ようこそアートの世界へ

高校生みなさんは大学や学科を選ぶ基準に「楽しそうだから」を中心に置いていませんか?もし、そうだとしたら少しデンジャラス(笑)。私達やみなさんを取り巻く環境や状況は目まぐるしい勢いで変化していますから、変化を追いかけることが大切だと思うのは当然です。
でも少し考えてみましょう。有名になったラグビーの五郎丸さんは奇妙な(変化)したポーズを取りますが、キックの瞬間はとてもオーソドックスだと思いませんか?実はアートの世界も同じ事が言えます。基本と呼ばれるオーソドックスな型や表現技法、そして理論化のプロセスには、洞窟で絵を描き始めた3万年も前から変わらない何かがあるのです。精神も身体も私達は変わるようで変わらないのです。
大学とは何でしょうか?大学こそが「変わらないもの」をしっかりと身につけることで、変化に柔軟な力をつける場所なのです。そして世界の人々が憧れる1200年間変わらぬ文化を生み出して来た京都が、実は先端的な企業を続々と生み出す風土でもあるのです。伝統をしっかりと踏まえて、革新的なアートを生み出したいと思うみなさんのチャレンジをお待ちしています。

椿昇 美術工芸学科・学科長

椿先生

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