舞台裏からコンニチハ!vol.62
皆様こんにちは。上田でございます。
冬が戻ったように京都は寒い日が続いています…。まだまだ厚手のコートはクリーニングに出せないみたいです。(涙)
4月20日に春秋座で行われた『寺内タケシとブルージーンズ・コンサート』。
2009年に開催したキャンパスコンサートから実に4年ぶり2回目の春秋座でのコンサートでした。
この日も寒かったのですが、外の寒さは忘れるほど会場は熱気に包まれていました!
寺内さんご一行が春秋座に到着された時、上田は寺内さんと握手をさせていただきました。両手でグッと握ってくださったその手は大きく厚く感じました。約70年ギターと共に過ごされた証でしょうか、とても感動しました。
最前列中央から見たステージ。
この正面にテリーが!ファンにはたまらない近さです!
舞台の両側に高く詰まれたスピーカー。迫力あります!
袖(主舞台の外側の舞台部のこと)から見たステージ。
ドラムセットが見えます。
写真を撮っていた上田の横ではドラマーさんがドラムの練習をされていました。
下手側の袖では、ギターの弦の張替えやチューニングがされていて興味津々。しかし作業の邪魔をしてはいけないと思いはやる気持ちを抑え舞台を後にしました。
本当はもっと見ていたかったのですよ~(ToT)
いざ開演!
ステージのセットの都合上、緞帳は上りっぱなしでした。そして颯爽と真っ白のスーツに身を包んだテリーが登場!(あえてテリーと呼ばせてください。)
御年72歳とは思えないギターテクニックに上田は仕事を忘れてステージに釘付けでした。
演奏の合間には「寺内―!」や「テリー!」といった声援や手拍子が飛び交い、観客の皆様の目がキラキラと輝いていました。
ラストは観客総立ちで大盛り上がり!「メンバーと観客が一体になった!」と感じました。
テリーもお客様も輝いていたぜ~!!(^▽^)/
次回、京都芸術劇場では今週末土曜日に『カルデロン』を開催します。
川村毅構成・演出により、パゾリーニ戯曲集に収められた全6作品を、初翻訳日本初演する企画の最終章です。
この機会をお見逃し無く!皆様のお越しをおまちしております。
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.61
節分が終わり、次の大イベントといえばバレンタインでしょうか??
今年も義理チョコのツチヤです。
さて、節分祭で賑わった京都でもう一つの賑わいをみせました『春秋座 能と狂言』!
毎年恒例となりました本企画。今年は、能「融」と狂言「磁石」を上演いたしました。
より深い作品理解に繋がる渡邊先生によるプレトークと、花道のある舞台での上演や服部基氏による照明の演出効果でこれぞ『春秋座 能と狂言』という贅沢な公演でありました!
プレトークの模様 撮影:清水俊洋
狂言「磁石」 撮影:清水俊洋
能「融」 撮影:清水俊洋
皆様からいただいたアンケートを拝見すると、普段よく能や狂言をご覧になっているお客様は普段とは違う新たな能と狂言の可能性を、初めて能と狂言を見たという若い学生さんはまた見たいという好奇心を、それぞれ発見する良い機会となったようで来年度への期待も高まります!!
5月24日(金)18時30分には
もございます。
どうぞお楽しみに!
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.60
どうも、前厄に突入いたしました、ツチヤです。
ちゃんと鬼は外、福は内をやり、恵方巻も黙々と食べましたので大丈夫でしょう!
さて、1月27日にありました第12回「演じる高校生」は無事に幕をおろしました。
遅くなりましたが、当日の様子を少しご紹介いたします。
ホワイエでは、『12年目(ひとまわり)記念企画』と題し、過去の出場校の上演をダイジェストで上映しました!
