歴史遺産学科

イベント

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2019年5月21日  イベント

1回生日帰り研修旅行「比叡山延暦寺」

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

5月に入り、気温が高く蒸し暑い日が増えてきましたね。

 

 

さて、今回は先日行われた1回生の日帰り研修旅行についてお届けいたします!

 

今年度、歴史遺産学科は40名の新入生を迎えました。

1回生と教職員との親睦を深め、また、フィールドワークの楽しさを知ってもらう機会として、

421日(日)に比叡山延暦寺にフィールドワークに行きました。

 

 

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まずケーブル八瀬駅前に集合し、ケーブルカーとロープウェーに乗って山頂を目指します。

この日はお天気にも恵まれ、入学後初めてのフィールドワークに学生たちの表情も活き活きとしていました!

 

 

比叡山延暦寺は、平安時代初期の僧である最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院で、

1994年にユネスコ世界文化遺産に登録された「古都京都の文化財」を構成する資産の一つです。

山内は東塔、西塔、横川の3つに区分されています。今回はそのうち、東塔と西塔を見学しました。

 

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山頂に到着後、東塔へ。向かう道中にも、観察するポイントがたくさんあります。

 

 

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五輪塔の型式等について熱心に調べ、記録している学生も。

 

 

形態や材料、技法、装飾などの調査から年代的な変遷をたどっていく「型式学」という研究法が

考古学においてあるというお話を聞き、ただ「見る」だけでなく、

どのような観点から見ていくのかについても学びました。

 

 

 

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そして東塔に到着です。

東塔は最澄が延暦寺を開いた場所であり、総本堂根本中堂をはじめ各宗各派の宗祖を祀っている大講堂、

先祖回向のお堂である阿弥陀堂など重要な堂宇が集まっています。

 

 

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阿弥陀堂

 

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戒壇院

 

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大講堂

 

 

 

そして根本中堂です。

現在、根本中堂の改修が行われており、その様子を見学することができました。

 

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変遷と見どころについてや先生の解説を聞き、いざ中へ。

屋根の葺き替えの様子を見学しました。

 

 

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なかなか見ることの出来ない貴重な体験に学生たちも興味津々の様子でした!

 

 

その後、延暦寺に伝わる仏像、仏画、書籍などの文化財が保管されている「国宝殿」を見学し、西塔へ向かいます。

 

 

 

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山王院

 

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浄土院

 

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常行堂・法華堂

 

こちらは修行のお堂です。ここでどのような修行が行われているのか等についての解説を聞き、

仏教修行の厳しさについて学びました。

 

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釈迦堂

 

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歴史的な背景を学び、また、建物の構造についても学びます。

お話を聞いたうえで、実際に自分の目で見て感じ取ることが出来るのがフィールドワークの醍醐味ですね。

 

 

 

そして最後に、気づいたことや学んだことについてグループで話し合い、発表します。

 

 

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それぞれのグループによって着目点や気づきの内容が違い、みんなで共有することによって

自分達にはなかった発見がたくさんあったようで、とても充実した1日となりました。

そして最後に先生方より総評をいただきました。

 

 

 

今後も「フィールドワークⅠ」の授業で、京都の遺跡や社寺、博物館など実地に訪れます。

自分の目で見て調べたことや考えたことをまとめ、伝える機会はたくさんありますので、

とても良い機会となったのではないでしょうか。

1回生のみなさん、お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

 

最後に大切なお知らせ

——-6月9日(日)1日体験入学オープンキャンパスが開催されます!———-

 

「体験入学」とあるとおり、歴史遺産学科の授業を実際に体験していただけます!

今回はフィールドワークで「京都御所」を実際に訪れ、京都の歴史や文化財の保存修復について学びましょう。

体験授業は午前と午後で1日最大2コースの授業を受けることが出来ますので、ご興味のある方、ぜひお申込みください!

 

 

申し込み方法などの詳細はこちら

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2019年5月14日  イベント

春のOCレポート!【歴史遺産学科】

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

 

4月27日(土)、28日(日)に今年度初めての春のオープンキャンパスが開催されました!

2日間、たくさんの方がお越しくださり、大盛況でした!

