通信教育部

2016年5月

  • LINEで送る

2016年5月18日  授業風景

【情報デザインコース】今年度のスクーリングがいよいよスタート!

今年度のスクーリングが始まりました。
今回は5/7~8に外苑キャンパスで行われた3年次スクーリングをご紹介をします。

 

まずは、グラフィックデザインクラスの「プロモーションデザイン」です。
この授業では、コンビニで市販されている飲料類、菓子類などのパッケージデザインから

マーケット戦略やプロモーション活動も含めた総合的なデザインのトレーニングを行います。

写真_01

まずはじめに事前課題で商品を決め、実際に売り場を見てライバル商品や陳列状況などのリサーチ、

その結果を発表します。

写真_02

リサーチをもとに、それぞれ自分がもっとアピールしたい方向性でリデザインします。
最終的に、課題で考えたパッケージを実際の商品と並べて発表しますので、

授業の後半は実制作作業も入ってきます。

写真_03

写真_04

最後は全員の作品を並べ、合評です。
今回の授業では、先生の講評を聴くだけでなく、他の人の作品のどこが良かったか、

もっとこうしたほうがいいと思うなど学生のみなさんの間で積極的に意見が交わされ、

刺激的な合評となりました。

写真_05

写真_06

 

続いて、イラストレーションクラスの「コンセプトドローイング3」です。
この授業では、この一年間で重要だと思った出来事をもとに、

テーマやコンセプトをどう作品に結び付け表現するかという事を探ります。

写真_07

事前課題で作ってきた小立体の発表。

イラストの課題はそれぞれで個性がかなり出るので、作品も同じものがなくおもしろいですね。

写真_08

その後は同じテーマから30案のスケッチをし、そこから最終的に形にするものを三つに絞ります。

写真_09

先生からさまざまな絵の具表現技法の紹介もありました。
息を吹いて飛ばしたり、ひっかいたり、いろいろ応用があります。

写真_10

最終的に仕上がった三作品を壁に貼り出して講評します。
この授業では描くことはもちろんですが、

表現する際にアイデアをきちんと周りに伝えるには、ということを考える授業なので、

先生や学生のみなさん同士での意見交換をじっくりされているのが印象的でした。

 

イラスト表現における重要な

「何を描いて、逆に何を描かない方が相手には伝わるのか」ということの発見や学びがたくさんありました。

写真_11

業務担当非常勤講師 山崎由紀子

 

 

情報デザインコース | 学科・コース紹介

  • LINEで送る

2016年5月17日  ニュース

【芸術学コース】新入生ガイダンスを終えて

5/15に東京外苑キャンパスで新入生ガイダンスが開催されました。この回をもって4月、5月に京都、東京それぞれで開催された新入生ガイダンスも最後となりました。
ガイダンスを終えた今、学習を始める皆さんに向けての梅原賢一郎教員からのメッセージをここでもご紹介したいと思います。

IMG_0519

———-

磨き合う

 

ご入学おめでとうございます。
入学された以上、これから思うぞんぶん勉強してください。

 

勉強することは楽しいことです。心理学者の河合隼雄さんは、楽しくない勉強は「ほんまもん」の勉強ではない、というようなことをおっしゃっていました。でも、同時に、苦の伴わない勉強も、身につくものにはならない、と釘を刺しておられました。
たしかに、苦しいこともあるでしょう。我が身を振り返っても、苦しい時もありました。長いスランプの時もありました。しかし、今になって、はっきりと、思います。曲がりなりにもずっと続けてきてよかったなと。また、勉強には、定年もありません。人文系の勉強には、コストもそれほどかかりません。しかも、そこからもたらされるであろう〈恵み〉にはかぎりがないものがあると思われます。ですから、どうか、この大学で、勉強するうえでの方法やルールやマナーを学んでいただいたうえで、ぜひ、勉強することの楽しみを知っていただきたいと思います。そして、願わくは、卒業された後も、ずっと続けていってください。

 

