通信教育部

2018年3月

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2018年3月29日  授業風景

【歴史遺産コース】3月のフライング・カフェ(学習相談会)と卒業研究発表会

 

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 今年度は、33日(土)のひな祭りの日に嵯峨 大覚寺で、通信教育部芸術学科のフライングカフェという催しを実施しました。

 これは毎年、学科全体(芸術学コース・歴史遺産コース・文芸コース・和の伝統文化コース)の学生さんを対象に、美術館や寺社などを訪ねたり、体験授業などを行ったりというイベントを通して親睦をはかるとともに、引き続いて学習の進度や取り組み方などを教員に相談する学習相談会を設ける催しです。

 この日も37人の学生さんに、教員5人、事務局2人と、多くの参加者で賑わいました。

 今年は、和の伝統文化コースの井上治先生が企画を担当してくださったのですが、先生は大覚寺の嵯峨御流華道総司所学術顧問をされておられることから、大覚寺での特別な体験をさせていただくことができました。

 まず、寺僧の方の丁寧なご解説とともに、境内をご案内いただきました。平安時代の嵯峨天皇の離宮を前身とする大覚寺は、その後も天皇家ゆかりの方々が入寺され、鎌倉時代には後宇多法皇がここで院政を行ったことから、嵯峨御所とも呼ばれていたように、寝殿造り風の建築による仏堂など、独特の雅な佇まいです。

 

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また大沢池を前に、嵯峨天皇が船を浮かべ、大沢池の菊ガ島に咲いていた菊を手折り殿上の花瓶に挿されたのが、嵯峨御流の始まりであるとのお話も伺うことができました。

 

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 総司所に移り、実際の嵯峨御流のいけばな体験です。

 

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 小滝悦甫主任教授によって、景色いけのご説明と実演があり、ひな祭りにふさわしい、桃と菜の花とアイリスを花材に使って、みなさん見よう見まねのいけばなです。剣山ではない、七宝という花留めを使っていけるのは、初めての方も多かったことと思います。それでも先生のご指導を仰ぎながら思い思いの力作が完成していきました。

 

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 そして、この後、部屋を移して、いよいよ学習相談会です。

 各コースに分かれて、皆さんが抱えておられる学習上の課題などをお伺いし、教員が相談に応じるものです。

 歴史遺産コースでのご相談の半分以上が、卒業論文のテーマに関わるものでした。論文のテーマに迷っている、あるいは複数の候補があって定まらない。また、こんなテーマでの取り組みを考えているが、本当に論文として成立するのだろうかなど。

 

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 それぞれのケースに合わせて教員との意見交換をするうちに、「すっきりしてきました。」や「今日は相談できて本当に良かった。来た甲斐がありました。」などと、徐々に悩みが晴れていかれるのを、実感することができました。

 「論文を書く」、「研究をする」という、普段は経験しないことへ踏み出すとき、誰しもが不安を感じるものだと思います。こうした学習相談会だけでなく、本学では個別の教員相談申し込みや、メールやファックスなどによる質問票受付など、教員への相談の機会は、たくさん用意しております。

 

 はじめは、こうした不安を抱えながら着手された卒業論文作成のその過程に、教員は研究方法を示し、寄り添い、励ましていくという形で、それぞれの研究の道程を毎年拝見するのですが、いつも3月の卒業論文発表会で、その見事な結実を見せていただくことになります。

 

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 今年は京都では、316日(金)に瓜生山キャンパスで、そして東京では324日(土)に外苑キャンパスで開催されました卒業論文発表会に、それそれ延べ80人近い聴衆が詰めかけられました。

 歴史遺産コースでは、これから卒業論文を書こうとしている在学生はもちろん、昨年までの先輩卒業生らも毎年この日には、続々と大学の会場に顔を出してくださいます。

 

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 こうした聴衆に向かって、それぞれの研究成果を発表される皆さんは、晴れ晴れと自信に満ちていて、まさに眩しい姿を見せてくださいます。

 学生の皆さんのお住いの地域に関わる歴史や文化遺産をテーマにされる方が多かったのですが、こうした多種多様で新鮮なテーマに触れることは、在学生や卒業生だけでなく、教員にもとても刺激的です。改めその成果の素晴らしさに心打たれると同時に、地域に根ざしたその研究がこれから卒業後の人生や、生き方にも大きく関わるものになることを確信しました。

 喜びに目を輝かして卒業を迎えられた皆さんのこれからのさらなるご活躍をますます期待してやみません。

 

