通信教育部

2018年2月

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2018年2月26日  授業風景

【芸術教養学科】芸術教養学科の学びを藝術学舎で開講しました

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こんにちは。芸術教養学科の野村です。

芸術教養学科はインターネットでの学習のみで卒業できるカリキュラムをととのえています。また学科としては、幅広い学問領域や知識を学ぶことによって、「ものの見方を変える」ことを目指しています。

特に力を入れているのが学科専門教育科目群にある、「デザイン思考」と「文化・伝統」とを学ぶことです。デザインと伝統とお聞きになられると、あまり関係がないように思われるかも知れません。

しかし、そうではないのです。

ぜひ実際にご入学頂いて、体感して欲しいと思います。

 

さて、「デザイン思考」と「文化・伝統」を知るという芸術教養学科の学びを体験して頂こうという取り組みを、先日藝術学舎で行いました。今回のブログではその取り組みをご紹介したいと思います。

 

藝術学舎とは本学が大阪・京都・東京で開講している一般公開講座です。

url:https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/

 

この公開講座の一つとして、「「伝統」をデザイン思考で分析する。」を企画しました。

「伝統」とは何かを、「デザイン思考」という思考術を用いて、受講生の皆さんで考えていただくというものです。芸術教養学科の動画教材の中からピックアップしたものを事前に視聴し学習して、それから実際に対面講座を受講するというものでした。

 

受講生の皆さんには、動画教材を視聴していただき課題に取り組んで頂いてから、224日に東京外苑キャンパスにお越しいただきました。

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まずは事前学習の振り返りです。動画教材をご覧いただきつつ、私からも補足講義を行って、デザイン思考についての理解を深めて頂きました。

芸大で学ぶというと、何か創作物をご自身の手で創り上げるイメージがあるかも知れません。しかし、芸術教養学科では創作物そのものを作るのではなく、何かを「創作する」、その前提となるプロセスや考え方や、発想の引き出しとなる知識を修得して頂きます。

 

続いて、実際の史資料をご覧いただきつつ、「伝統」的といわれる事柄について理解を深めて頂きました。

 

次に、私の方から幾つかのキーワードをご提示しました。「年号」や「和歌」「バレンタイデー」などといったものです。

これらは、「伝統」と呼ばれるものに該当するのか否か。もし「伝統」ではないとすると、何が足りないのかなどをグループで議論して頂きました。

沈思黙考して「答え」のみを導き出すのではなく、議論していく過程も大切にしながら答えを思案していきます。

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用意した辞典類の他、インターネットを用いてキーワードそのものについてお調べ頂き、受講生の皆さんで積極的に議論されていました。

 

また、議論の内容を「可視化」するため、ホワイトボードに調べたことや「伝統」とはどのようなものであるかを書き上げていただきました。それらを私の方でも拝見しつつ適宜コメントしました。受講生の皆さんは熱心に議論を深めていました。

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最後が、グループごとの発表です。

グループでお考えになった「伝統」に必要なこととは何か。

次に取り上げたキーワードの歴史性や、「伝統」か否かについてお話いただきました。

それぞれのグループともに、とても興味深い指摘をされていました。

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我々、現代人は「伝統」という言葉を無自覚に受け入れています。なんとなく「古くからあることなのだろう」と思いがちです。

しかし「伝統」といわれる事柄は、一つ一つを丁寧に考えたり、観察したり、調べていったりすると、新たに生み出されたものや、変化し続けているものも多々あります。

 

それらの形成過程を知ることは、現代人の我々がどこから来たのかを知ることにほかなりません。受講生の皆さんは、そうしたことに思いを馳せつつ、「伝統」について、デザイン思考で理解を深めて頂いたと思います。

 

ここまでブログを読んでくださると、「ではデザイン思考って具体的にどんな思考術なのだろうか、どんなグループワークをして答えを導き出したのだろうか」と喉に小骨が刺さったように、気になりはしませんでしたか?

もし気になった方、ご興味を持って下さった方は、ぜひ、入学説明会にお越し下さい。

 

京都では311日(日)、東京では321日(水・祝)に開催致します。それぞれ芸術教養学科の教員が学科で学べることをご説明致します。

皆さんのお越しを、心からお待ちしております。

 

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いよいよ最後の入学説明会開催!

(予約不要・参加無料

 

京都会場 3月11日(日)

東京開場 3月21日(水・祝)

 

詳細は下記サイトをご覧ください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing_mar/

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芸術教養学科|学科・コース紹介

過去の記事はこちら

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2018年2月21日  授業風景

【日本画コース】卒業制作スクーリング(京都)の様子

通信教育部の卒業制作展まであと半月と少しになりました。
今日は卒業制作展で飾られる学生の皆さんの作品が、
どのような感じで制作されていたのかをご紹介したいと思います。
 
卒業制作の作品サイズは100号!
長辺が162cmもある大きい絵をこれまでの集大成として
皆さんに描いてもらいました。
 
DSC04389卒制スクーリング中の制作風景。
 
DSC07130
奥に見える絵が大下図で、
それを見つつ本画を描いています。
 
DSC04396山田先生と、小下図と本画を見ながら相談中。
 
DSC07191八田先生による伝統的な胡粉の溶き方!
 
