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「花を植えて好きな庭をつくりたい」。そんな理由で入学してしまいました。だって、独学でやろうとしても全然うまくいかないんです、本当に。けっこう奥が深いんだな、と思って本学に通いはじめて、さらに幅も広いことに気づきました。もともと花が好きで、憧れはイングリッシュガーデン。日本庭園なんてまるで興味なくて、別モノだと思ってました。だけど先生や庭師の方から話を聞いて、よく眺めると「そうか、根っこは同じなんだ」と体感できて。思いがけない魅力に引きこまれました。他にも「農」や「都市」など、いろんな切り口から自然とヒトの関わりを学ぶうち、すこしずつ視野が広くなったようです。「庭」というものの意味や役割を、深く見つめることができました。
あと、もうひとつ、個人的な発見。卒業制作の計画地を「両親の家の庭」にしたことで、父や母が「家」や「暮らし」についてどう考えているか、初めて聞くことができました。ずっといっしょに暮らしてきたけど、こんな風に話し合うこと、なかったですね。私の庭は、私みたいに小さくて、プロもいる他の学生さんに比べると、規模もテーマも大きくない。だけど、この庭の先に広がる、自然や環境の大きさに気づくことができたから。私も、もうすこし大きく成長していける気がします。


























