通信教育部

授業風景

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2018年5月29日  授業風景

【陶芸コース】1年次スクーリング

陶芸コース 西村です。5月になりいよいよ1年次のスクーリングが始まりました。入学して最初に受講できるスクーリングは「陶芸Ⅱ-1 机上のオブジェ/ペーパーウェイト」です。この科目では、二つ割りの石膏型を使い押し型成形でペーパーウェイトを制作し、石膏型を作る技術を学習します。

 

陶芸01

まず、皆さんが事前課題で考えてきたアイディアスケッチを見て原型が二つ割りの石膏型で抜けるか検討します。

 

陶芸02

次にアイディアスケッチをもとに土でペーパーウェイトの原型を制作します。原型は慎重に時間をかけて制作します。

 

陶芸03

石膏型の厚み、石膏を流すための土手と壁の作り方を説明しています。

 

陶芸04

各自、石膏を流すための土手と壁をつくります。土手の高さが曖昧だと型から作品が抜けないことがあるので慎重に作業をすすめます。

 

陶芸05

完成した石膏型に土をはりつけ作品を制作する工程を説明しています。

 

陶芸06

石膏型から次々に作品が出来ていきます。同じ形のものがいくつも出来ていくのは楽しいものです。

 

陶芸07

最終日、合評の風景です。同じ課題で制作しているのに様々な表現の作品が出来てきます。スクーリングで他の人がどんな考えを持ってどんな作品を作っているのかを見られるのはとても参考になると思います。石膏は原型を忠実に写し取るので石膏型を作る時、原型の仕上げがとても重要だということがわかってもられたと思います。受講者の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

【陶芸】

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2018年5月23日  授業風景

【和の伝統文化コース】煎茶献茶祭

 和の伝統文化コースの井上治です。今年度もあっという間に二か月近くが経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 先週五月十五日には京都で恒例の葵祭がありました。私も河原町通りで見学しましたが、あの行列を見る度、学生時代に傘を持つ役のアルバイトをしたことを思い出します。今年もかなり暑い日でしたので大変だったと思います。

 

 その葵祭の締めくくりのひとつとして、先日下鴨神社で小川流の煎茶献茶祭がありました。

昨年家元を継がれた小川後楽先生が献茶され、その後「殿(なおらいでん)」で文人手前、重要文化財の「(くごしょ)」で清明手前の席が持たれました。

ご存知の通り小川後楽先生は先代の頃から本学通信教育部の和の伝統文化コースのスクーリングおよびテキスト科目をご担当くださっています。

先日のお茶会でも今年度の授業についてご相談いたしましたが、テキスト科目のレポート添削も家元ご自身がなさってくださるということでした。

本コースの授業から煎茶の魅力を知って小川流入門される学生さんも毎年のようにいらっしゃいます。

 

煎茶会1

「直会殿の文人手前席。」

煎茶会2

「供御所の清明手前席。」

 江戸時代前期の話ですが、後水尾天皇の皇子である獅子吼院(ししくいん)(尭恕法親王・ぎょうじょほうしんのう)は「一生薄茶〔抹茶〕も参らず〔飲まず〕、煎茶のみなり」『槐記』と記録されています。

このように煎茶を愛好する人はいたのですが、近世から近代にかけての煎茶文化は、抹茶文化と比較するとややマイナーであるかもしれません。

そのエリート主義・文人趣味が大衆化を避けてきた歴史もあります。

しかし一方で、変に格式張らない煎茶会は俗塵から離れた爽やかかつ知的な雰囲気に満ちており、初めての方でも十分楽しめるようになっています。

 来月六月二十四日(日)には、近江神宮で小川流献茶祭があります。門人ではない一般の方の参加も可能ですので、ご都合がつくようでしたらぜひ小川流の煎茶会を体験してみてください。

 

学科コース紹介|和の伝統文化コース

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2018年5月18日  授業風景

【情報デザインコース】体験や感じた事をイラストレーションで表現してみよう。「コンセプトドローイング」

こんにちは。情報デザインコース業務担当講師の山崎です。

 

外苑キャンパスで5/5-6に行われた、イラストレーションクラス「情報デザインV-5(コンセプトドローイング3)」の授業の紹介を致します。 この授業では、出来事の持つ文脈や前後関係と言った「コンテクスト」と、イラストレーションを結びつけて表現することを試みます。自分の体験した事や感じた事を、できるだけ文字や記号は使わず、イラストレーションだけで表現するにはどうすれば良いのでしょうか。

 

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まずはじめは少しリラックスする為、アイスブレイクの時間からスタート。班を作って分かれその中で自己紹介をし合い、話を聞いた結果、相手の方を象徴する絵を描いてもらいます。

そして相手の方のプロフィールを他の班のみんなにも分かるように紹介、共通点や意外な面を見つけながら先ほど描いた絵も披露し合い、自然と会話が生まれ、楽しげな雰囲気ができていました。

 

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いい感じに緊張もほぐれたところで、事前課題で出されていた「今年一番重要だった事」というテーマを自分なりに分析したものと、そこから作成してきた小立体を見せ合い、意見を交換。 先生も各班を回りながら、それぞれ学生の方のエピソードにじっくり耳を傾け、更なる気づきを引き出すように聞いてくれていました。

 