さて、勉強するとはどういうことなのでしょうか、今一度、考えてみましょう。
勉強とは、知識を増やしていくことであるとか、わからないことを解明していくことであるとか、なんらかの事柄にたいする自分の考えを発展させていくとか、いろいろな立場から、さまざまなことが語られると思います。
しかし、私は、いま、この年齢に達して、勉強とは、結局は、自己を磨くことではないかと思っています。
磨くといっていますが、正確には、磨き合うことです。というのも、他人と磨き合うことなしに、自己を磨くことはありえないからです。
では、磨き合うというのはどういうことなのでしょうか。どういう場合に、磨き合うということが生じるのでしょうか。
ある集団があるとします。どのような集団であるときに、磨き合うということが起こりうるのでしょうか。自分と一致する価値観をもった集団の場合でしょうか。自分とはまったく相反する価値観をもった集団の場合でしょうか。
どちらでもないと思います。まったく一致していれば、おたがいに磨きはじめるという一種の隙間も生じようがありません。まったく相反していれば、とりつく島もなく、おかがいにそっぽを向いたままでしょう。磨き合うということは、したがって、「たがいによく似ているけれども、それぞれすこしはちがっているメンバーからなる集団」においてこそ、スムースになされうるということができます。

 

大学という集団は、そのような意味で、「たがいによく似ているけれども、それぞれすこしはちがっている人々からなる集団」です。おなじような関心をもっているけれども、それぞれ方向や嗜好がちがう。そうです、磨き合うということがもっとも作動されやすい集団の一つということができます。
とくに、大学にあっても、通信教育部というのは、その意味で、よりふさわしい集団ということができます。というのも、世代もいろいろ。地域もいろいろ。職業もいろいろ。多くの経験を積まれ、人生の達人というにふさわしい方もいらっしゃいます。子育てをおえて、主婦の達人というにふさわしい方もいらっしゃいます。日々勤めのなかから、勉強の時間をようやく拈りだすようにしてしてがんばっておられる方もいらっしゃいます。さまざまな人生を、さまざまな時間を生きておられ、かつ芸術を愛する人たちの集団は、まさしく、そこで磨き合うにふさわしい集団ではないでしょうか。

 

もう一つお話しておきたいことがあります。物理学者の湯川先生が生前におっしゃっていたことを思い出します。こんなことをおっしゃっていました。「勉強するとは、色眼鏡をつけること」だと。勉強をすればするほど、それだけいっぱいの色眼鏡をつけることになる。わかりやすくいうと、勉強したことにひきづられて、見方が固定してしまうということです。たしかに真理を突いていると思います。勉強するとは、その意味では、偏見を増やしていくことでもあります。言葉をかえていいますと、勉強するというのは、ある方法を選ぶということであり、それはとりもなおさず、他の方法を捨てるということでもあります。そして、どうしても、他の方法にたいして抑圧的になることもあります。そうです。勉強するということの足元には、ある種の暴力さえひそんでいるということができるのです。
ですから、自己の立場に常に自覚的であるということがだいじです。自己の足元にいつも反省のまなざしを向けることです。人は得意なことで失敗する(足元をすくわれる)とよくいいます。なにかちょっと知ったからといって傲慢になることなく、他の見方や方法にも排他的にならず、たえず謙虚に振る舞うことがだいじだと思います。そうして自己を磨いていってほしいと思います。

IMG_0521

梅原賢一郎

 

学科コース紹介|芸術学コース

  • LINEで送る

2016年5月16日  イベント

【芸術教養学科】入学ガイダンス2016春

01_なんとかなるよ、なんとかするよ

 

もう5月も半ば、この原稿を書いている今は絵に描いたような五月晴れで新緑が眩しく感じられます。桜の咲いていた入学式の季節が随分前のように感じられてしまいます。というわけで、最初考えていた入学式の話題は少々いまさら感があるかな、ということで見送ることにしました。でも今がまだ学びのスタートの季節であることは変わりません。入学式のその日からこの記事公開の5月16日の前日の15日まで、京都と東京でそれぞれ2回ずつ、新入生のためのガイダンスを開催してきました。今日はその芸術教養学科ならではのガイダンスの模様をお伝えしたいと思います。

