歴史遺産学科

イベント

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2020年7月24日  イベント

【歴史遺産学科】一日体験入学オープンキャンパスが行われました!

こんにちは、歴史遺産学科です。

 

例年ではそろそろ夏休みを迎える頃ですが、本年は新型コロナウィルス感染防止対策で

授業開始が遅れたため、あと約1か月間授業が続きます。

暑さ対策をして、学びを深めていきましょう。

 

 

さる7月5日(日)、京都芸術大学への入学を希望するみなさんにむけて、

1日体験入学オープンキャンパスが開催されました。

残念ながら対面授業ではなく、ZOOMを用いたオンライン授業でしたが、

歴史遺産学科には60名以上の方が参加してくださいました。

 

歴産1日体験

 

京都は「千年の都」。様々な時代の、様々な歴史遺産が今も生き生きと息づいています。

今回の授業テーマは「歴史眼を鍛える」であり、歴史の中でうみだされてきたさまざまな

歴史遺産の魅力を探るための観察眼を鍛えるコツを伝授いたしました。

 

参加してくれた皆さんは、平等院や宇治の町並みについて、あることに気づくと、

それを手掛かりとしてそこに込められた先人たちの知恵と工夫がどんどん明らかになっていくという、

スリリングな経験をなさったことと思います。

 

著名な寺院でなくても、私たちの生活や芸術文化を豊かにしているモノやコトはたくさんあります。

ところが、近年の都市開発や気象変動などによって、損傷し、消滅していく歴史遺産も少なくありません。

歴史遺産学科では、損傷や劣化した文化財を保存修復し、未来に伝えるための調査研究に取り組んでいます。

 

 

次回、8月2日(日)に開催される1日体験入学オープンキャンパスでは、文化財保存修復の第一歩として、

「色彩の変化」に着目し、体験授業を行ないます。

鮮やかに彩られた絵画や彫刻、建造物の色彩は、なぜ変化してしまうのか?

その謎を解くことで、色彩劣化への対策を立てることができるのです。

 

 

歴史遺産学科に入学するには、高等学校で日本史の授業を学んでいることが必ずしも必須ではありません。

また、鉛筆デッサンの経験が必須でもありません。

いずれも入学後、体系的なカリキュラムを用意していますので、入学後に学び、身につけていってください。

人類が生み出した芸術への強い興味と感心、そして学ぶ意欲と向上心があればよいのです。

体験授業型選抜への対策としては、まずはこの一日体験オープンキャンパスに参加することをお勧めします。

入学後に実際に授業を担当する教員から授業を受けることができますし、また将来の希望や疑問点、

不安に思っていることについて直接質問することもできるからです。

 

現在、参加者を受け付け中です。

今回は大学で授業を受けることも可能です!

ご自宅でオンライン授業を受けることもできますので、いずれかを選択してください。

 

くわしくは京都芸術大学ホームページをご覧ください。

みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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2020年4月13日  イベント

歴史遺産学科新入生・在学生の皆さんへ

こんにちは。歴史遺産学科学科長の仲隆裕です。

4月3()に行われる予定だった入学式は52()となり、動画配信という形で行われることとなりました。

 

それに先立ち、入学を心待ちにしている新入生の皆さん、ならびに在校生の皆さんに向けて、学科教員からの

メッセージをお届けいたします。

また、あわせて各教員から、この機会にぜひ読んでおいてほしい図書を推薦していただきました。

この機会にぜひ、じっくりと読書に励んでください。

入学後の学びにきっと生かすことができるはずです。

 

 

歴史遺産学科教員

 

なお、学科長からのメッセージは、すでに410()に大学から各人へお配りしているメールアドレス

(末尾がst.kyoto-art.ac.jpのもの)へ配信いたしました。

今後も大学からの重要なお知らせはこのメールアドレスに配信されますので、設定しておいてください。

設定方法がわからない場合は、歴史遺産学科研究室まで問い合わせてください。

 

 

 仲のお薦め書籍は以下の通りです。私は庭園文化史研究・文化財庭園の保存修復を専門としていますので、

建築・庭園やデザイン、文化史に関するものを選びました。

 

仲先生推薦図書

 

杉本宏教授(考古学・歴史まちづくり)