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学科コース紹介|歴史遺産コース

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2018年3月24日  イベント

【染織コース】卒業・修了制作展会場で作品解説を行いました

 皆さんこんにちは。染織コース久田多恵です。いろいろなコースから卒業・修了制作展の様子が伝えられています。318日をもちまして今年度の展覧会が終了しました。ご来場くださった方、展示にご協力くださった方、会場の当番を引き受けてくださった方、本当にありがとうございました。そして出品者の皆様、お疲れ様でした。卒業、修了された方は今後ますますのご活躍を、在学生の皆さんは卒業制作でどんなものを作るか構想を練ってください。

 

 さて展覧会の様子はいくつかアップされていますので、今回は今年度初めて染織コースで企画した作品解説の様子をお伝えします。

 

会場写真1

写真1(会場写真1)

 

 展覧会の来場者は展示された作品と題名を手掛かりに作者が表現しようとしているものを受け取り、また想像します。作品は作者の手を離れていますので受け取り方は見る人の自由です。作者によっては、より主題を明確に伝えるための工夫をする場合もあります。

 

作品1鼓動

写真2(鼓動)

 

 こちらの作品は題名の上に使用素材の写真を添えています。材料としたのがトウモロコシの皮であること、それを乾燥させて糸にして編むことで形作った作品であることが見る人に伝わる工夫です。

 ポートフォリオ(自分の作品集)を置く人もいます。以前に制作した作品を知ってもらうこと、また制作の流れから、より展示作品の理解を深めてもらいたいという意図があります。

 小さなノートを置いておく人もいます。これは解説のためではなく自分が不在の時に鑑賞した人から感想を書いてもらうためです。鑑賞した人の率直な意見を知ることで作品を客観的に知ることができます。作者もまた自分の作品をもっと深く知る必要があるのです。

 この他、作者がずっと作品のそばで解説をする場合もあります。いずれにしても作品の言おうとしていることを正確に伝えるのは簡単ではありません。そこで「列品解説」や「ギャラリートーク」と称して作品の解説を行うことがあります。作者本人が行なったり、作品の内容を知る人が行なったりします。染織は特に作品の素材と技法について一見しただけではわからないものがあり、こうした解説を聞くと理解の助けになります。

 

会場写真2

会場写真2

 

 今回の作品解説は卒業制作の授業を担当した教員によるものです。最終日の13時から15時まで、出品作品すべてを解説しました。集まってくださったのは在学生や今までの卒業生、他コースの学生、一般の方々です。最終日は夕方から作品の撤去が始まるため、出品者のうち可能な人は会場に来てもらいました。本人からの解説があれば理想的です。見てほしい点、知ってほしいこと、作者ならではの説明は貴重です。作品について語る姿は自信に満ち溢れていました。

 

会場写真3

会場写真3

 

作品の順番が来て、さっきまでいたはずの作者の姿が見えなくなってしまうこともありました。作品について語りたい人もいれば、作品そのものから受け取ってほしいと思う人もいます。ひとそれぞれです。

それではいくつかの作品をこの場を借りてご紹介しましょう。

 

さきほどのトウモロコシの皮を材料にした作品の題名は『鼓動』です。日々噴煙を上げる桜島を題材としています。トウモロコシの皮を乾燥させてから撚って糸状にし、棒針で編んでいます。ウメノキゴケという苔を使った染色、トウモロコシのヒゲも編み込まれています。

 

作品2心踊る

写真:心踊る

 

こちらの着物は『心踊る』という題名です。絹の着物地を天然染料で染めています。腰から左袖にかけては絞り染で七宝繋ぎの模様、裾と右肩には友禅で桜の花を染めました。「新たな始まり」として心踊る気持ちを桜に託した作品です。

 

作品3カピバラ温泉

写真:カピバラ温泉

 

カピバラ好きにはたまらないほのぼのとした情景『カピバラ温泉』です。黄色系に染めた糸、青に染めた糸で二重織という技法で織られています。裏側は黄と青が逆になっていて、同じ図の色違いのはずがちょっと表情が違います。こちらの題名は『カピバラ温泉〜WARUDAKUMI〜』です。

 

作品4ドットの世界

写真:ドットの世界

 

題名は『ドットの世界 −1枚の型紙でつくる−』です。型紙は染色に使う耐水性の紙です。1枚の型紙を使って「繰り返す」「ずらす」「上下を逆にする」など型染ならではの表現を目指しました。絹の着尺地やナイロンチュールを4枚重ねたことで透けて見えるドットの見え方が魅力です。

 

作品5竜宮

写真:竜宮

 

『竜宮 抽象的な模様を図柄にした振り袖型のタペストリー−』着物の形に仕上げていますが、着るものではなく壁掛け作品です。織りながら布の表面に糸を浮かせたり別の糸を添えて織ったり、と描くように織った作品です。きらきら光るラメ糸や小さなスパンコールがついた糸も使われています。