普通ガイダンスというと、これからやるべきいろんなことの説明というようなものを思い浮かべられるかもしれません。どんな科目があるかとか、どんな手続きがあるよとか、そういう話。そういう話ももちろんあるのですが、芸術教養学科のガイダンスは少々変わっています。「ワークショップ」があるのです。

 

芸術教養学科は、社会や生活の中に伝えられている、あるいは作り出されていくさまざまな美しいもの、豊かなできごとについて考えていく学科です。そしてそこで取り扱われるのは、天才芸術家やカリスマデザイナーといった特定個人の作品だけではありません。街のふつうの人の間、多数の人の間から創発されるアイディアやアクションを大切に考えています。ですから、そうした創発の場づくりとしてのワークショップの方法も、「芸術教養講義5」など教育内容に含まれています。ガイダンスでのワークショップはそれの先取り体験のような意味もあります。

もちろん意義はそれだけではありません。いろんな見解を出し合い、構造化していくワークショップは、大学での学びを始めるにあたっての課題を意識したり、その解決法を考えるにも最適なのです。ただ受け身で説明を聞くのと、これをやってから聞くのとでは、理解に大きな差がでます。なにより、ワークショップを経験することで「自分の問題」として考える構えができるのです。

 

5月8日のガイダンスには27名の方が参加。13時からの教務ガイダンスの後、14時からワークショップを行いました。まず1年次入学組(3グループ)と、3年次編入学組(2グループ)に分かれました。1グループは5〜6名。誕生日順に並んでもらってグループを分けたあとは場も暖まり、自然に自己紹介が始まっていました。

まず「芸術教養学科に期待すること・してみたいこと」を暖色の付箋に書き出してもらい、グループ内で紹介してもらいました。次いで「不安なこと・わからないこと」をブルーの付箋に書き出してもらいました。

そしてここからが本番。「不安なこと・わからないこと」を共有できたら、みんなでそれを乗り越えるアイディアをどんどん出してもらいました。

これらを模造紙上にレイアウトしてもらったのが、以下のものです。

ワークショップ-1

ワークショップ-2

ワークショップ-3

ワークショップ-4

ワークショップ-5

 

整理されているもの、豪快なもの、動きのあるもの、壮大なテーマのもの、現実に即した検討をしているもの、グループの個性がいろいろ出てきました。見た目はあまりよくないかもしれませんが、いろいろ伝わるものになりました。各班のプレゼンが終わった頃には、なんだか皆さん息が弾んでいたような気がします。

グループそれぞれでありながら、共通の不安、共通の気づきもありました。webで学びが完結する、と言われている芸術教養学科ですが、やはりその学びにはコンピュータやインターネットに関する不安、レポートを書く上での不安、わからないときどうしたらいいのかといったものでした。

それを含めて検討したそれぞれのテーブルが見出したテーマがこれ。

ワークショップ-まとめ

 

「人とのであい」「なんとかなるよ/なんとかするよ」「Webでの理解とレポート」「繋がる」「金沢に行きたい!(みんなでの卒業旅行)」。webの世界だけでなく、学友とつながっていくこと、人同士が支え合っていくことが、やはり芸術教養学科での学びでも大切だということが、共有されたようでした。

このあと15:30くらいから、加藤先生からの熱い学科説明があり、みなさん真剣に聴き入っていました。

 

今年は芸術教養学科には約600名の方が入学されました。私たちはこの全員が、学びを進め、深めて卒業していかれることを願っています。ガイダンスは4回行われましたが、来られていない方も随分いるはずです。そうした方も是非この記事を読んで、ガイダンス/ワークショップに参加した方々と認識を共にされ、さまざまなつながりを作っていかれることを望んでやみません。

 

芸術教養学科副学科長 下村泰史

 