新入生の皆さん、入学おめでとう。大変な時期の入学となり、みんなも戸惑っていると思いますが、

人生は何が起こるか分からないものです。その時にどの様に行動したかが、人生を左右します。

一緒にがんばりましょう。

 

在学生の皆さん、こんにちは。今年は人類にとって大変な年となりました。みんなも不安なことと思います。

先生だってそうです。まずは平穏な日を取り戻すために、このウィルスとの戦いに勝たねばなりません。

自覚の上の行動をお願いします。とはいっても、休んでいてはダメ。

危機にどの様に対応したかが人生を左右します。平常が戻った時に、より良い生活を取り戻せるように

努力を蓄積する時です。特に4回生諸君は、就職活動とバッティングしたために大変ですが、

あらゆる手段で情報を貪欲に獲得してください。決戦の時です。32回生も油断なく進みましょう。

コロナ後の世界が今まで通りとは限りません。今こそ皆さんが運命に試されています。

 

 

杉本先生推薦図書

 

増渕麻里耶専任講師(文化財科学・考古冶金学)

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

様々な場面で各自の正しい選択が求められる今、人生の新しいステージを切り開くみなさんの

歩みをしっかり支えていきたいと思います。新たな未来のために、一緒に頑張りましょう。

 

在学生の皆さん

この未曽有の状況の中、不安を抱えながらも逞しく毎日を過ごされていることと思います。

かつて英国首相チャーチルは、”Kites rise highest against the wind – not with it.(凧が最も高く上がるのは風に向かっている時で、風に流されている時ではない)という名言を残しました。

困難に直面したとき何を考えどういう行動をするかで、その後の未来が大きく変わるということは往々にしてあります。日々流れてくるニュースの中に命の尊さを感じ、音楽や芸術に力づけられ、時代とは歴史とは何なのかと

こんなにリアルに考えられる時はないかもしれません。教員にとっても多くのチャレンジが求められる1年。

皆さんとともに切り開き、新たな高みを目指したいと思います。一緒に頑張りましょう!

 

 

増渕先生推薦図書

 

 

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2020年2月21日  イベント

【卒論発表会&卒業展】ありがとうございました!

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

近頃、暖かい日が続いたかと思えば、急に寒くなったりと気温の変化が激しいですね。

春の暖かい日差しが待ち遠しいものです。

 

さて、28()216()に卒業展が開催されました。

あわせて2020年度入学生の0年生プログラムやオープンキャンパス・保護者会などが開催され、

イベント目白押しでした!

 

 

 

そして28()9()には卒業論文発表会が開催され、

在学生や卒業生、保護者の方、たくさんの方がお越しくださいました。

 

2月8()に歴史文化領域、9()に文化財保存修復領域の学生が発表しました。

 

 

1

 

 

発表10分、質疑応答5分の1人計15分の発表のなかで自分が行ってきた研究を簡潔にまとめ、

かつ分かりやすく人に伝えなければいけません。

 

 

2

 

質疑応答では、学生間での質問や意見交換も活発に行われました。

1回生時より、自分の考えや自分のやってきたことを人に発表する機会が多く、

4年間の集大成としてとても充実した発表会となりました。

 

「卒業研究を経て、自分の出来たところと出来なかったところをしっかり整理し、

社会に出た時にまた違う形で活かしていくことが大切」という先生方の講評にもあったように、

4年間での学び、経験を活かして今後も頑張っていってほしいです。

 

 

 

 

 

そして、211(火祝)0年生プログラムが開催されました。

今回は、事前課題として取り組んでいた自分の住んでいる地域の「年末年始に行われる行事」についての

発表を行いました。

 

 

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有馬温泉の「入初式」の見学に行った様子についての発表や、「かるたはじめ式」に注目し、

かるたの歴史について紹介する発表など、全国各地から集まってきていることもあり、

みなさんの発表する年末年始の行事は様々でした。

 

 

 

 

そして、発表会後には卒業展の見学を行いました。

今年の展示コンセプトは「旅」です。

 

 

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このコンセプトに沿って、展示のデザインやレイアウト等、4回生が話し合って展示の準備を進めました。

個々の研究テーマも多種多様です。

 

 

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幕末明治期の浮世絵版画に使用された赤色色料についての研究

 

 

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仏像の玉眼技法の作業性についての研究

 

 

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現代社会における歴史遺産の活用についての研究

 

 

また、研究に使用した実際の資料や、どのような研究を行ってきたのかわかりやすくまとめたものを

自由に閲覧できるようになっていたり、展示方法にもそれぞれ工夫が凝らされていました。

 

 

 

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0年生のみなさんもひとつひとつの展示をじっくり見ている様子で、

また、先生や学生の解説に熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。4年後がたのしみですね!

