- 2018年11月2日
- 日常風景
福野泰介氏 特別授業
11/1の「スタートアップ概論Ⅱ」は株式会社jig.jpの福野泰介さんに「x IoT」をテーマに特別授業をしていただきました。
モバイル端末に特化したアプリケーションの企画・開発会社として設立された株式会社jig.jpは来週、クロステックデザインコースで研修旅行に行く福井県鯖江市が開発拠点。
鯖江市でのオープンデータの活用やIoTの取り組みなどを紹介していただきました。
福野さんは「一日一創」を掲げて、毎日必ず何かを創って公開しているそうです。
「役に立たないようなモノでも毎日創ることが大事」なのだそうで、そういう膨大なアイディアの中から面白いモノが出てくることがあるのだそうです。
この日もLEDで光るネクタイを締めていらっしゃいました。
講義の後は手のひらサイズのプログラミング専用パソコン「IchigoJam」にインターネット通信機能がついた「IchigoSoda」を使ったワークショップを行いました。
簡単なコマンドから始めて最後には対戦ゲームが出来上がりました。
普段の授業でもプログラミングはやるのですが、正直、苦手に思っている学生は少なからずいるようで…そんな学生たちも今回は楽しみながら取り組めたようです。
2020年度からは小学校でもプログラミング教育が必修化されますが、単にプログラミング言語を操るというよりは、コンピュータに限らず自分が意図したことを実現するために、何が必要で、どのような機能を組み合わせればいいのか、どう改善すれば効率的かといったことを論理的に考える力「プログラミング的思考力」を養うことが目的のようです。
なかなか奥が深いですね!
その後は困っていることをとにかくたくさん出し合って、京都造形芸術大学困っていることオープンデータを作り、その中のいくつかについて解決方法を考えてみました。
「困っている」ということは新しいモノ作りの種がそこにあるので、福野さんは困ることに遭遇すると「ラッキー」と思うそうです。
そういうちょっとした「困った」という感情を見過ごさないというのも流石ですね。
いよいよ来週は今回伺ったお話の現場・鯖江市への研修旅行です。
眼鏡だけではない鯖江への興味がグッと増しました!楽しみです!