芸術教育を社会実装する大学 芸術教育を社会実装する大学

京都造形芸術大学は、開学の哲学(理念)として、「藝術立国」「京都文藝復興」を掲げ、
「社会の変革に役立てる人材の育成」を教育目標に掲げています。
その本学が取り組んでいるのが、「芸術教育の社会実装」です。

芸術教育の社会実装とは、
(1)本質を見抜く観察力を持って社会の抱える課題を把握する。
(2)人々の幸福な体験価値を提供するアイディアを考案する。
(3)アイディアを早期に具現化する。
(4)社会に公開し評価を得る。
(5)フィードバックをもとに改善を繰り返しアウトプットの質を高める。

この5つのプロセスを学びの中で繰り返し。
自ら社会の課題を発見し、その解決に取り組むことを重視し、
さまざまな教育プログラムを展開させています。

企業や自治体が抱える課題を、アート・デザインの力で解決する。

企業や自治体が抱える課題をアート・デザインの力で解決するプログラム。「クライアントのニーズをとらえ、課題を発見し、リサーチする」という一連の流れの中でものづくりを実践。商品開発から、まちづくりまで多様なプロジェクトに学科や学年を越えたチームで対応します。
*文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)認定

世界基準の工房で、トップクリエイターと共に制作する。

現代美術家 ヤノベケンジがディレクターを務める世界基準の工房ULTRA FACTORY。「想像しうるものはすべて実現可能」と宣言し、あらゆる機械・工具や技術スタッフをそろえ、金属加工・樹脂成型・木材加工が自在に。第一線で活躍するアーティスト・クリエイターと共に制作するプロジェクト型実践授業を展開しています。

13学科の専門性を活かし、課題解決へと結びつける。

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。通学課程・通信教育課程それぞれの学科は専門性を持ち、溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。学科プロジェクトではそれぞれの専門性を活かし、社会・企業が抱える課題の解決を行います。

プロのスタッフ、キャストと学生が協働して全国公開映画を制作

「北白川派」とは、京都造形芸術大学映画学科が一丸となり、その全機能を駆使しながら、プロと学生が共同で映画を完成させ劇場公開するプロジェクト。
第二弾作品からは配給・宣伝にも学生が参加。第三弾作品『カミハテ商店』は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ)コンペティション部門出品、 アルマティ国際映画祭(カザフスタン)最優秀作品賞を受賞する快挙を成し遂げた。

コンテンツ産業を学内に持ち込み、ビジネス視点を身につける

アニメショップ「アニメイト」のグループ中核企業 株式会社ムービックとの連携プロジェクト。メガヒットを記録するマンガなどの一つのコンテンツ(ワンソース)が、アニメーションや映画、ゲーム、玩具など複数の分野(マルチユース)にまたがって世の中に展開される現場を学内に持ち込みます。学生たちは「作り手」「伝え手」「売り手」をワンストップで経験し、コンテンツ産業におけるビジネス視点を身につけます。

「伝統文化イノベーション研究センター」は、①伝統文化のアーカイブと発信、
②イノベーションの創出(アイディア→試作→製品化)を推進する。

「伝統文化」とは、単に「ある」のではなく、先人が歩んできた道や、遺して行こうとする弛み無い営為があって、はじめて我々現代に生きる人間は接することができる。さらに、単に古儀を墨守してきたわけではなく、それぞれの時代に合わせて、必要に応じて変化しながら受け継がれてきたもの伝統文化を生み出してきたもの。
「イノベーション」とは、新しいものを生産する、あるいは既存のものを新しい方法で生産することであり、生産とはものや力を結合することと定義される(『経済発展の理論』Schumpeter)。 伝統文化には、必ず生み出された瞬間があり、また優れた普遍的な価値観を持つ文化として消化させたクリエイターたちは、常にその時代の最先端の文化を創造していた。 「伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)」では、上記を具現化するために、①伝統文化のアーカイブと発信、②イノベーションの創出(アイディア→試作→製品化)を推進する。
(参考文献:茶道教養講座①『伝統文化』/野村朋弘/淡交社)
*平成29年度 文部科学省私立大学研究ブランディング事業タイプA 採択事業

活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に貢献する

京都造形芸術大学はこれまで地元京都を始めとして、青森市、小豆島(香川県)、海士町・松江市(島根県)など様々な地域社会と協力し、連携を進めてきました。今後、人口減少・少子高齢化が進展する地域の課題に適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に貢献するため、アート・デザインの力で課題解決を行います。