今回はその様子についてご紹介いたします。

 

 

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歴史遺産学科のブースでは、「陶芸の名品をつなぎ合わせて復元しよう」、

「世界最古の記録方法である拓本の体験」、「挽き抹茶自手前」などの3つのワークショップと

教員相談コーナー、実演コーナーを設けました。

 

 

 

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「陶芸の名品をつなぎ合わせて復元しよう」ワークショップでは、

「遺物の接合」と呼ばれる考古学の仕事のひとつを体験するもので、生活資料の保存修復がご専門の

伊達仁美先生のご指導で、似ているパーツを集めつなぎ合わせていきました。

 

 

 

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「世界最古の記録方法である拓本の体験」ワークショップでは、

考古学・文化的景観がご専門の杉本宏先生や、中世仏教史がご専門の坪井剛先生のご指導で、

古銭の実物を用いて写真でも読み取れない凹凸を和紙に記録する体験を行いました。

 

 

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5

 

「挽き抹茶自手前」ワークショップでは石製の茶臼で抹茶を挽く体験と、

挽きたての抹茶を自ら点てて、味わっていただきました。

お茶の歴史は800年と長く、現在ではまちづくりの一環としても盛んに取り入れられています。

現在まで受け継がれてきた歴史をどのように伝えていくのか、ということについても

歴史遺産学科では考え、学んでいきます。

 

 

 

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学生作品としては、昨年の3回生の演習授業で制作した「風神雷神図屏風のレリーフ」の展示を行いました。

これまでは伎楽面、雅楽面、能面といったお面を「脱活乾漆」という技法により復元制作してきましたが、

新たな試みとして脱活乾漆の技法を用いて、風神雷神図屏風の半立体化制作に取り組み、

その成果をみなさんにご覧いただきました。

 

 

 

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相談コーナーでは、学科長の仲隆裕先生はじめ、専任教員が高校生のみなさんと

歴史遺産学科とはどんなことが学べるのか?学科の特色は?などじっくりお話しました。

 

 

 

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学生スタッフはワークショップのレクチャーをしながら、学生生活や大学での学びについて

高校生のみなさんに紹介いたしました。とっても話がはずみ、楽しそうでしたね。

 

 

 

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大学院生も古文書の修復を実演してくれました。修復に興味のある高校生のみなさんが、手元をじっくり観察しつつ、

装こう文化財がご専門の大林賢太郎先生のお話を熱心に聞いている姿が印象的でした。

 

 

 

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また、文化財科学ご専門の増渕麻里耶先生と、金属の分析について実際に分析結果を見ながら、

金属の種類についてや研究について熱心にお話を聞いている方も。

 

 

 

歴史遺産学科のブースにお越しくださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

次回のオープンキャンパスは6月9日()1日体験入学オープンキャンパスです!

「体験入学」とあるとおり、歴史遺産学科の授業を実際に体験していただけます。

今回はフィールドワークで京都御所を実際に訪れ、京都の歴史や文化財の保存修復について学びましょう。

体験授業は午前と午後で1日最大2コースの授業を受けることが出来ますので、ご興味のある方、ぜひお申込みください!

 

お申し込みはこちらから!

 

 

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2019年2月26日  イベント

【卒論発表会・卒業展】ありがとうございました!

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

暦の上では春を迎えていますが、まだまだ寒い日が続きますね。

暖かくなる日が待ち遠しいものです。

 

 

さて、29()17()に卒業展が開催されました!

そして210()11(月祝)には卒業論文発表会が開催され、在学生や卒業生、保護者の方、

たくさんの方がお越しくださいました。

 

 

210()に歴史文化領域、11(月祝)に文化財保存修復領域の学生が発表しました。

 

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発表10分、質疑応答5分の1人計15分の発表のなかで自分が行ってきた研究を簡潔にまとめ、

かつ分かりやすく人に伝えなければいけません。

 

「限られた時間の中で自分のやってきたこと、考えや伝えたいことを簡潔に伝える力は

社会に出ても必要になってきます。」という先生の講評の言葉にもあったように、

学生たちは身を以ってこのことを感じたことと思います。

また、「発表をもっと聞いていたかったです」という先生の言葉も印象的で、充実した発表会となりました。

 

