SDGs推進室

SDGs推進室 学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学では、下記の目標の達成に向けて2019年4月1日よりSDGs推進室を立ち上げました。

SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

2015年9月の国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」において記載されている2016年から2030年までの国際目標。地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットからその目標は構成されています。

SDGsとは?(外務省ホームページ)

設立の趣旨 − 本学の建学の理念とSDGsの共通性について

本学は、私学の本質である建学の理念に『京都文藝復興』『藝術立国』を掲げ、開学以来芸術を学ぶことを通じて真の教養ある市民を育成し、その志によって世界の恒久平和に寄与することを目指して取り組んできました。
その『京都文藝復興』では、下記のように述べています。

いまや、世代や人種、国境を越えて、
心あるすべての人々と共に、
真実を求め、理想を語り合い、希望を育む土壌となるべき、
新たな大学像をこそ、構築しなければならない。

東洋の思想と叡智を基調とする、
人間精神復興の壮大な実験と冒険に挑む勇気と、
芸術文化探求への絶えることなき研鑽が、
人類を希望ある未来へと導くことを信じ、
学問と宗教、芸術と文化の都、
この京都の地から発する文芸復興の鼓動が、
日本の魂を静かに深く揺り動かすことを願って、
ここに新たな出発を誓う。

『京都文藝復興』より抜粋)

同じく『藝術立国』では、下記のように述べています。

地球は有限であるという認識を基盤に、芸術と文化による人間精神の復興と世界平和をめざす新たな運動こそ、
我々が提唱する-文藝復興-の運動なのです。

芸術とは何か。
芸術は戦争を抑止できるか。
芸術は地球上から貧困を根絶する力になるか。
芸術は人類の新たな救世主たりえるか。

『藝術立国』より抜粋)

上記の通り、本学が開学以来芸術教育を通じて取り組んできたことは、持続可能な開発目標(SDGs)の諸目標とターゲットが目指す、人間、豊かさ、地球、平和、パートナーシップという極めて重要な分野においての問いの提起や課題解決に他なりません。
急変する地球環境や社会環境の中で、すべての人に普遍的に適用されるこれらの新たな目標に達成に向けて、本学も世代や人種、国境、分野、領域を越えて、心あるすべての人々と共に行動すべきであると考えています。

アクションプラン ― 京都造形芸術大学SDGs推進室の行動計画

  1. 本学園の学生、教職員、関係者への建学の理念とSDGsへの理解の浸透
  2. 本学園におけるSDGsの優先課題の決定と目標の設定
  3. SDGsの可視化と発信 ―「具体的に何をしたら良いのか分からない」人へ、気づきの機会を提供
  4. 芸術および教育の視点からSDGsの社会実装
  5. 学外の企業、自治体、各種機関とパートナーシップを結び、SDGsを共通言語にした課題解決の共創

ご挨拶

京都造形芸術大学SDGs推進室
室長 田中 朋清

京都造形芸術大学SDGs推進室は、我が国が平成から令和への大きな節目を迎えた本年4月1日、本学の建学の精神に高らかに謳われている京都文藝復興による世界平和の実現を実践することを目的として、新たに設置されました。

私たちの推進室の名称である「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」とは、平成28(2015)年の9月25日~27日、ニューヨーク国連本部において開催された「国連持続可能な開発サミット」において、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」のことです。この目標は、人間、地球及び繁栄のための行動計画としての宣言並びに17の目標と169のターゲットから構成されており、国連に加盟する193のすべての国は、全会一致で採択したこのアジェンダをもとに、令和12(2030)年までに、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための諸目標を達成すべく力を尽くすとともに、地球上の「誰一人取り残さないことを誓う」ことが前文に明記されています。

しかし、 昨年7月にSDGsの進捗状況並びに課題解決に向けて話し合われた「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム」の報告書にも示されているように、現在の進捗速度のままでは目標の達成が困難です。その解決のためには、各国とステークホルダーがあらゆるレベルで直ちに行動を加速することが必要です。さらに、全ての目標とターゲットは統合され不可分のものであり、相互に関連していることを認識する統合的アプローチが必要であると考えられています。

今後、私たちSDGs推進室は、「場」としての大学が本来持っている力、すなわち、持続可能な開発の三側面とされる経済、社会及び環境の三側面を調和させることのできる力を活かして活動してまいります。国際連合諸機関をはじめ、あらゆる産学公民文の諸アクターはもちろんのこと、本学の学内においても、文明哲学研究所や産学公連携本部、リベラルアーツイノベーションセンター&ラボとの緊密な連携に基づく総合的アプローチの機会を創出いたします。日本の文化藝術の伝統的価値観に根本的に内在する考え方である、自然との共生や、文化的・宗教的寛容性などに垣間見ることができる『和の精神』に基づいて、『人間相互の敬愛と信頼に基づく持続可能な世界の恒久平和』という価値観を国際社会において構築することを目的とした諸事業に、積極的に取り組んでまいります。

田中 朋清(たなか ともきよ)
田中 朋清(たなか ともきよ)

石清水八幡宮権宮司。国連の友SDGs文化推進委員会。一般財団法人石清水なつかしい未来創造事業団理事長。お茶の京都DMO一般社団法人京都山城地域振興社取締役。大阪府淀川沿川まちづくリプラットフォーム委員。京都府八幡警察署協議会会長。京都府地域で輝く女性応援会議委員。京都産業大学日本文化研究所客員研究員。京都大学こころの未来研究センター研究員。公益財団法人ボーイ・スカウト日本連盟宗教代表者。一般社団法人日本国際文化協会顧問。世界連邦日本宗教委員会事務局長。神社本庁参与。

私立大学研究ブランディング事業

京都造形芸術大学 創立者 徳山詳直の思い出・エピソード