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そこからは更に構想を広げて、テーマを伝える為のイラストレーションを30案、とにかく出しまくります。そしてその中から「自分がアピールしたい案」「しっくりこない案」「他人に決めてもらった案」の3つを選出し、2日目からはいよいよ実際に描いてきます。

 

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2日目はデモンストレーションからスタート。先生が絵の具を使った手法を、実際に見せながらレクチャーしています。学生の皆さんもとても真剣に聞いていて、自分の作品にうまく取り込んでいました。

 

 

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最後に描きあげた3枚を貼り出して講評です。 上から「自分がアピールしたい案」「しっくりこない案」「他人に決めてもらった案」と縦に並べていますが、今回なぜ3案を作る必要があったのかと言うと、どうしても最初に思いついたアイデアに固執してしまう傾向にありますが、それを他者の意見を聞き入れたり、本命ではなかった案も進めてみたりと、なるべく客観的な目線を取り入れて視野を広げて考えようというねらいがありました。

 

イラストレーションにおいて、絵で説明をする事はとても重要ですが、説明しすぎるのも考えもので、その辺を探るのが非常に難しいのですが、今回の授業で学生さん達には良い意味で頭を悩ませる経験ができたのではないかと思いました。 お疲れさまでした。

 

情報デザインコース業務担当講師 山崎

 

 

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2018年5月14日  授業風景

【日本画コース】卒業制作スクーリング 京都

本年度の卒業制作スクーリングがスタートしました!
まずは京都・瓜生キャンパスでの1回目。

 

今回は卒業制作の前に取組む自由制作課題の小下絵を持ち寄ります。
今までの様々な課題を経て、いよいよ自らで描くものを決めます。
何をどう表現しようか、皆さん試行錯誤されたのではないでしょうか?
バリエーション豊かな小下絵が並びました!

これから1年間の流れをガイダンスで

これから1年間の流れをガイダンスで


小下絵の講評の模様

小下絵の講評の模様


皆さん様々なパターンを考えてこられました

皆さん様々なパターンを考えてこられました


それぞれに想いがつまっています!

それぞれに想いがつまっています!

会期中には大きなパネルへの水張りや、
様々な箔を使った発展的な箔表現、
様々な絵肌の表現を先生方が実演してくださいました。

吉川先生の箔表現レクチャー

吉川先生の箔表現レクチャー


箔によって山並みが際立ってきました

箔によって山並みが際立ってきました


現在京都では先生ご出品の創画展開催中!

現在京都では先生ご出品の創画展開催中!


制作過程を拝見しているようで贅沢な時間です

制作過程を拝見しているようで贅沢な時間です


真澄先生の大型パネル水張りレクチャー

真澄先生の大型パネル水張りレクチャー


松生先生の絵肌作りレクチャー

松生先生の絵肌作りレクチャー

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皆さん念願の?揉み紙も教わりましたー

皆さん念願の?揉み紙も教わりましたー

参考にしてあれもこれも自分でやってみたい!!
自由制作課題は卒業制作への試作にもなりますね。
個性豊かな作品、楽しみにしておりまーす!

 

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2018年4月25日  授業風景

【染織コース】染織大学院スクーリング 4月15日

染織コースの大学院スクーリングをご紹介します。 4月14日と15日は石塚先生の「天然染料の色を探る」ワークショップです。今回は天然染料の染め重ね実験を行いました。染料は刈安(かりやす)と阿仙(あせん)、茜(あかね)です。 染料の説明を少しすると、刈安は綺麗な黄色が出るススキのような植物です。葉や茎を乾燥させ使います。阿仙は漢方薬の阿仙薬のことでエキス状の塊になっています。渋い茶色が染まります。茜は正倉院の御物の染色にも使われました。綺麗な赤色が染まります。

まず被染物(染めるもの−絹布や木綿布、絹糸、木綿糸)をぬるま湯に浸します。布や糸に余分や糊などの不純物が着いていないか調べます。 DSC_0006

次は染料の準備です。エキスの塊を金づちで細かく砕きます。 DSC_0008

染料を溶解します。温度に気をつけながら染料を煮出します。 DSC_0007

1度目の染色です。

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次に2度目の染色を行うために染料の準備をします。 DSC_0017

1度目の刈安と阿仙の染色が終わりました。この後、茜を染め重ねて行きます。 糸の染色です。ムラにならないようこまめに動かします。 DSC_0018

2度目の布の染色です。布もこまめに動かします。 DSC_0019

茜もかけました。茜はオレンジ掛かった赤色が美しい染料です。これは刈安の上に茜を掛けたものです。 DSC_0020

染め上がりました。複数の染料がかかっているため、思いもよらない深い色が出ています。 少し色の薄いものは木綿の布です。はっきりとした色のものは絹に染めたものです。それぞれ綺麗な色が出ています。 DSC_0022

絹糸に染めたものです。絹糸は絣のように括り(くくり)を施し染め重ねました。 途中で色が変わっているのがお分かりでしょうか。 染織大学院では学部で学んだことを元に、より高度な技法の修得や染色の実験を行なっています。丁寧に調べていくと染料も多様な表情を見せてくれます。 さて、この実験を元にどのような作品が生まれるのでしょうか。 大学院の学びは各自が興味のあることを深く追求しています。自宅で制作することと大学で新たな技法や表現を学ぶことでより遠くに行くことができるでしょう。 機会があれば、大学院の学びをこれからもご紹介していきたいと思います。

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