 

作品6優游涵泳

写真:優游涵泳

 

『優游涵泳』は着物と帯です。海中から見上げた水面の向こうの光と泳ぐ魚たちを型染で表現しています。オパール加工という方法で布地を透けるように仕上げて水の透明感に迫っています。帯のモチーフは海藻で、白く染め抜かれた形が魅力です。

 

 以上、ほんの数点ですが素材と技法、モチーフや主題の説明が理解の助けになる作品をご紹介しました。いろいろな展覧会で「列品解説」やテーマにちなんだレクチャー、ワークショップ(体験型の講座)が行われています。ぜひ積極的に参加してみてください。

 

 

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2018年3月22日  イベント

【建築デザインコース】- A ticket to professional –

こんにちは。建築デザインコース岸川です。今日は311日(土)から318日(日)にかけて京都・瓜生山キャンパスで開催された2017年度卒業制作展について報告します。我々のキャンパスは芸術大学ということもありいつもアート作品に囲まれているような感覚が日常的です。それでも、この卒業制作展の1週間はたくさんの教室が展示空間に様変わりしてキャンパス全体がいきいきとした美術館のような素敵な雰囲気になります。照明や展示パネル、そして渾身の作品群の設置でこうも空間の様相が変わるものかといつも驚かされます。

まずはパネルの展示方法の説明を先生から。誰が先生で誰が学生なのか、よくわからないところも通信教育の面白いところです。

まずはパネルの展示方法の説明を先生から。誰が先生で誰が学生なのか、よくわからないところも通信教育の面白いところです。


箱を開けると模型がバラバラに。そんなハプニングもみんなで協力し合って修復します。プレゼンテーションパネルにある模型写真と図面だけが頼りです。

箱を開けると模型がバラバラに。そんなハプニングもみんなで協力し合って修復します。プレゼンテーションパネルにある模型写真と図面だけが頼りです。


照明の調整も入念に。必要なのは美しい光です。

照明の調整も入念に。必要なのは美しい光です。


協力の甲斐あって静謐な展示空間が出現しました。

協力の甲斐あって静謐な展示空間が出現しました。

 

そして、自分たちで力をあわせて一からつくり上げるこの特別な空間の中で社会人である卒業生のみなさんがご家族や友人、大切な人とともに作品を鑑賞する、そして時に懸命に自身の作品の説明をするといった風景はとても微笑ましいものです。こうした光景を目の当たりにすると、学びや制作を通して自己実現を達成するばかりでなく、その過程で世代を超えたつながりや絆が芽生えることは生涯教育の場として通信教育部が担う大切な役割であることに気づかされます。

搬入展示作業を終えて記念撮影

搬入展示作業を終えて記念撮影

 

今年度、建築デザインコースでは54名の卒業制作の展示を行いました。そのどれもが力作です。卒業制作に至るプロセスで彼らはたくさんの課題に取り組んできました。でも、その課題の成果はほとんど社会との接点を持つことはありません。それは与えられた課題に応えることで建築を考える力、表現する力を養うために積み重ねる地道なトレーニングのようなものです。一方、卒業制作は展覧会を通して初めて彼らがゼロから自分で組み立てた建築の物語が社会と接点をもつ唯一無二の機会、プロフェッショナルへの扉をあける瞬間と言えます。実務経験がないがゆえに恐れもない、法規的経済的な制約もそこそこにという、純粋に建築を追求できる環境のなかで彼らが夢見た建築にここからはじまる未来の可能性をふんだんに感じ取ることができました。頼もしい限りです。そして何より、少しでも自分の作品の魅力を多くの人に伝えるために努力を惜しまない、そんな彼らの作品に対する満ち溢れる愛をひとつひとつの展示からひしひしと感じながら、厳しいカリキュラムのトレーニングに耐え忍び大きく成長した卒業生のみなさんひとりひとりを誇らしく思います。また1年後に、どんな作品に出会えるか、いまから楽しみです。

学科賞を受賞した芝谷さんの作品。京都・伊根町の放置された棚田の地形を活かしてその場所ならではの建築の建ち方の提案を行いました。石垣を絶妙に再現した模型が大迫力です。

学科賞を受賞した芝谷さんの作品。京都・伊根町の放置された棚田の地形を活かしてその場所ならではの建築の建ち方の提案を行いました。石垣を絶妙に再現した模型が大迫力です。

