ゼミ通ヒーローズ増刊号 キャラコネ日記Vol.01「企画スタート」

  どうも、私がキャラデの独立愚連隊、ゲームゼミ隊長の村上だ。ゲー歴30年なのに学生からのリスペクトはない(爆) ゲームゼミの二年生は、今、学内散策をテーマとしたゲームを制作している。 その名も「キャラデコネクション~君とのつながりを求めて~」。 宮城のずんだ餅くらい甘ったるいタイトルである。   これは、オープンキャンパスの代わりにゲーム内で学内を散策し、キャラクターデザイン学科の授業を簡単なクイズ形式で受けることができる高校生向けのゲームである。 説明をするよりインタラクティブなものに触れた方が学科の魅力が伝わりやすいのではないかという安易な発想から動き出したプロジェクトなのだ。   そこで、まだデジタルゲームを作ったことのないメンバーが、「企画」「システム」「デザイン」の3つのチームに分かれて、企画立案から完成までを行うこととなった。 これは、そんな過酷な現場の生々しい記録である。   こちらは企画チーム。今まさにゼミリーダー松下星斗(右)がイメージを全員に伝えている。 カメラを向けた途端にいかにもディスカッションしてますの定番ポーズをとる松下。 左端にいる本堂美海の人を小ばかにしたポーズから察していただける通り、これは茶番である。   企画チームのメンバーは以下の通り。 左から、新保美月、野村夏望、本堂美海、松下星斗、市花裕大、そして金ジンギュの6名。 ん?金ジンギュの姿が見当たらない…!?そう、彼は韓国からのオンラインで授業に参加している。コロナの影響でまだ入国できず、かわいそうに一人だけ小さなパソコンの中に閉じ込められているのである。   背景はサンフランシスコだが実際にはソウルにいる金ジンギュ。   企画チームは、画面遷移やゲームフローのまとめ、シナリオの作成、そして作業工数とスケジュールの管理といった、多岐に渡る上に制作の司令塔を担う責任重大なポジションだ。 また、キャラクターデザイン学科の一年生のカリキュラムを一通り紹介する形でシナリオを組むため、課題の合間に他授業のリサーチをするため学内を駆けずり回ることになる。 そう、シナリオは足で書くのだ。もちろん、足で書くというのは比喩である。   つづく