『ネオ・テキスタイルII -産業資材と遊ぶ』

『ネオ・テキスタイルII -産業資材と遊ぶ』


●会期 2010年12月1日(水)−12月12日(日)
●会場 京都造形芸術大学 GALLERY RAKU
●開館時間 11時00分〜19時00分【最終日は17時00分まで】 / 会期中無休
●入場 無料
●展覧会概要 産業資材とは…
自動車資材、土木・建築資材、工業用資材、農林・水産資材などの、主に非衣料分野における繊維を使用した資材のこと。

先端産業資材からのアプローチ
本学染色テキスタイルの教員でもある作家5名が、今までテキスタイルアートで使われてこなかった最先端の「産業資材」に注目し、新たな表現の可能性へ挑みます。今回、NI帝人商事株式会社、泉工業株式会社にその素材提供をお願いしました。あらゆるテキスタイル作家にとっていまだ未知な領域である「産業資材」を扱うことで、テキスタイル表現の現在と未来を模索する試みです。

テキスタイルへの意志
本展は、去年夏に開催した「ネオ・テキスタイル」展の続編でもあります。前展第1部「テキスタイルのジレンマ」で、本学大学院生は<アート作品なのかクラフトなのか>というテキスタイル作品につきまとう問いと向き合いました。アートを志向する表現者にとって、この二者択一はアイデンティティの迷路へ誘う危険な問いでもあります。前展第2部「テキスタイルのあれこれ」で、テキスタイルの身近さと多様性を提示した本学教員でもある作家達が、第1部を経て強度を獲得した生徒へ強い挑発をしているようにみえるものが今回の「ネオ・テキスタイルII」展のテーマです。副題の「産業資材と遊ぶ」ということ、それはアート作品かクラフトかという問いを軽く飛び越え、テキスタイルにまつわるすべての境界線と恐れることなく戯れてみせる、という意志が感じられるものです。この真剣な「遊ぶ」姿勢によって切り開かれるテキスタイルの新たな展望と、とどまることなく常に前へ進もうとする表現者の情熱を、どうか楽しんで頂きたく思います。なお、産業資材開発者と作家を交えてのギャラリートークも予定しています。
●出展作家 大高 亨、高木 光司、久田 多恵、仁尾 敬二、八幡 はるみ
(以上、京都造形芸術大学 染織テキスタイル教員)
●関連企画 ギャラリートーク「産業資材とアートの接点」・レセプション
12月1日(水) 17:00〜19:00 入場無料
コーディネーター:成実 弘至 (本学ファッションデザインコース准教授)
パネラー:高寺 由和(NI帝人商事株式会社 産業営業企画部、技術G 課長)、福永 順(泉工業株式会社 専務取締役)、大高 亨(出展作家)