2019.11.29

【学園生特別割引あり】2020年2月22-23日 シャンカル・ヴェンカテーシュワラン『インディアン・ロープ・トリック』(演劇作品/世界初演)

学生 2500円

瓜生山学園生特別割引(要事前登録)2000円

KYOTO EXPERIMENT 2016『水の駅』(春秋座,2016)、『犯罪部族法』(studio21,2019)が話題を呼んだシャンカル・ヴェンカテーシュワランが、春秋座で再び新作を初演します!

公演情報はこちら(劇場ホームページ)

 

共同幻想は人をどこに連れて行くのだろうか

シャンカル・ヴェンカテーシュワランは、社会の制度が個の身体に深く作用し、それぞれの生きる姿勢、あり方を決定づける事に深く注意を払い続けている演出家である。過去、京都芸術劇場 春秋座で上演された『水の駅』(2016年)、studio21で上演された『犯罪部族法』(2019年)の2作品いずれもが、そうした彼の思想が作品を支えていた。
本新作では、古くより人々の幻想を掻き立てた「インディアン・ロープ・トリック」という魔術をめぐる物語がメタファー(たとえ)となる。多数の民族あるいは階層が存在する世界にあって、多数派は自らの支配のために物語、神話を作り出す。そこでは、時にただ一つの物語が真実として人々に語られ、それが繰り返されることで、それこそが「真実」となってゆく。
この出発点から、シャンカルは私達が生きる現在をどのように透かし見せてくれるだろうか。

【日時】
2020年2月22日(土)、23日(日・祝) 両日14時開演

【会場】
京都芸術劇場 春秋座 特別客席

【チケット一般発売日】
2019年12月11日(水)