通信教育部デザイン科WEB卒業制作展」では630日(土)まで建築デザインコースをはじめ、通信教育部デザイン科4コースの卒業制作作品をどなたでも鑑賞することができます。何年後かの自分を重ねてみるもの良いかもしれません。そして、たくさんの人とここにある作品が描き出すヴィジョンを共有できることを期待します。

 

「何も怖がらない。人生を生きたい。止まったらあかん。」(建築家 安藤忠雄)

 

 

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2018年3月19日  イベント

【芸術学コース】「すぐれているのでもなく、おとっているのでもなく」 「がんばっているのでもなく、なまけているのでもなく」

-勉強会「芸術をめぐる(おいしい)お話の会」をめぐって-

 

 去年の秋に勉強会を立ちあげました(すでに2回開催されました)。会を「芸術をめぐる(おいしい)お話の会」と名づけました。う〜ん、何?と思われる名称かもしれませんが、やがて「なるほど」と親しまれるようになればと思っています。

 

初回開催時の様子「感覚の豊かさとはなにか」についてのおいしいお話(2017年10月)

初回開催時の様子「感覚の豊かさとはなにか」についてのおいしいお話(2017年10月)

 多地域・多世代・多価値の通信教育部の在校生・卒業生の集う勉強会には、当然、それにふさわしい〈知〉のありかたがあると思います。言葉はむつかしいかもしれませんが、その〈知〉を、〈レンマ的知〉と呼ぼうと思います。

 

 最近、〈レンマ〉という言葉を耳にすることがあります。もう半世紀も前、当時、京都大学の名誉教授であられた山内得立さんが書かれた、『ロゴスとレンマ』(岩波書店)という本がひそかに復興(ルネサンス)の気運にあるようなのである。

 古代インドでは、もののあり方を、①ある ②ない ③あるのでもなくないのでもない ④ありかつない、に分けて考えていたようです。サンスクリット語のチャトゥシュ・コーティカのことで、それを、ギリシャ語で、テトラ・レンマといいます(ちなみに、漢訳では、「四句分別」といいます)。テトラとは「四つの」ということですから、四つのレンマというわけです。レンマの原義は「つかむ」とか「とらえる」とかにあるようですが、ここでは、存在把握の四つのあり方ぐらいにとらえておきます。

 テトラ・レンマのうちの第三番目、「あるのでもなくないのでもない」に照明をあてたのは、大乗仏教の祖、ナーガールジュナでした。「なにものも滅することなく、なにものも生ずることなく(不滅不生)」という有名な帰敬偈ではじまる、その主著ともいうべき『中論(中間をたたえる書)』は、第三のレンマを貫くようにして書かれています。両端を否定(両非)して、まさしく、中間を讃歎する書物なのです。ちなみに、さきの帰敬偈は、さらに、「なにものも来ることなく、なにものも去ることなく」などとつづいていきます。

 また、第三のレンマはいくらでも変奏することができるでしょう。「美しいのでもなく、醜いのでもなく」「明るいのでもなく、暗いのでもなく」。あるいは、「すぐれているのでもなく、おとっているのでもなく」「がんばっているのでもなく、なまけているのでもなく」。

金子典正先生によるおいしいお話の様子「永観堂のみかえり阿弥陀像」(2018年2月)

金子典正先生によるおいしいお話の様子「永観堂のみかえり阿弥陀像」(2018年2月)

 他方、ヨーロッパ的な〈ロゴス〉は、「ある」か「ない」かです。さきのテトラ・レンマでいえば、上の二つ(①②)の存在把握しかなく、もとより、下の二つ(③④)の存在把握はないのです。その基本的な論理の一つ、排中律(Aであるか非Aであるかのどちらかである)が示しているように、ものごとは「ある」か「ない」かであり、それ以外はない(中間はない)のです。つまり、「生ずる」か「滅する」か、「来る」か「去る」か。「美しい」か「醜いか」か、「明るい」か「暗い」か。「すぐれている」か「おとっている」か、「がんばっている」か「なまけている」か。そして、おおよそ、両端の二者(対立する二者)に、上下や主従や優劣の関係を立てます。ややもすれば、下や従や劣が切り捨てられます。

 

 〈レンマ〉のほうは、そのようなことはありません。

 そうです。存在把握のそのような立場に立って、勉強会において、あたらしい〈知〉の模索ができないものかと考えているのです。

 誤解をまねかないようにいっておきますが、けっして、プラス・マイナスの基準のない、「生ぬるいもの」を作ろうとしているのではありません。(あたたかいもの)を作ろうとしているのです。けっして、「安易なもの」を作ろうとしているのではありません。(やさしいもの)を作ろうとしているのです。(おいしいもの)をつくろうとしているのです。