 

 

 

 

卒業展では、研究成果について展示発表しました。

展示コンセプト、レイアウト等全員で案を出し合い、準備を進めました。

今年の展示コンセプトは「川」です。日々流れるように時を刻むというキーワードから、

「歴史遺産とは、過去の人々の営みを知り、現在と未来を考えること」という言葉を念頭に置き、

それぞれの研究について展示で表現しました。

 

 

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個々の研究テーマも多種多様です。

 

 

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「京町屋の保存活用の問題」について様々な町屋を調査した研究や、

 

 

 

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正倉院に伝わる染色品の技法について復元を試みた研究も。

 

 

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また、様々な水族館の展示手法や工夫点をまとめ、水族館が持つ機能について考察した学生も。

展示では研究ノートも自由に閲覧できるようにしていたり、どのように研究を進めたのかについて

知れる工夫もされていました。

 

 

 

 

 

 

4回生の皆さんは、卒業論文発表会、卒業展を経てまた次のステップへ進んでいきます。

4年間での学び、経験を活かして今後も頑張っていってほしいです。

 

 

 

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ご覧いただきましたみなさまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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2018年11月30日  イベント

第4回 歴史研究クラブ「紙漉き技術に挑戦-装飾料紙を作ろう!-」

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

 

今回は、1117()に開催された第4回歴史研究クラブの様子についてご紹介いたします。

今年度最後の歴史研究クラブとなる今回は「紙漉き技術に挑戦-装飾料紙を作ろう!-」というテーマのもと、

色鮮やかな装飾料紙制作を行ないました。

 

 

 

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まずはじめに、ご担当の大林先生より、装飾料紙についてのお話を聞きます。

 

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「装飾料紙」とは、手紙や書物に施される装飾のことで、平安時代から現代にいたるまで、

多様な技法で作られた装飾料紙が様々な作品を美しく飾ってきました。

装飾を施す対象物は冊子や径巻(きょうかん)など様々で、それらを美しく飾る技法も多岐にわたります。

 

 

装飾料紙とはどのようなものなのか知識を深めた後に、実際の作業に移ります!

今回は赤・青・黄に染めた紙の繊維を用いた「漉き染め」の技法に挑戦します。

 

 

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まずは紙を漉くための原料の作成です。

染料で染めた紙の繊維を水に入れて、攪拌します。

ムラのない紙をつくるためのネリを加えて、紙料の完成です!

 

 

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先生より漉き方のレクチャーを受けた後、いざ挑戦!

漉き枠の動かし方に慣れるまでみなさん苦戦されていましたが、回数を重ねるごとに少しずつコツを掴んだようで、

次第に厚みのある紙が漉けるようになっていました。

 

コツを掴んだところで、さらに紙に模様を施す「透かし」の技法に挑戦します。

 

 

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私たちが普段見慣れている紙幣の透かしも、紙漉きの透かしの技術が使用されています。

この透かしの技術を利用して、染紙に模様を施していきます。

 

 

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このように模様の形に切り抜いた紙をのせて紙を漉くことで、

その部分には繊維が少ししかのらないので、透けて模様があらわれます。

 

 

 

また、赤・青・黄の繊維を混ぜ合わせて自分オリジナルの色合いの染紙も漉いてみました。

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緑、オレンジ、紫などカラフルで、色鮮やかな紙が完成しました。

 

 

ムラのない紙をつくることは難しいですが、次はこうしてみよう!等と改善しながら、

また、個々の個性が光る作品が完成し、楽しんで取り組んでいただけたようで嬉しく思います。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

〇●〇高校12年生対象イベント〇●〇

「はじめての芸大1日体験」

 

これから自分の将来について考えはじめる人にぴったりの企画です。

特別講義やキャンパスツアー、学食体験で大学のことをより深く知ることができるだけでなく、大学の本格的な授業が一足早く体験できます。

友達や学校の先生に話を聞くよりも、もっと芸術大学のことがよくわかるようになります!

 

歴史遺産学科では「伝統的な和装本を作ろう」と題して、

日本の伝統的な本の構造を学び、小さな本を作ってみるワークショップを企画しています。

まだ定員に余裕がありますので、ぜひご参加ください!