 

 

 

 

なお、京都造形芸術大学の保護者会「蒼山会」による卒業展鑑賞ツアーは、

20年以上続いている名物イベントで、215日(土)に行われました。

 

午前中は、2016年に国宝に指定された社殿や境内の遺跡を見学し、

午後から各学科ごとに教員が展示会場を案内・解説しました。

 

 

 

石清水八幡宮には、歴史遺産学科の2014年度卒業生堀川真由子さんが勤務しています。

 

11

 

 

「在学中にチャレンジしたことが現在の仕事の幅を広げることにつながっており、

デザインなど広報の仕事も手掛けるようになった」という堀川さん。

 

卒業生が生き生きと活躍する姿は頼もしいですね!

 

 

 

 

 

卒業論文発表会、卒業展をご覧いただきましたみなさまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

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2019年12月26日  イベント

【歴史遺産】「はじめての、1day!芸大体験」が開催されました!

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

 

12月22()に「はじめての、1day!芸大体験」が開催されました!

「はじめての、1day!芸大体験」は、高校1,2年生を対象とし、大学全体説明会や学食体験、

キャンパスツアーや学科の授業を実際に体験し、芸術大学のことをより深く知ることのできるイベントです。

 

 

歴史遺産学科では「茶の湯文化研究 茶室起こし絵図を作ろう」と題して、

茶の湯と庭園文化についてのミニレクチャーのあと、茶室独特の設計・記録方法である

「起こし絵図」について学び、実際に茶室を組み立てるワークショップを行いました。

 

今回はその様子についてご紹介いたします!

 

 

1

 

まずはじめに仲先生より、茶の湯の文化について、起こし絵図とはどのようなものなのかについてのお話を聞きます。

「起こし絵図」とは、折畳み式の簡易模型で、主に茶室などの設計や記録の際に利用され、

江戸時代に盛んに作られたといわれています。

和紙に窓や戸・天井などの図面を描き、壁面を折り曲げて組み立てることで立体図面になり、

つくりの複雑な茶室の設計図と模型の役割を合わせ持っています。

建具の種類や寸法などの詳細も書かれており、とても緻密な立体図面です。

 

 

 

お話を聞いた後に、本物の起こし絵図を手に取り、観察と組み立てを実際に体験します。

手に取る前に、石けんでよく手を洗うなどモノを扱う際に大切なことも学びます。

 

 

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かざして見てみると、所々に微細な穴があいていることが分かります。

この穴は、手描きで作成されていた図面の複製の際に目安となる穴で、当時の手仕事の様子をうかがうことが出来ます。

 

 

 

今回起こし絵図に取り組む茶室は「裏千家又隠(ゆういん)」です。

又隠(ゆういん)は今日庵とともに、裏千家を代表する四畳半の草庵茶室です。

この絵図を色用紙に複写し、床や壁などの部材を組み立てていきました。

 

3

 

複写した各パーツを線に沿って切り抜いて貼り合わせ、方角を確認しながら四畳半に組み立てていきます。

 

 

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組み立てた際にずれないように切り抜いたり、組み立ての際の差し込み口の切り抜きなど、

細かい作業にみなさんとても真剣です…!

 

 

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大学院生も一緒に参加してくれており、作業しながら高校生にレクチャーしてくれました。

 

 

 

そして起こし絵図の完成です!

 

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立体で見ると茶室の構造についてより理解が深まりますね。

 

完成後は、石製の茶臼で挽きたてのお抹茶をみなさんに味わっていただきました。

 

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茶の湯の文化や茶室について学び、実際に挽きたてのお抹茶を味わい、

楽しんで取り組んでいただけたようで嬉しく思います。

 

 

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!

 

 

 

そして、歴史遺産学科での学びをもっと知りたい!という方にお知らせです。

2月の卒業展開催期間中の215()16()にオープンキャンパスが開催されます!