 どうか、ぜひ、がんばっている人も、なまけている人も、いちど、勉強会をのぞいてみてください。

 

「おいしい」お話にちなんで、参加者のみなさんはとなりどうしが交換できるほどのお菓子などを持ち寄ってくださいます(もちろん手ぶらでも大歓迎です)。

「おいしい」お話にちなんで、参加者のみなさんはとなりどうしが交換できるほどのお菓子などを持ち寄ってくださいます(もちろん手ぶらでも大歓迎です)。

 最後に、一言。芸術は、ロゴス的なものよりも、レンマ的なものと深くかかわっていることはまちがいがないと思います。(時間をぬって、なにかを求めて来校される、すべての人に、日々、暗中模索し、自答自問し、葛藤にある、すべての人に、敬意を表して)

 

 

梅原賢一郎(芸術学コース教員)

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「第三回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会」
1、「頭の哲学と肉の哲学(ロゴスとレンマ)-からだにやさしい哲学を求めて-」(梅原賢一郎)
2、「ヒトはなぜ絵を描くのか」(仮題)(斉藤亜矢)

日時:2018年7月7日(土)14:00 ~ 17:00

場所:瓜生山キャンパス(教室は当日掲示)

※事前申込不要。参加無料。一般の方、他コースの方を含めどなたでもご参加いただけます。「芸術学コースでどんなことが学べるのか」「どんな先生から学べるのか」気になっているという方にもお気軽にご参加いただける雰囲気です。

 

 (第一回開催時の様子はこちら⇒【芸術学コース】参加者の声:第一回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会

 

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いよいよ最後の入学説明会開催!(予約不要・参加無料

 

東京会場 3月21日(水・祝)「西洋美術史の思索者たち」(担当教員:池野絢子)

 

詳細は下記サイトをご覧ください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing_mar/

 

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京都造形芸術大学通信教育部 芸術学コースでは以下のwebサイトでお知らせを定期的に更新しています。ご都合が合うイベントがありましたら、 お気軽にご参加ください!

 

芸術学コースのつぶやき@geigaku4

 

芸術学コースコースサイト Lo Gai Saber|愉快な知識

 

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2018年3月16日  イベント

【ランドスケープデザインコース】卒業制作展 

ランドスケープデザインコースは、日本庭園はランドスケープデザインの原点であるとの基本的考えに立ち、庭園のデザイン・都市のデザイン・里のデザインの3部門でカリキュラムを構成しています。今回は学習成果の総括ともいうべき2017年度卒業制作のいくつかの作品をご紹介いたします。

庭園のデザインでは、自宅の庭をリハビリ効果が期待できる庭へと改造する実作、自宅庭園の一部をヤンマが生息するビオトープとして改造する実作、江戸時代に存在した広大な日本庭園の一部を再現するという構想などがありました。

 

都市のデザインでは、高架環状線道路を全面緑道とし都市の緑環境を大改造する構想があり、尾池学長もその説明を聞き入っておられました。

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写真家の想いをコンセプトに里山公園の改造提案もありました。

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他には、認知症の改善のため回想法を取り入れた観光周遊コースの提案。奄美大島での地元住民の環境意識改革を促しつつ観光客サービスのため温室建設提案や大規模団地内に形成された街区公園を誰にも利用される形態へと改造提案など。

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里のデザインでは、都市部郊外の過疎村を森林セラピーなど体験できる里山として整備し観光客誘致する提案がありました。

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他には海外からの観光客誘致のためにキャンピングサイトとして里山の整備提案。都市部周辺に残る生産緑地を隣接する街区公園とともに6次産業拠点に改造し地域振興を図る提案。バブル崩壊で造成されたが放置された荒地をかつての里山の植生を活かしつつ新たな植栽試験をもとにした修景計画。ため池回りに生育する竹林を都会からの訪問客を誘致すべくバンブーアート村に改造などでした。

 

もし、お時間があれば卒業制作展は今週末まで開催してるので、是非、会場に足を運んでください。

 

2017年度 京都造形芸術大学(通信教育)卒業・修了制作展

会期:2018年3月11日(日)〜18日(日)11:00〜18:00(最終日16:00まで)

会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス  

 

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WEBからも学生の作品を、ご覧いただけます。

 

2017年度 デザイン科WEB卒業制作展

公開期間 3月11日(日)11:00~6月30日(土)

http://t.kyoto-art.ac.jp/websotsuten/

 

このように全く異なるテーマの作品が勢ぞろいしました。卒業制作は芸術大学ならではの成果です。その内容は時代背景を映し出した内容となっていることが特徴です。あなたも、ぜひランドスケープデザインコースで時代感覚を先取りしてみませんか。

 

 

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