 

 

日程:20181216()

時間:11:0014:4510:30受付開始)

会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス

 

お申し込みはこちらから

 

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2018年10月25日  イベント

第3回 歴史研究クラブ「平等院とお茶のまち宇治を探検」

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

10月も半ばを過ぎ、日中は暖かさを感じつつも朝晩はひんやりとしてきました。

いよいよ秋の行楽シーズンですね!

 

 

さて、そんな気持ちの良い気候のなか、1013()に第3回歴史研究クラブが開催されました!

今回は、「平等院とお茶のまち宇治を探検」-フィールドで読み解け!-と題して、

歴史遺産学科の教員・職員と一緒にお茶のまち宇治と世界遺産平等院を訪れ、平等院鳳凰堂の不思議と謎に迫りました。

 

今回のご担当は、平等院庭園の発掘調査、修理に携わられた歴史遺産学科教授の杉本 宏先生と仲 隆裕先生です。

 

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また、今回は歴史遺産学科3回生の先輩たちも一緒にフィールドワークへ。

自己紹介と、地図を見ながら方角を確認し、早速平等院を目指します!

 

「お茶のまち宇治」といわれているとおり、駅を降りてすぐの場所に「宇治七名園」といわれた茶畑の跡地があります。

どのように宇治茶が栄えてきたのか、また、町とお茶作りの関係や、町並みの変化について

様々な場所を巡りながらお話を聞きます。

 

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宇治市の中心市街地は平成21年に「重要文化的景観」に選定されており、歴史や文化を継承しています。

景観を守るための工夫が至るところになされており、建ち並んでいる店舗や家々もよく観察すると、

それぞれ用途や時代の特徴がみられます。ここでは明治時代の茶商の茶工場を見ています。

 

 

そして、平等院に到着です!

 

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まずは観音堂へ。

平等院創建時の復元想像図と今のつくりを比較しながら見ていきます。

 

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鳳凰堂では、中堂の阿弥陀如来坐像がどのように見えているかについて注目しました。

なんと、平安時代の目線は現在より1.5メートルも下にあった!ということで皆さんしゃがんで見てみました。

そして気付いた点について発表します。

昔の地形、鳳凰堂のつくりと現在とを比較しながら、阿弥陀如来坐像の見え方の変化について学びました。

 

 

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また、最近行われた鳳凰堂の修復について、修復された箇所を見ながら、使用された素材や修復方法について学びます。

その後、平等院に伝わる様々な宝物が展示されている鳳翔館を見学しました。

 

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そして最後に京都府茶業会館にて、お抹茶をいただきます。

インストラクターの方に丁寧にお茶の淹れ方を教えていただき、宇治茶の香りにほっと癒されました。

フィールドワークで歴史を学び、また、伝統的な宇治茶も味わい、みなさん身も心もいっぱいの様子でした。

 

みなさん、一生懸命お話を聞いたり、観察したりと熱心に参加してくださり、

とても充実した歴史研究クラブとなりました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

そして、第4回目となる次回は1117()に開催されます。

今回はフィールドワークでしたが、次回は「紙漉き技術に挑戦!-装飾料紙を作ろうー」と題して、

オリジナルの装飾料紙づくりを体験します。

「装飾料紙」とは、手紙や書物に施される装飾のことをいい、平安時代から現代にいたるまで

多様な技法で作られた装飾料紙が冊子や径巻(きょうかん)など様々な作品を美しく飾ってきました。

今回は、染色繊維を使ったり透かしの技法を使ってオリジナルの装飾料紙をつくってみましょう。

 

詳細は下記をご覧ください。

高校生・受験生のみなさま、ぜひご応募お待ちいたしております!

 

 

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【第4回 歴史研究クラブ】

紙漉き技術に挑戦!-装飾料紙を作ろうー

 

日時:11月17日(土) 13:00~16:00 

集合場所:京都造形芸術大学 人間館(NA)4階 歴史遺産学科自習室

集合時間:13:00

解散場所:大学にて解散します。

対象:高校生・受験生

参加費:無料

持参物:筆記具・ノート

 

お申し込みはこちらから !

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