美術工芸学科

2014年2月

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2014年2月7日  イベント

【BUKATSU】日本画の奥義

こんにちは。寒さ厳しい毎日ですね。
今回は日本画コース副手がお送りします。

 

青木先生BUKATSU-05

 

さて今月もBUKATSUのお時間がやって参りました。
2月1日は我らが青木芳昭先生による、「日本画の奥義」
サブタイトルは「秘伝から最先端技法まで」!これは熱い!

 

とっても楽しみです!

 

 

ホワイトボードには今日のレシピが…
青木先生BUKATSU-01

こ、この内容は…!これがBUKATSU…!?
高校生や社会人のみなさん(もちろん在学生でも)には難しいのでは!?
(オックスギャルってどんなギャル!?とか)

みんな内心焦ったのではないでしょうか。
ですが青木先生は目を輝かせて言いました、「甘やかさないゾ」

3時間の奥義の伝授、こうしてスタートしました。

 

 

青木先生BUKATSU-22

青木先生BUKATSU-03

まずは、いきなり「日本画」のイメージを根底から覆す導入から。

青木先生のお話は圧倒的な知識と経験談が次々飛び出し、すぐに引き込まれます。

 

最初は基本の「墨」です。
前方には青木先生コレクションがずらり。
そして青木先生ですら呆れ返るほど
自他共に認める墨マニア・博士課程の岩泉さんコレクションもずらりと並びました。
青木先生BUKATSU-04

青木先生BUKATSU-29

ホンモノの江戸時代のものが紛れていますよ…

 

貴重な墨や硯は相当な「目利き」でないと見分けられません。

先生曰く「墨にははまるな」とのこと…
ウーン確かに、何でも一度いいものを手にすると次々ほしくなる…わかります

青木先生BUKATSU-11

墨を磨るときは、軟水と硬水で全く違うものになりますよ。

 

青木先生BUKATSU-07

さっそく磨り比べた部員さんも思わず声が漏れるほど!
みなさんもお試しください。

 

青木先生BUKATSU-13

磨った墨で「筋目描き」を体験。この技法では伊藤若冲が有名ですね。

 

青木先生BUKATSU-18

 

青木先生BUKATSU-16

 

次は「膠と顔料」のお話です。

青木先生BUKATSU-10

 

貴重な膠がズラリ。
日本と海外の膠の違いや、膠の今昔など…

青木先生BUKATSU-26

犬膠・クジラ膠…見たこともない膠だらけです!

 

膠の性質・改質、油絵具+カゼインなどなど
日本画ってこんなことまで日本画なの?というほどさまざまな材料のお話がありました。

 

 

 

さてさきほど気になっていたオックスギャルとは
水に乗りにくい面のハジキを止める性質を持つ液体です。界面活性剤という言葉はよく聞きますね。

 

はじき止め効果があると、金箔や銀箔の上でもはじかれずに色がのります。
同じ効果が番茶にあることは昔から知られていました。

番茶と墨、混ぜたことは、みんなもちろんありません。

今回はなんと界面活性剤を多く含む洗剤でも試してみました。

 

青木先生BUKATSU-31

 

箔のうえにもはじかれず塗れていますね!
ちなみに最後のテーマは「箔」
日本画の経験なんてないわ~…と言っていた部員さんたちも
今回でアルミ箔も貼れちゃいました。

 

青木先生BUKATSU-17


時間が足りない~!!
青木先生のお話も、みなさんの質問タイムもなかなか止みません。

青木先生BUKATSU-33

 

 

手伝ってくれた学生スタッフもわいわい参加!

かなり勉強になったのではないでしょうか。

青木先生BUKATSU-08

 

(使用したおみやげのパネルは、先生大サービスの実はとっても良い一品ですよ!)

 

 

岩絵具で描いたものがつまり日本画なのでしょうか?
いえいえ、現代の日本画は、ながーい歴史としっかりした科学に基づいた技法で
大和絵の頃から支えられている、とっても幅広く、そして豊かなものなのです。

 

青木先生BUKATSU-32

 

参加してくれたみなさんは、きっと「日本画」、日本美術のイメージが変わったと思います。
なんせ未経験からいきなりの奥義です!
最初は緊張気味だったみなさんも、だんだんと和やかになりました。
知識に触れることは本当に刺激的ですね。

青木先生BUKATSU-21

青木先生、スタッフのみなさん、ありがとうございました~!

いよいよBUKATSUもあと2回。
次回も楽しみです!

 

日本画コースでした。

 

 

 

 

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2014年2月5日  ニュース

【現代美術・写真】一回生から、展覧会のお知らせです。

現代美術・写真コース1回生写真展を開催します。

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瓜生山?

 

タイトルのという文字が反転しているのは、決してミスではない。

ここに私たちが展示している作品の主題は、4x5(しのご)と呼ばれる大型カメラを通して見た瓜生山キャンパスである。

大型カメラのピントグラスに映る像は、一般的なカメラのファインダーに映る像とは違い、上下左右が反転して見える。

カメラの原点ともいえる装置の内部に反転して映った光景を見つめながら、私たちはそれぞれの視点を四角いフレームの中にモノクロームの画像として定着していった。

この展覧会は、瓜生山キャンパスの変化に満ちた表情に加えて、白黒銀塩写真の世界を発見する日常の旅の記録である。

 

 

開催期間:2014年2月10日(月)〜2月17日(月)

開催場所:京都造形芸術大学 NC201c Gallery_Я

土曜、日曜は休室日となっております

 

 

一回生一同

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