美術工芸学科

2018年5月

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2018年5月16日  ニュース

【写真・映像】KG+ AWARD 2018 グランプリ受賞!

 

 

現代美術・写真コース(現 写真・映像コース)4期生 顧 剣亨さんが

KG+ AWARD 2018 で グランプリを受賞されました!

昨年グランプリの現代美術・写真コース3期生森田具海さんに続き、二人目の快挙です。

 

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◎KG+AWARDとは、

多数の公募から約20名が選考され、母体となるメインプログラムの「Kyotographie 京都国際写真祭(https://www.kyotographie.jp/)」の会期に合わせて元・淳風小学校と五条坂京焼登り窯にて、それぞれ個展形式で展示を行います。

そして、その20名のAward候補者の中から更に1展覧会のみがグランプリに選ばれます。

 

受賞した展覧会の作家は、次年度のKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2019への出展が決定し、以下のサポートを受け、国際的に活躍する写真家と肩を並べての個展の開催が約束されます。
・展覧会実施費用 50万円(制作費を含む賞金)
・会場使用料
・ KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019カタログ掲載・広報

 

 

国際的な写真の祭典で個展を開催できる、作家としてとても大きなチャンスを掴まれました。

ぜひ在学生の方々も、写真・映像コースに入学を考えている学生さん方も

先輩に続くよう、ぜひ来年度のAwardに臨んでみてください。

 

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 

 

この3月に写真コースを卒業後、東京を拠点に活動されている顧剣亨さんですが、

京都にあるワコールスタディーホールギャラリーでの個展も近づいております。

KG+で出展されていたシリーズとはまた別の作品で、

学生の頃から大事に撮り進めてきたシリーズを展示予定とのことで、とても楽しみです。

是非、足を運んで観て下さい。

 

 

wu-mai_01 wu-mai_02

 

「霧霾(Wu-Mai)」という中国語の単語がある。それは本来、黄砂現象を指していたが、現在はスモッグと同様の意味を持つようになった。 現代の大気汚染は、例えば高度経済成長の時代と比べて、ある種特異的な美しさを表出している一面がある。健康に害を及ぼす真っ白な大気から、まるで山水画のような時間の流れが感じ取れる。そしてその光景をよく見つめていると、霧霾の中で何気なく続けられている人々の生活が見えてくる。
人間はあるものに過敏な反応を示すが、その期間は比較的短い。気づいた時には既に忘れられ、その熱量は失われていることが多い。今回の作品は4年前から始めたシリーズであるが、その頃の人々は霧霾に対してとてもナイーブであったことを覚えている。だが、時間の流れとともに、私自身も含め、人々の霧霾に対する関心は極めて低くなっている。未だに体に悪影響のある環境にも関わらず、私たちはそのことに麻痺し、まるで何もなかったように生活を続けている。
このような時代の営みの風景を、私は現代の山水画として視覚化することを試みた。

 

 

「霧霾|Wu-Mai」 顧 剣亨 展 Kenryou GU Solo Exhibition
会期:2018年5月22日(火)-7月7日(土)
火曜~金曜 10:00-20:00/土曜 10:00-17:30
日曜・月曜・祝日 休み
会場:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
入場料:無料

 

 

http://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article82436

 

 

 

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2018年5月14日  ニュース

【基礎美術1年生】杜若と農園と五月晴れ

ゴールデンウィークを挟んで少し滞っていた基礎美術の活動報告ですが、連休明けから楽しい授業がまた再開しています。

5月も半ばとなり、京都は一年でも一番外での活動がしやすい季節になりました。ということで先週の1年生は外での活動がメイン!

