こども芸術学科

【授業紹介】石膏に、色と形を写し取ろう 石膏版画

今週に入って本格的に冷え込んできましたね。大学の紅葉にも深みが出てきました。

 

さて今回は、授業内に行った石膏版画をご紹介します。

石膏版画といっても、固まった石膏を削り、版を作るというものではなく、版に付けた色や模様を石膏に写し取る、という事を行いました。

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前回の授業では、段ボールや紐、プチプチなどを組み合わせ、接着して形を作り、できたものにラッカ―スプレーかけ、版を作りました。

そして今回はいよいよ、版に色を付け、そのあと石膏に写し取っていく作業を行います。

まずは、版に赤・黄・青の油絵の具で色をつけていきます。

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絵の具を塗り終わったら、版の上に石膏を流していきます。混ぜた時にどろどろっとした状態がベストですが、水分が多い場合、薄く広がって固まると折れやすくなるので、2回くらいに分けて石膏を流して、少し厚くするのがポイントです。

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石膏が固まったら、版をはがします。石膏に埋もれているので、はがすだけでも一苦労です。

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版をはがすと、版の色と形が石膏に移りきれいな模様を浮かび上がらせます。

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先生曰く、たくさん油絵の具をのせたからといってきれいに石膏に移るわけではないんだそうです。

石膏の配合にもポイントがあるのかもしれませんね。次はどんな素材が出てくるのか楽しみです!

 

                                    (スタッフ:大塚)

 

 

 

 

 

 

 

 

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