卒業展では、4回生の卒業研究の成果を展示発表し、あわせて卒業論文発表会を開催いたします。

3、4年生で深めたそれぞれの個人研究の展示・発表会となり、歴史遺産学科での4年間の学びを

知っていただける機会となっておりますので、みなさまぜひお越しください!

 

 

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〇2019年度 京都造形芸術大学 卒業展 大学院修了展

会期:2020年2月8日(土)~2月16日(日)

2月15日(土)、16日(日)はオープンキャンパスが同時開催されます

詳細はこちら

 

〇京都造形芸術大学 歴史遺産学科 卒業論文発表会

歴史文化領域≫ 2020年2月8日(土) 10:00~

文化財保存修復領域≫ 2020年2月9日(日) 10:00~

 

※会場・プログラムについては追ってお知らせいたします。

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2019年12月6日  イベント

第4回 歴史研究クラブ「七宝のアクセサリーを作ろう!古代から続く美と技術」

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

12月に入り、冬の寒さを本格的に感じるようになってきました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、1117()に今年度最後となる第4回歴史研究クラブ

「七宝のアクセサリーを作ろう! 古代から続く美と技術」が開催されました。

 

今回は、その様子についてご紹介いたします。

 

 

 

まずはじめに、今回ご担当の増渕麻里耶先生より七宝の技法についてや、日本にどのように伝わって

発展してきたのかについてお話を聞きます。

 

 

1

 

 

「七宝」とは、金属の素地にガラス質の釉薬を焼き付けて装飾する工芸のことをいい、

古代オリエントから世界へ広がった工芸技術です。

日本では、室町、安土桃山時代以降に飾り金具や刀装具等の装飾に使われるようになり

本格的に広まったといわれています。

 

 

講義から七宝についての基礎知識を深め、実際の作業に入ります。

 

 

 

まずは、ガラスの原料と色について学びます。

二酸化ケイ素、酸化鉛、ホウ酸を混合し、さらにもう1種類色の素となる薬品をそれぞれの班で選び混合し焼成します。

 

 

2

焼成前

 

 

3

焼成後

 

 

このように熱を加えることで化学変化によってガラスができ、色の変化が起きます。

使用する釉薬について化学的な知識を深めた後、次はアクセサリー作りに入ります!

 

 

まずは土台となる銅板に下地となる釉薬の下引白(したびきしろ)を均一にのせていきます。

 

4

 

厚みが均一であると、模様を描いた際に綺麗に見えるので、みなさんとても真剣です…!

 

 

 

5

 

学生スタッフも丁寧に作業を教えてくれており、真剣ながらもお話しながら和気あいあいとした雰囲気でした。

 

 

そして、自分の作りたいデザイン案を考え、下地の上から色のついた釉薬を使用して模様を施していきます。

 

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釉薬をのせ模様が完成したら、電気釜で焼成します。

 

 

 

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焼成し、窯から出してすぐは緑がかっていましたが、徐々に青色の鮮やかさがあらわれてきます。

 

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この色の変化を見るのも楽しいですね。色や模様がどのように見えるようになるのか、わくわくする瞬間です!

 

 

 

 

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そして、最後にアクセサリーの部品を付けて完成です!

ネックレスやブレスレット等、デザインに合わせて工夫されており、デザインもそれぞれのアイデアや

個性が光る作品が完成しました。

 

 

短い時間でしたが、みなさん一生懸命楽しみながら取り組んでいただけたようで嬉しく思います。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

【お知らせ】

 

〇●〇高校12年生対象イベント〇

「はじめての1day!芸大体験」

 

これから自分の将来について考えはじめる人にぴったりの企画です。

特別講義やキャンパスツアー、学食体験で大学のことをより深く知ることができるだけでなく、

大学の本格的な授業が一足早く体験できます。

実際に体験することで、もっと芸術大学のことがよく分かるようになります!

歴史遺産学科では「茶の湯文化研究 茶室起こし絵図を作ろう」と題して、

茶の湯と庭園文化についてのミニレクチャーのあと、茶室独特の設計・記録方法である「起こし絵図」について

学び、実際に茶室を組み立てるワークショップを行います。

その後、みなさんと茶葉を抹茶に加工し、一服味わいましょう。

 

まだ定員に余裕がありますので、ぜひご参加ください!

 

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日程:20191222()

時間:11:3015:1511:00受付開始)

会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス

 

お申し込みはこちらから

 

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