 

まずは9日(水)には京都の南、城陽市にある杜若園芸(とじゃくえんげいさんと読みます)に杜若の観察に出かけました。
http://www.tojaku.co.jp
先日の滋賀県への竹切り学外実習に続き今年二回めの学外の自習です。
ここでは杜若の花のお話も伺いながら、花を観察してスケッチしました。

 

続く10日(木)は学内の農園へ。なんと京都造形芸術大学には瓜生山の山頂に花や植物を育てる農園があるんです。この農園で花をお世話する仕事をお手伝いした後、またもや花のスケッチを実施。

二日ともこの季節らしい清々しい青空でみんな楽しそう!授業なのにリフレッシュしてしまっています。

 

11日(金)は千秋堂の中で立花の珠寶先生による杜若を活ける見本が行われました。
ほとんどの学生がプロによる花が実際に活けられていく現場を見るのは初めて、それまでの二日と打って変わって緊張感が漂う中、淀みなくスムーズに花を活けていく珠寶先生。
みんな目が釘付けでした!!

 

さていよいよ今週は学生たち自身が花を活けます。今までの経験を存分に生かして欲しいです。

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2018年5月11日  ニュース

【油画】竹林 玲香 × 稲垣公介 『昼はゆめ』

美術工芸学科・油画コースより、展覧会のご案内です。

現在『Painting Laboratory 303』にて、竹林 玲香さんと稲垣 公介君による2人展が開催されています。

皆様ぜひご高覧下さい。

 

 

 

竹林 玲香 × 稲垣 公介  二人展

『昼はゆめ』

 

web用

 

 

2018

05.09 ― 05.16

open  9:00 ― 22:00

close  土・日

 

@ Painting Laboratory 303

油画アトリエ内(NC303)

 

 

 

竹林 玲香〔油画コース:3年生〕

———–

楽しすぎる瞬間は、真っ只中にいるとなぜだか泣きたい気持ちになる。両手では抱えきれない幸福感は、早く過ぎ去って思い出になってほしいと思う。どんな時もそばにいてくれた大事な過去は、自分の意思で思い出にしてしまう。私は絵画で、永遠を求める気持ちを投影する。触れそうで触れないような、愛された記憶や心の中に存在するものを捉え続ける。ずっと揺らいでいるこの感触を、幻と認めることで永遠にする。

 

 

稲垣 公介〔油画コース:4年生〕

———-

世界を生み出したい。その一心で制作を行っています。しかし、それは桃源郷のような都合の良いものではありません。眉をしかめたくなるものまでも取り込むのです。愛、優しさ、暴力、憎しみ、ノスタルジーといった人間の本質に向き合います。私の作品は、再編された新たな世界です。

 

 

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— @ Painting Laboratory 303 —

PL303

 

 

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2018年5月11日  インタビュー

【油画】卒業生インタビュー♯02

#02  神馬 啓佑  JIMBA Keisuke

 

1

 

……

1985年

愛知県生まれ

 

2011年

京都造形芸術大学大学院  芸術研究科   表現専攻修了

 

2016年

「肉とヴェール 清田泰寛 神馬啓佑 二人展」(京都芸術センター/京都)

「VOCA展 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」(上野の森美術館/東京)

「2015年「塑性について」(Division/京都) (N-mark/愛知)

「眼球に近い面」(HAPS /京都)  2014年

「THE MIRROR」(名古屋商工会/東京)

 

他、展示・受賞歴多数

 

————————————————

 

神馬 啓佑 :J

蒲原 早奈美(聞き手):K

 

K:「夜になるまえに」(2014ARTZONE)の本に神馬さんの学部の時の作品が印象的でした。

何か投げ入れているみたいなやつ。

 

 

菴懷刀逕サ蜒・magic

 

 

J:3年生の時の作品やな。その時は人物と風景画みたいなの描いてた。

それ多分、デッサンとかじゃなくて、自分でこういうものを描こうと思って描いた絵は初めてやったんちゃうかな。

それがなんかよかったから、頑張ろうみたいに思ったと思う。

その時、フード被って火起こしみたいなことをしている自分を撮って、月面の写真をコピーしてきて、コラージュして。

月面で火起こしをしている絵。酸素ないから途中で無理やと思って、ポーズだけをとっている絵にした()

 

 

菴懷刀逕サ蜒・moon

 

 

K:描いてる途中に気づいたんですね()

 

J:そう()けど初めて自分が思って描いたっていうのは達成感があって、経験としてでかい。

 

K:これは?