沢山の方が、足を止めてご覧くださいました。
先輩たちの演技を見つめる現役高校生や懐かしむ先生方、もちろん一般の方も「演じる高校生」の移り変わりを感じる良い機会となったようです。
また、「演じる高校生」を立ち上げた橘プロデューサーと当時、近畿高等学校演劇協議会委員長をつとめておられた吉田美彦先生の対談映像も上映し賑やかなホワイエとなりました。
こちらの対談ではいろんな秘話が登場しました!見逃してしまった方は、コチラからインタビュー記事がお読みいただけますので是非!
さて、2校の皆さんは少しも緊張を感じさせない堂々とした上演をされました。
精華高校『駱駝の溜息』は演劇部を舞台にした男子生徒たちがゆる~く奮闘する物語に対し、鶴見商業高校『ROCK U!』は女子生徒たちの激しい感情と葛藤の物語…
どちらも高校生にしか描けない世界を対極とも思える日常で春秋座の舞台に立ち上げてくれました。
私も遠い昔の高校生の頃を思い出したり…
さてさて、今回『12年目(ひとまわり)』ということでいくつか試みがありました。
それは、プレゼンター初登場!&「演じる高校生」の放課後トーク!
プレゼンターには、京都で演劇を学び出して12年目を迎え、若手演出家として注目の杉原邦生さんにお願いいたしました。
また、放課後トークにはご来場いただいた高校生で放課後トークに参加したいという方々にご応募いただき、その中から5名の方に出場校の皆さんと杉原さんと質問形式でお話いただきました!!
さらにチラシのモデルにもなってくれた昨年の出場した法隆寺国際高校の大西貴也くんもゲスト参加!彼の「“高校演劇”ってなんだと思いますか?」という質問には一同悩むもそれぞれの考えや答えがあり、それが同時に彼らの目標であったり創作スタイルであったりに直結した答えだったことを感じました。
プレゼンター杉原さん、出場いただいた皆さん、ご来場いただいた皆さん、放課後トークに応募くださった皆さんありがとうございました。
さあ、来年の第13回もきっと盛り上がるでしょう!
どうぞ宜しくお願いします!
余談ですが、プレゼンター・杉原邦生さんの演出作品KUNIO08『椅子』ファイナルは3月28日(木)~31日(日)にstudio21で上演いたしますー
こちらも、どうぞお楽しみに!!
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.59
皆様こんにちは。上田でございます。
紅葉も見ごろになり京都市内は多くの観光に来たお客様でにぎわっています。
先日の三連休の初日にミュージカル「ファンタスティックス」を開催しました。
たくさんのお客様にお越しいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、「ファンタスティックス」はもともと学生が学内で上演していた作品です。
なので、大掛かりな舞台装置はなく、舞台の中心にやぐらが組まれているだけのとてもシンプルなものでした。しかしやぐらは時には厚い壁に見えたり、時には広い世界に見えたり、様々な想像を膨らませてくれる空間になっていました。
演奏もピアノとハープで構成され、キャストの素敵な歌声がより近くに感じられたと思います。
私はエル・ガヨとマットのデュエット曲“I Can See It”で、宝田さんの低音と松岡さんの高音のハモリに思わず鳥肌が立ってしまいました。
ミュート役の本間さんは始終言葉を発することはありませんでしたが、存在感と演技に魅了された人も数多く。私もそのうちの一人です(^ω^)
どこか影のあるエル・ガヨの黒と赤の衣裳と、純粋なマットとルイザの真っ白な衣裳のコントラストがシンプルな舞台で一層映えていました。
上演中にファンの心をくすぐる嬉しいサプライズやプレゼントもあり、楽しい公演でした。
また1971年初演の貴重な写真をホワイエで展示しました。
お越し頂いたお客様の中には、初演の公演を観られた方もいらっしゃるかもしれませんね(^o^)
宝田明さんは“ダンディ”という言葉がぴったり!
背が高く、心に響く素敵な声で、気さくに私を下の名前で呼んで下さり、もう私は宝田さんにメロメロになってしまいました~(ハート)
しかもなんと上田は宝田さんのサインまで頂きました!
