフ・カプランオール監督が高原校舎にお越し下さり、北小路隆志先生が聞き手となり、特別レクチャーが行われました。

映画学科学生と、学外からお越し下さった方々で、試写室はいっぱいになりました。

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トークの内容は、ここ10年以上のスパンで注目されているトルコ映画の現状の一端が垣間見れるもので、学生達にとっても大変刺激になりました。

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セミフ・カプランオール監督です。

カプランオール監督の「大学は専門家(プロ)を作る養成所のようになっているが、それだけでは刺激的な映画は生まれない、とりわけ監督は幅広いリソースを持つべきだ、自分も含め、国際的に注目を集める映画を作るトルコの監督たちは同時にプロデューサーでもあり、予算管理能力などもまた監督の力量の一端である。」という言葉が、とりわけ印象的でした。

そんな考え方から、カプランオール監督は、若い才能を生み出し伸ばすために出資もしているそうです。

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レクチャー最後に、記念撮影をしました! 

なお、今回のレクチャーは、前日に東京国際映画祭コンペ部門で彼の最新作『グレイン』が東京グランプリを受賞したばかりで、その余韻覚めやらぬ中でのトークとなりました。僭越ながら映画学科からお祝いの気持ちを込めて、花束を贈らせていただき、皆で記念撮影をさせていただきました。

カプランオール監督、どうも御目出度う御座いました。

高原校舎に来ていただき、貴重なお時間をどうもありがとうございました!

シネルフレ・ニュース記事「東京グランプリはトルコの名匠、セミフ・カプランオール感得の『グレイン』@第30回東京国際映画祭」 → http://cineref.com/festival/2017/11/tiff2017prize.html

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カプランオール監督と、北小路隆志先生です。

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