 

 

菴懷刀逕サ蜒・RAKU

 

 

J:感覚でしかない。(作品見ながら)

 

K:感覚。

 

J:丸1日で全部完成させなあかんから。今思ってもやばいと思う。結構頑張ってたなって。

大学院の時の。

 

K:何描こうというのも明確には考えてないんですよね。

 

J:そうそう。描画道具を作って、テクスチャをつけるっていうのを繰り返すって作品。洒落てるやんな、めっちゃモダンや。今でも思うもん。もう一回やってみてもいいかな。

 

K:見たいです。何色使おうとかも考えてた?

 

J:そんなことはないと思うけど、作りながら考えるようにしてたと思う。

 

K:色とか道具?

 

J:そうそう。こうやってたらさ色がちょっとずつ混ざってきてさ、あ、この色も作ろうかなって足していったり、厳密にやろうとして厳密にやれないみたいなこともある感じ。結構いいよなこれ。

 

K:めちゃいいですね。

 

J:これ大学院ラストやな。多分。修了制作でインスタレーションみたいなのやりたいから、色彩だけ揃えて、全部。真っ白に塗って。白すぎたわ。

 

 

修了展

 

 

K:床も塗って、ってことですよね。

 

J:そうやで、白い空間に、白っぽい絵があったら目が変なモアレを起こして、霧みたいに見えて、おもろかった。

 

K:それは意図してた?

 

J:してなかった。やったらなった。正確には、前に描いた絵の写真を見返してて、そんときに、ちょっと変やなって思って。誇張したらできた。スモーク焚いてるみたいな感じになった。ちょっとほんまにもっかいやるわ。

 

K:昔やってた技法を改めて今やってみると面白いですよね。

 

J:そうやな。これ第1(自分の中での)。これ第1期の終わり。

 

K:Anteroomで飾ってたやつ見たんですけど。

 

 

菴懷刀逕サ蜒・2painting

 

 

J:おっきいやつな。4mのやつか。懐かしい。

 

K:あの時めっちゃカラフルでしたよね。

 

J:あれ、第1期の終わりやな。

 

K:院出てる時ですか?

 

J:完全に出てるな。またやろうかなと思ってて。思ってた以上にいいよなこれ。

 

K: (笑)

 

J:次こんな感じやしね。(写真見る) 1期の終わりからどうしようって。

道具とかを全部指に絞って、描いた。指のテクスチャーだけで。

 

K:見ました。大学院Pr Projectで飾ってなかったですか。

 

 

菴懷刀逕サ蜒・12btp

 

菴懷刀逕サ蜒・13btp

 

 

J:そうやな。

 

K:どんどん色なくなってきますね。

 

J: 1個の道具()に絞ってきたから。

 

K:あ、そういうことか。

 

J:そこに厳密って言う。

 

K:ちゃんとそこ守るんですね。

 

J:守ってた。それでムリやと思ってやめた。やめたというか。

 

J:第2期目は、例えば、筒の先っぽにスコープみたいになってて、こうドローイングみたいになってて、奥にクッションがあって、みたいな。これも絵やろって作品。やばいやろ。僕の過渡期。

 

K: (笑)

 

J:他は、例えばその時いった場所で、そこにあるものを全部メモってくようにしてて、それをドローイングのようにしてて、なんかならないかなって。あるときに、そのメモみてこれどこやったっけなってわからんくなって。普通の野外彫刻とかどっかにあってそこに行くやん。これはここにあって僕がどっかに行っている。だから野外彫刻のプランっていう作品。

 

K:なるほど。

 

J:そこから離れてしまったから結果的には野外彫刻になってしまったっていうビックキャプションっていう作品。誰にも分からんと言われた()

 

K:意外な。

 

J:誰もわからへんていってた()けど、良いっていう人もいた。逆に絵は全然だめですね。って言われた(笑)

 

K:ええ()

 