芸術教養学科|学科・コース紹介

過去の記事はこちら

  • LINEで送る

2016年5月11日  授業風景

【日本画コース】「卒業制作(自由制作1)」スクーリング(東京)

こんにちは。通信教育部日本画コースです。
4/29~30の京都に続いて、5/4~5に東京でもスクーリングが始まりました!
外苑キャンパスでの今年度はじめのスクーリングも卒業制作です。卒業制作についての進め方の説明や、箔の技法、マチエールのおさらい、自由制作(50号)の小下図の合評など、目白押しの二日間。
終始和やかに進み、デモンストレーションや質問タイムでは教室がどっと沸く場面もありました。
                                        ——————————————————————–
スライドで先生方の作品を紹介
1・スライドで先生方の作品を紹介
スライドで先生方の作品を紹介
1・スライドで先生方の作品を紹介2
山田真澄先生による箔のデモンストレーション。
2・箔のデモンスチオレーション皆さん楽しそうです
皆さん楽しそうです!
2・箔のデモンストレーション皆さんたのしそうです2
マチエールのおさらい。
3マチエールのおさらい。
合評の様子です
4合評の様子です!
生徒さんが自分の作品について説明中。熱い気持ちが伝わってきます!
4生徒さんが自分の作品について説明中。熱い気持ちが伝わってきます!
小下図の合評も、皆さんの卒業制作に対する情熱が感じられ、とても熱い合評となりました!!
次回の卒制スクーリングで作品拝見するのが楽しみです!
  • LINEで送る

2016年5月9日  授業風景

【空間演出デザインコース】4月、5月の活動レポート

皆さまこんにちは。

空間演出デザインコース(空デ)研究室の川合です。

お元気にお過ごしでしょうか?

大型連休を終え、いよいよ初夏の陽気になってきましたね。

今日は空デの新入生や在学生の皆さんの新年度の動きをレポートしたいと思います。

 

4月、5月には京都、東京(5月は今週末)でそれぞれ新入生ガイダンスが開催されました。

空デは、4時間にわたるロングランのガイダンスです。第1部では教員の自己紹介に始まり、

これからの学習を進める上で重要なことを一つ一つ確認していきます。

 

photo01

第2部は「空間演出デザイン概論」という、出席とレポートの提出で1単位になる授業でもあります。

ここでは、「空デの歩き方」として、1年次の前期の履修モデルを見て、履修の流れをシミュレーションしたり、

テキスト科目の参考例を見たり、グループになってわからない点を話し合ったり、

時には飛び入り参加の先輩にもアドバイスをもらったりしながら、空デの基礎知識を共有します。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、第3部では実際の1年次のテキスト科目に取り組んで、、、

と言っても、いつも時間が押して、取り組めません!続きはご自宅でということで、

第4部の懇親会へと流れていきます。。。

ガイダンスに参加できなかった方、懇親会に参加できなかった方はまた次のスクーリングでお会いしましょう!

 

また、空デでは「空デオープンゼミ」として、毎月1回なんでも学習相談会を開催しています。

6月以降も開催しますので、お気軽にお越しください!

 

photo03

京都のオープンゼミの様子

 

photo04

東京のオープンゼミの様子

 

そして最後に、4月、5月のガイダンスの合間の大型連休中には、毎年恒例の「空デ遊学旅行」を開催しました。

これは、自由参加で京都・丹後半島にある大学セミナーハウスでの合宿です。

海と山に囲まれた素晴らしいロケーションで、今年はお天気にも恵まれました!

 

photo05

photo06

上田先生が厨房で腕をふるってくれる手料理を食す以外に、決まったプログラムはなく

各自それぞれが遊学を楽しみます。

 

工作道具もあるので、製本して思い出のアルバムを作る人もいます。

 

photo07

今年の遊学旅行に参加できなかった方はまた来年に是非。

秋にはエクスカーション(遠足)も開催しますので、お楽しみに!

 

それでは、皆さまお元気で!

 

 

 

 

空間演出デザインコース | 学科・コース紹介

1 2

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。