もう嬉しくて嬉しくて舞い上がってしました~!
ルイザじゃなくても好きになってしまいますよ!
毛筆でわざわざ書いて下さいました!
うれしい言葉も添えていただき、我が家の家宝にします!!(泣)
「ファンタスティックス」も残すところ九州、岐阜、東京公演となりました。
ミュージカルが好きな方、ミュージカルを観たことが方、何回も観られている方、世界中で愛されているミュージカル「ファンタスティックス」を是非是非ご覧下さいませ~!
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.58
制作助手のツカモトです。
紅葉がとてもきれいだった先週末の京都で
インバル・ピント & アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニーの
『Gold Fish / ゴールドフィッシュ』が開催されました。
一日中雨の降るなか多くの方(たくさんのお子様含む)ご来場いただいたきました!
本当にありがとうございます!!
昼・夜公演ともアフタートークがおこなれました。
彼の「強い政治的メッセージを込めて、意見を押し付けることはしたくない。
人は押し付けられると逃げたくなるから。お客さんが自分で選んで
考えられるスペースを与えてなにかを感じて欲しい」という言葉に感動しました。
撮影:清水俊洋
おとなりは出演者であり、アヴシャロムさんのお父さんの
ヨッシー・ポラック氏。
そして、全ての公演が終了したあと、
女性陣が不思議な写真撮影会をしていました。
今回空港へ迎えに行ったり、ちょこちょこ通訳もさせていただき
彼らと時間を過ごして何度も思ったのは、
いつも本当に楽しそうだということ。
長いフライトの後でも公演の合間でも
笑いが絶えないカンパニーでした!!
最後にポスターにサインをいただきました。
こちらはアヴシャロムさん。
本当に素晴らしい時間をいただきました。
彼らはこのあとも世田谷パブリックシアターとまつもと市民芸術館
で公演をおこないますのでお近くの方は是非!
次回のセンター主催公演は今週金曜日11/23の『ファンタスティックス』です。
ご期待ください!!
ツカモト
舞台裏からコンニチハ!vol.57
ツチヤです。
先週末は池田亮司さん『datamatics [ver.2.0]』と昨日アーティスト・トークを終え、本日は授業とフル活動中の劇場です。
さて、今日は先々週行われたオータムコンサート2日目の「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」のご報告。
『datamatics [ver.2.0]』を期待していた方、ごめんなさい~もう少しお待ちを。
さてさて、今更と思わずにどうぞ、お付き合いください。
10月14日に開催いたしました「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」。
ハンガリーから、ヴァイオリンのスーパーテクニックを持つラースロ・ベルキと、
彼が国中から集めた選りすぐりの奏者で結成された楽団が京都にやってきました。
劇場到着後、お出迎えに行くと、瓜生山の竹林を珍しそうに見つめる一同。
なんと、ハンガリーには竹がないのだそうです。
さて、日本ツアーとして別箇所でもコンサートをしてきた彼らですが、春秋座のみ、ダンサーとの共演がありました。舞台で相談しながら調整されていました。
楽器を準備するのも、音と踊りを合わせるのもサラリとこなされていました。
女性ダンサーのエメシェさんはお美しく!スタイルも抜群!さらに日本語も堪能!
同じ女性でも惚れ惚れ…そして、男性ダンサーのアティッラさんは奥様が日本人ということで日本でも何度か指導や公演をされていらっしゃいました。
さらに、私たちにも手作りのハンガリーのお菓子をくださいました!
アティッラさんの奥様で愛知県ハンガリー友好協会の理事もされている大塚奈美さんが
ご準備くださりホワイエでは東欧の雑貨を販売。
こちらも演奏とともに皆さんにご好評いただきました。
ハンガリーはこれからの時期、とくにクリスマスに行くと楽しいそうです。
そしたら、どこかから楽団の皆さんの演奏も聞こえてくるかも…
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.56
制作助手のツカモトです。
先日チラッと日帰旅行に行ってまいりました。
抜けるような青空と海を望むドライブは最高!