J:めっちゃ迷ってて。絵を描くっていうことに対して飽きてしまってるってとこもあって。このままだと別のものを作らないとできなくなっちゃうっと思ってやって見た感じ。今見ても結構面白い。なんか煮詰まってて、いろんなこと考えて描いてなんとかしようとしてて、気分がいい。ニューペインティングやろ80年代から90年代のおさらいと復習みたいにさ。

 

K:おさらい中()

 

J:めちゃ遅いねん、僕の美術史() 思わん?こんなにいろんなことあってさ。まだリュック・タイマンスとか出てきてないもん()まだニューペインティングやもん。

 

K: (笑)

 

J:今第3期で、アイデンティティや個人史をやりたいと思ってる。エリザベス・ペイトンとかリュック・タイマンスとかみたいに。だって抽象表現主義がとりあえず終焉迎えて、そのあとポストモダン、ニューペインティングでてきて。それも考えて、もう本当にやっと個人の問題とかさ、扱うようになってきた。今そこにきてる。

 

K:辿ってますね。

 

J:辿ってるの、最近気づいてん。あ、辿ってるんやなって。無意識に。ゆっくりやってたんやなって。なんかいろいろさ、刺激が多いし、そういうのに行くのも分かるし、でも結局自分のペースでやらないとできないし。ちょっとずつゆっくりやったほうが、結局早く終わるんやなって思う。

 

(パンフレットに掲載)

 

芸術ってさ、難しくない?

 

K:そうですね。そんなに芸術って遠くないと思うのに、イメージで区別つくられること多いかも。

 

J:それすごい思う。むずいよね。先入観で言われている感じがするよね。一度父親に話したことがあって、別に父親美術に関心があるってわけじゃないんだけど、その時言われたのが、わからないってことをわかろうとしずぎてるって言われて。わからんでええやんって。何が問題かは、「あなたたちはわからないでしょ」ていう姿勢が問題でしょって言われて。

 

K:確かに。

 

J:じゃあどんな作品作ったらいいと思うって聞いたら、要はビジュアルでわからないでしょっていうことをいうから、わからへんっていうふうになるっていってて。楽譜みたいなのがいいって。音符みたいに描いて、それがある一定のルールで並んでると、そのルールがわかったら音が聞こえくるみたいになったらいいやんって。言われた。どんなコンセプチュアルアートやねん。ってなった。まあ、そういうおとうさんの話。

 

K:おとうさんおもしろいですね。

 

J:修了制作、見にきて。その時、作品タイトルをAからZにして描こうと思ってて。アルファベット1字やってん。それがよくないってお父さんに言われて。タイトルっていうのはそのものの方向性がわかるやん。タイトルでそれを示せるのにタイトルで示さないのあかんやんって。無意味っていってるもんやぞって。そういう意味やったらいいけど、そうじゃなかったらやめとけって言われて。はー、困ったなあって() その話の2回かな、父と美術の話をしたのは。

 

K:どきっとする話ですね。

 

J:芸術難しいねんっていったら、芸術が難しいんじゃないって言われて。

難しいことは山ほどあって、難しくしてる原因があるんやって、言っててそのときは。それやぞって。そういうのは結構効いてくるよね。

 

K:あ、ぐさっとくるってことですね。

 

J:芸術っていう枠組みに放りこんだ瞬間に、色々視野が狭くなってきてるなって。いろんな問題がさ、絡んできてるからさ、普通にしててもわかるのにお高くとまってるからやんって。それはすごいハッとした。だから第2期はそれを得るためにはじめた。父の言っていたことを踏まえて、もっと造形的に今までやってきたことももちろん考えて。今は、そこからもう一段階新しい何かを立ち上げることが必要やなっていう第3期を迎えている。

 

K:迎えて、次、何するか決めてるんですか?

