ゼミ通ヒーローズ増刊号 キャラコネ日記Vol.02「システム構築」

  「キャラコネ(キャラデコネクション~君とのつながりを求めて~)」のメイキング記事第二弾。 今回紹介するのはシステム班だ。   システム班…システム班…、なんだろう、この芸術大学に似つかわしくないカッコいい響きは。 システム班とは、企画班からの指示をもとにシナリオや画面を組み込んでいく、まさに組織の根幹となるチームである。 メンバーは吉中紫月(手前)と玉倉有悠希(奥)の二名。二人のうちのどちらかが風邪でもひいたら、このプロジェクトは終わる。   吉中は基本システムやシナリオ、イベント関係の実装を担当。そして玉倉はデザイン班と連動してマップデータの実装を担当している。二人ともアグレッシブな性格なので、暇さえあれば技術検証や実験に勤しんでいる。 今回はシナリオがメインのゲームとなるため、『RPGツクールMZ』というツールを使用することにした。昔ながらのアドベンチャーゲームやRPGでよく用いられる俯瞰の画面構成となる。 しかし、まだ誰も『RPGツクール』を触ったことがなかったため、ただでさえ短い制作期間であるにも関わらず、基本操作の修得からのスタートとなった。 しかしこの二人は非常に学習能力が高く、スポンジのように日々技術を吸収していくのでもう少しハードルを上げてみようかなあまり心配はしていない。   企画班はまだディレクションの修行中であるため、度々仕様が変更になったり指示が滞ったりすることもあるが、このポジティブ思考の二人はいつも笑顔でウェルカム状態。この二人から笑顔が消えた時がプロジェクトとして最も盛り上がる炎上ポイントなので、スタッフの皆はぜひミスのない的確な指示を出してあげてほしい。     つづく