忙しい時ほど普段のルーティーンではないことすると
リフレッシュできますね。
普段と違うことといえば、今週末開催された、
「ミュージカルに乾杯」鈴木ほのか&安崎求DUOコンサート
ではツカモト衣装の早替えのお手伝いをいたしました!
といっても、二部のほんの少しだったのですが、、、。
今は制作をしていて衣装のお手伝いなんて数年ぶりで、
稽古中から本当に緊張してしまって、
アクセサリーを変えたりするのをお手伝いするとき、
あせって手がぷるぷるしてしまいました!
しかし、ほのかさんが「ゆっくり、落ち着いて」と声をかけてくださると
不思議と手の震えがピタッととまり、落ち着いて作業できました!
なんというか、言霊といいますか、
本当に普段から多くの人に感動を与えている人の言葉って
こんなにもパワフルなのか!!と衝撃的でした。
そして、何かあったときのためにずっと舞台袖に待機していたのですが、
真横からの特等席で鈴木ほのかさんと安崎求さん、
ピアニストの柿本真彩子さんが繰り広げる
めくるめく素晴らしい歌と音楽の数々、
お客様の拍手や笑い声を見て、聞くことができ
素晴らしい体験でした。
そして、公演が終わった後も笑顔で
劇場のスタッフにご丁寧にあいさつしてくださりました!
本当に帰ってしまわれるのが名残惜しかったです。
でもまた、素晴らしい歌声に再開できることを期待して!
写真は皆さんがお帰りになる際にパチリ。
(暗かったため少しブレてしまっていてごめんなさい!)
プロデューサー、制作担当みんなでお見送りです。
ほんとうにありがとうございました!
次回公演は今週末土曜日、KYOTO EXPERIMET2012の公式プログラムである
池田亮司さんの『datamatics [ver.2.0]』です。
ミュージカルとはひとまた違った、映像と音の公演です。
お見逃しなく!
ツカモト
舞台裏からコンニチハ!vol.55
こんにちは。管理のくらはしです。
ずいぶんご無沙汰になっておりました。
今年は昨年より暑さが厳しい夏だったと思いますが、皆様素敵な夏でしたでしょうか。
朝夕は少し穏やかな風も吹いて、秋に向かっておりますね。
さて、春秋座は久しぶりに歌舞伎の公演『松竹大歌舞伎』を無事に終えました。
お越しくださった皆様、ありがとうございました。
8月頃から、じわじわと近づいてくる歌舞伎の足音に、スタッフ一同が久しぶりの緊張感に見舞われていました。
もちろん私もです。
でも、不思議とわくわく感もあって。
あれよあれよと、あっという間に公演前日。
この日は、頭取にお越しいただき、楽屋の準備です!
相棒・井川さんと前々日から少し細かいお掃除をしてできるだけきれいな空間にお迎えしようと努力するも、座布団を干す予定の前日に大雨に降られたり、今回ものっけから波乱万丈。
そして、頭取の依頼で、楽屋へ上敷を全面張り!
汗だくの中、がんばりました!
上敷はいろんな場所に対応できるように、まちまちの大きさなので、広げて、ああでもないこうでもない、こっちの向きがいいだのなんだと。
張り終えたら、ぞうきんで水拭き。
完成した時の達成感っていったら!
いや、この上敷準備の作業、正直しんどいんですね。・・・それを全面という。
たるみを伸ばさないと、上敷のへりの部分は留めておかないと躓くし、きれいにしておかないと、衣装が汚れてしまうので、必ず水拭きをしています。
でも、実は結構すきだったりします。
終えてみてそのことを感じました。
当日は朝から搬入と仕込み本番は昼夜の2回。
12:30の1回目に向けて急ピッチで準備を行いました。
私もお客様を迎えるにあたり、最終確認。
学校の中にある劇場。この日は平日ということもあり、学校は通常営業!