 

J:いや決めてない()いま頭ん中整理してる。もっとエッセンシャルにしていきたい。なかなか難しいと思うけど(笑)

そうや、生活面のはなしか。話変わるけど(笑)大学で教えるってことで、生活面とか意識的なこと変わったかも。自分のことは置いといてさ、教えるってことが結構良かったりしたかな。なんか生徒とか相談に乗ってそれに対してどう思うかとか。

 

K:聞きながら、自分にも言ってるみたいな。

 

J:そうそう、今まで話してなかったんやなって。今まで言わずにわかんないってなってて。高校の時、わかんないってのが口癖やった。

 

K: (笑)

 

J:高校の友達にあったら、わかんないって(口癖)言われていじられる()

 

K:そんなに()

 

J:そういう意味では自分を通して理解すること以外のことが増えた。こういう考えの人もいるんやって。どんどんそういう機会増えてきたかな。

 

J:自分一人では、わかんないってことを解消するのがどうしてもできなかった。絵描いて、集中してるのが強くなってしまって、自分がどうやって見られてるんやろっていうのは、先生やって見えてきた。みんな誰もが自分に対して必死なんやなって。

 

K:確かに。

 

J:俺だけじゃないし、みんな平等に自分のことが大事やなってわかるやん、先生やってたら。生活する面でも制作する面でも。先生になってすごく自分が成長した気がする。たいした感じじゃないねんけど。

 

K:先生楽しんでるんですね。

 

J:僕はね。新たな発見もある、母校やから今まで教えてもらった先生がいるのも大きい。昔の作品を見られてるし、最近の作品を見られてるし、色々話せるし。

 

K: 芸術センターとかでの仕事も、いろんな人と話して為になってた?

 

J:そうだね。

 

K:書店(仕事先)の方はどうですか。

 

J:芸術センターと違って、より普通というか。なんで海老の絵描いてるんですかって聞かれたり()

 

 

菴懷刀逕サ蜒・3716

 

 

K: (笑)

 

J:私海老好きですよ。とか言われて、いや、好物とかそういうことじゃなくてって()とか(話して)

芸術と言うこと自体を完全に見る立場からから入っている人たちで、今まで出会ってこなかった人たちとまた出会っているという感覚がある。発見もいっぱいある。さっき言っていたことでさ。サービスしすぎると見る人は、冷めるみたいな。それぐらい分かりますよ。みたいなこと。やっぱりそうなんやなと思ったし、芸術は日本で伝わっている部分と日本独自で備わってる部分はあるからさ、勘違いはあるけど。それぞれにあるんやなってすごく感じた。職場には僕と同じようにダブルワークのひともいるし、なんかいろんな人がいて、話すのが面白い。

 

…END 

 

■卒業生インタビュー■

 

#01 西垣 肇也樹   NISHIGAKI Hayaki 

 

#02  神馬 啓佑  JIMBA Keisuke

 

#03  井上 裕葵 INOUE Yuki

 

      

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2018年5月11日  授業風景

【日本画】一回生 日本画秘伝技法講座

こんにちは!

日本画コースです。

 

今日は一回生の授業を紹介します。

 

今年の一回生の金曜日午前は岩泉先生による日本画秘伝技法材料講座が行われています。
江戸時代より伝わる膠の溶解法から絵具の練り方や塗り方などを前期の間を通して、
実技と理論の両方から学んで行きます。

 

初回の課題は日本画の素材の特性を体感し、親しんでもらうために琳派のたらし込みの技法で
小品制作を行いました。

 

 

●まずは日本画で最も重要な膠の溶解法のレクチャーです。
 近年行われて来た湯煎法ではなく、江戸時代までの直火法を実践してます。
 ※直火炊きは膠の接着力が落ちるのでダメとされて来ましたが、岩泉先生の膠研究で、
 実は直火の方が接着力が上回る事が証明されました。

 

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●絵具の溶き方です。
 指の使い方や、膠と水の加減を教わりました。

 

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●筆の持ち方も従来の鉛筆持ちでなく、書道のように立てて持つやり方です。
 こちらの方が日本画の絵具の性質に合っているそうです。
 皆さんきちんと立てて持っていますね。

 

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●そして、絵具の塗り方です。

 溜め塗りとその応用であるたらし込み技法のレクチャーです。

 絵具の膠加減と、墨の水分量が上手くいくポイントです。

 

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●ほとんどの学生さんにとって初めての日本画体験ですが、楽しく完成させる事が出来たようです。

 

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