DSC07136金箔を画面一杯に使われてる作品も。
紅白梅図屏風のように見えますね。
 
DSC07182大きな作品を描くので教室を分けて、
ひとりひとりのスペースはゆったりとしています。
 
DSC07172模写クラスはまた違う教室にて、
模写部屋で制作されていました。
 
DSC04395皆さん集中しているのでピンと張りつめたような空気…!
 
DSC07219伝統技法を学び、実際にその作品に使われていたであろう
天然の顔料や染料を使用して模写しています。
 
 
いかがでしたでしょうか。
このように学生の皆さんが頑張って描き上げた力作が、
3月11日からの通信卒業制作展で並びます!
ご期待ください!
 


 

2017年度 京都造形芸術大学(通信教育)卒業・修了制作展

会期:2018年3月11日(日)〜18日(日)11:00〜18:00(最終日16:00まで)
会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス
 
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いよいよ最後の入学説明会開催!

芸大の学びが体験できる「入学説明会」のお知らせです。
春入学向けのものは、この3月で最終回となります。
 
日本画コースのミニ講義では、京都ではちょうどよい機会ですし、卒業制作展の実作品を見ながらレクチャーをいたします。
東京では、人気企画「箔表現」にまつわる講義を行います。
予約不要ですので、お気軽にお越しください。
 
日時:2018年3月11日(日)
場所:京都・瓜生山キャンパス
卒業制作ナビゲーション!(担当教員:松生歩)
 
日時:2018年3月21日(水・祝)
場所:東京・外苑キャンパス
箔表現から見る日本の装飾美(担当教員:山田真澄)
 
ともに時間は「12:00~17:00(受付開始11:00~)」となっています。
講義の内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing_mar/
 
 
日本画コース | 学科・コース紹介
日本画コースブログ

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2018年2月20日  学生紹介

ユメミル芸大生に聞いてみた「Q. 学生生活で ここに驚いた!ということは?」

みなさんこんにちは。通信教育部の作山です。
「ユメミル芸大生」のみなさんのリアルな声を2回のシリーズでご紹介するこちらの企画。
 
前回は「Q. あなたにとっての○○コースとは?」という質問でしたが、
今回は、こんな質問をしてみました。
 
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[建築デザインコース]萩森述子さん 30代 広島県

昔から興味のあった建築を芸大で学べると知り、即入学。図面や模型作りなど初めての学びにたちまち夢中になりました。建築士資格の取得を目指して、今後も学びを続けていきます。
 
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[文芸コース]誉田亜紀子さん 40代 奈良県

知人にすすめられて軽い好奇心で文芸コースに跳び込み、本の出版後は幅広く活躍。この場所で未知の本と出会い、先生や仲間との出会いのなかで人生が大きく変わりました。
 
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[染織コース]北岡悦子さん 40代 大阪府

着付けや和裁の経験から、「糸から着物を織る」原点を目指して本コースへ入学。初めての経験ばかりで戸惑いながらも学びの面白さに魅了されました。全国各地から集まった幅広い年代の仲間たちとは今でも交流が続いています。
 
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[情報デザインコース]市川昇一さん 40代 長野県

デザイナーとして、さらに広い知識を得ようと入学。「自分で考え、伝える場」の多さに戸惑いながらも、それを乗り越えることで「デザイン」を学ぶ大切な意味に気付いてきました。
 
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[日本画コース]川幡弘嵩さん 60代 富山県

仕事に一区切りつけたタイミングでもう一度大学で学びたいと思い、日本画という新たな世界へ。学生生活の中で、この大学の芸術を学ぶ「環境」としての素晴らしさも、あらためて感じました。
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
夢中になったり、
人生が大きく変わったり、
全国各地から集まった幅広い年代の仲間ができたり、
デザインを学ぶ意味に気づいたり、
 
ほんとうにみなさん、良い意味での「驚き」があったようですね。
 
現在、春入学の出願受付中。
新しい一年、新しい自分が始まります。
芸術を学ぶことで、みなさんの暮らしがもっと豊かなものになるはずです。
みなさまのご出願をお待ちしています。
 
出願手続きなど、詳しくはこちらから。

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/shutsugan/

 
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入学ご検討者様向けにLINE@をはじめました。
「友だち追加」すると、入学説明会や体験授業などのイベント情報をいちはやくお届けします。
また、LINE@だけのオススメ情報なども配信予定です。
 
話しかけていただくと、今回ご紹介した「ユメミル芸大生」のスペシャルムービーも期間限定で配信中。
この機会にぜひ、お気軽に友だち追加をお願いします。
 
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2018年2月19日  学生紹介

ユメミル芸大生に聞いてみた「Q. あなたにとっての○○コースとは?」

みなさんこんにちは。通信教育部の作山です。
今回は、みなさんより一足早く本学へ入学した「ユメミル芸大生」のみなさんのリアルな声を2回のシリーズでご紹介したいと思います。
 
