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2018.09.28

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第9回 Dフォーラム

「デザインを育てる場のあり方 ー土地の力を引き出すデザインー」

2018. 10/18 (木)

18:00

20:00

瓜生山キャンパス ギャルリ・オーブ

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梅原真流、ユタカサ創りから新たな価値を学ぶトークイベント

京都造形芸術大学では、デザイン系5学科(情報デザイン学科・空間演出デザイン学科・環境デザイン学科・プロダクトデザイン学科・キャラクターデザイン学科)が中心となり、「ロングライフデザイン」をテーマとした教育プログラムを展開しています。
「Dフォーラム」はその一環として継続的に開催されているトークイベントで、今回で9回を数えます。
今回のゲスト講師は、高知を拠点に一次産業とデザインの相乗効果で地域の魅力を発信する梅原真氏。
第一部を梅原氏の講演、第二部を本学情報デザイン学科服部滋樹教授との対談とし、ローカルから生まれる価値とその伝え方について学びます。

本フォーラムは一般の聴講も可能(申込不要・無料)です。
みなさまのご来場をお待ちしています。

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※以下フライヤーより転載

ローカルが豊かでなければ、その国はユタカではない。
ユタカさは、その国のローカルの風景を見ればすぐにわかる。
それぞれのローカルがしっかりとその土地の良さ、悪さを個性として
生きていくことをデザインしたい。
デザインは、「社会モンダイの解決ソフト」であると考える。
漁師さんとデザイナー。お百姓さんとデザイナー。
こんなミスマッチから新しい価値が生まれる。
土地の力を引き出し、生業のスイッチを入れたい。
生業が生まれれば、その風景は持続する。
その風景がそこにあるのは、ユタカな証拠だ。
土佐は、経済47番目のユタカな国だ。
マラソンで言えば、シンガリランナーだが、シンガリからは、
この社会の行方がしっかり見えている。
その場所から「ナニガユタカナコトナノカ」のデザインをしていきたい
……彼のデザインに向かうこの姿勢から
多くのユタカな作品(プロダクツ)が生まれている。
気づき、生み出し、育てる 
梅原流のユタカサ創りから新たな価値を学ぼう!

●講師プロフィール
梅原真(うめばら・まこと)
デザイナー。高知市生まれ。放送局の美術スタッフとして勤務後、1980 年よりフリーランス。
高知というローカルに拠点を置き「一次産業× デザイン=風景」という方程式で活動する。
かつおを藁で焼く「一本釣り・藁焼きたたき」。柚子しかない村から「ポン酢醤油・ゆずの村」。
荒れ果てた栗の山から「しまんと地栗」。世界中どこにでもある新聞から「しまんと新聞ばっぐ」。
高知県の森林率84%をおもしろがる「84 はちよんプロジェクト」。
離島、海士町のアイデンティティ「ないものはない」。
そして砂浜しかない町に「砂浜美術館」のプロデュース。
「土地の力を引き出すデザイン」で2016 毎日デザイン賞・特別賞受賞。

●開催概要
第9 回京都造形芸術大学Dフォーラム
講師:梅原真 梅原デザイン事務所主宰 武蔵野美術大学客員教授
日時:2018 年10 月18 日│木│18:00 – 20:00
場所:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ

聴講自由
費用 無料
定員 300
申込方法 不要
主催 京都造形芸術大学
お問合せ 教学支援三課:075-791-8207
関連教員 植松豊行・時岡英互・廻はるよ・服部滋樹・丸井栄二・小岩佐忠・石鍋大輔
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