学内を歩きまわる中で、いろんな方に「今日は忙しいね。」「順調?」などとお声を掛けていただきました。
こんなに周りの方にもお気遣いいただいているのは、本当にあたたかく有難いことだなと思いました。
実際、劇場が建物の奥にあるということでわかりづらく、インフォメーションではよく対応していただいているし、きっと学内を歩く職員の方は、春秋座への道を尋ねられて、案内してくださった人もいると思います。
また出演者のタクシー対応には警備さんもお手伝いしてもらっていたりと学内の方にも助けていただきなら、劇場を運営しているのだなとつくづく思いました。
学生のフロントスタッフが案内を行うこともそうですが、学内で支えられてるというのも春秋座の特徴と言えます。
そんな感じで、嵐のようではありましたが、無事に公演が終わりました。
秋はまだまだこれからです。
春秋座は10月に秋にぴったりなコンサートが待ち構えています!
人気のシリーズ『ミュージカルに乾杯♪鈴木ほのか&安崎求DUOコンサート』と『ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー』で、楽しい秋の時間を過ごしに来られませんか?
くらはし
舞台裏からコンニチハ!vol.54
カテゴリー : 舞台裏レポート
祇園祭もいよいよ、本日24日の花傘巡行・環幸祭をもって終了。京都の夏も最高潮に向けてじりじりとその暑さを増しております。
皆さま、くれぐれも熱中症にはご注意下さい!
水分補給・休憩をこまめになさって下さいね。
先日は待望の「マラルメ・プロジェクトⅢ『イジチュール』の夜へ」が上演されました。
お越しいただきました皆さま、ご来場有難うございました。
このシリーズが一回目の上演より、春秋座に勤めさせていただいておりますが、難解なマラルメの世界を様々な表現者・研究者が結集し舞台化する。最初は、どのようになるのか想像もつきませんでした。けれど、実際に上演を拝見してみれば、それぞれの世界が侵略することもなく、共存してまさしくマラルメの「詩」が活き活きと私達の眼前に立ち上がっていました!!!
劇場スタッフとして、仕込から終了後の片付けまで、常にその進行を見届けている訳ですが、出来上がりのプロセスの中で魔法のようなものがかかる一瞬があります。その瞬間、舞台が「命」を持って鼓動をし始めるのです。ただ、まだまだその謎は、私の中で解明されずにおり今回の公演でも知ることは出来ませんでした。
マラルメ・プロジェクトⅢ以後、センター主催公演は少しの間お休みとなります。
7月下旬は、劇場のスタッフ一同で日頃手の届かない部分を清掃したり、メンテナンスを行ったり致します。
また、皆さまにお会い出来る日を心待ちにして。隅々までピカピカにしたいと思います!
井川
舞台裏からコンニチハ!vol.53
こんにちは。管理のくらはしです。
いよいよ梅雨入りで、土曜日もすっきりしない空模様でした。
しかしながら、春秋座は『組踊』公演の三線の音色に、梅雨の晴れ間をみせてくれたようなすがすがしい空間になりました。
独特の三線の旋律に、いざなわれて、沖縄のさわやかな沖縄の青空、心地よく通る風、見つめる先には、透き通る海。そこを走り回る日焼けした男の子。
・・・男の子??
と、今回の演目『女物狂』には子役さんも出演があり、そのためにかわいらしいお三方が来て下さいました!
もう春秋座の女性陣はこの子たちに、メロメロでした。
興味津々で、劇場のロビーで走り回って、転げて、転んでいるのに、大笑いで、かわいい子たち。
こちらは、お客様にお渡しするチラシの挟み込み作業をおもしろがって、お手伝いしてくれた様子です。
でも、一度舞台に上がれば、真剣に取り組む姿勢にはっとさせられました。
開場まで、入念に確認してお稽古する姿です。
沖縄、琉球王国時代より続く貴重なこの琉球芸能を受け継ぐ若い力があることが心強いなと思えます。
この子たちにも希望が託されています。
くらはし