次の記事はこちら ↓
ユメミル芸大生に聞いてみた「Q. 学生生活で ここに驚いた!ということは?」
 
18歳から96歳まで、全国7,000名以上が学ぶ本学の通信教育部。
仕事を持ちながら、家庭を持ちながら、それぞれの「夢」や「目標」に向かって日々学んでいます。
今回は、そんなユメミル芸大生の声をご紹介。
まずは、こんな質問をしてみました。
 
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[洋画コース]山下智子さん 60代 千葉県

若い頃からの絵を描くことへの憧れを、夢の世界で終わらせたくないと入学を決めました。仕事と家事の日々のなかで、先生の言葉に励まされながら絵を描き続け、卒業制作では学長賞を受賞。
 
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[陶芸コース]川本修さん 60代 北海道

陶芸を学びたいという強い思い、先生や仲間との出会いを支えにして、北海道から京都という距離を通い続けました。現在は自宅にギャラリーを設け、地元に作陶の輪を広げています。
 
course_art

[芸術学コース]加藤紀子さん 50代 愛知県

主婦をしながら、趣味だった美術を学ぶために入学を決意。課題に悩みながらも、深く学べば学ぶほど得られる喜びの深さを知っていきました。
 
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[ランドスケープデザインコース]井出あいみさん 20代 東京都

金融業界で働きながらも、ランドスケープデザインの世界に携わる夢をあきらめきれず、入学を決意。今では念願の設計事務所への就職を果たし、日々夢へと近づいています。
 
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[芸術教養学科]林絵理さん 40代 神奈川県

ネットのみで芸大という斬新なスタイルに惹かれて本学科に入学。本学で得た感性、思考、そして学友とのつながりを大切にしながら自身の仕事であるマーケティング職でも活躍の場を広げています。
 
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[空間演出デザインコース]片岡智さん 40代 千葉県

ITエンジニアとカフェを営みながら、芸大生へ。学びを進めるにつれて、徐々に思考がほぐれていき、「なんでもないものを楽しくする技」をたくさん学ぶことができました。
 
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[写真コース]渡邉真弓さん 40代 北海道

通信だからとあまり期待していなかった出会いの豊かさに驚きました。学友たちにも刺激され、入学3年目に写真家としての独立を決意し、現在も活動を続けています。
 
 
いかがでしたでしょうか。
学科コースの学びの特長は、パンフレットやwebサイトに掲載されているものに留まらず、
こうしていろいろな角度から切り取ることで見えてくるものもありますね。
 
ユメミル芸大生の声、次回は「Q. 学生生活で、ここに驚いた!ということは?」をご紹介します。
 
 
現在、春入学の出願受付中。
新しい一年、新しい自分が始まります。
芸術を学ぶことで、みなさんの暮らしがもっと豊かなものになるはずです。
みなさまのご出願をお待ちしています。
 
出願手続きなど、詳しくはこちらから。

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/shutsugan/

 
bnr_t_shutsugan
 

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2018年2月16日  授業風景

【染織コース】フェルトメイキング

皆さん、こんにちは染織コースの高木です。

もうすぐ雨水、雪も雨に変わる季節というのに寒い日が続きますね。
染織コースには染や織の技法を使わないスクーリングがあります。今回はその一つ、フェルトメイキングのスクーリング紹介です。
ウールのセーターをご自宅で洗濯し、フエルト化して困ったことはないでしょうか?ウールは熱や圧力、薬品によって縮絨し固まりになります。
フェルトメイキングのスクーリングではウール(原毛)という繊維素材が、どうしたら固いフエルトになるかその仕組みお教えしています。
講師は京都の伏見にお住まいのジョリー・ジョンソン先生です。

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フエルトは繊維が絡みやすいようにまず縦方向に並べ、その上に横方向、またその上に横方向と並べていきます。

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隙間なく丁寧に並べます。

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原毛のミックスした色見本です。
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優しい黄緑は黄色と青の原毛をミックスして作ります。

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フエルトは繊維が絡まって出来るために、縫い目の無い袋状の形を作ることができます。今回は小さなポシェットを作り、縮絨の仕組みを学びます。
どのような形にするか、アイデアを練ります。

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その形に合わせ、模様部分に原毛を置いていきます。

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持ち手になる部分はラップで巻き、後で縮絨します。

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模様部分を覆い隠すように原毛を置きます。

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開口部分を丁寧に切っていきます。

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作品の出来上がりです。優しい色合いが素敵ですね!

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力作が並びました。ジョリー先生と一緒に合評会です。

フエルトはウールが縮絨して起こる現象を利用し、形を作る技法です。最近はニードル(針)を使い、小さなオブジェを作る手芸も流行っていますね。
本来、フエルトはモンゴルの遊牧民がゲル(テント)の側や敷物にした固くて丈夫なものでした。
ジョリー先生も、縮絨のあまいもの(フエルト化の未熟なもの)は注意されていました。

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