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2015年1月26日  イベント

2月単独説明会【美術科5コースのミニ講義紹介】

2月は、11日(水・祝)in京都、22日(日)in東京にて開催いたします。

説明会の詳しい情報はコチラ

 

京都造形芸術大学の通信教育部説明会は、全てのコースの先生が揃い、ミニ講義を実施します。

来場者は複数コースの講義を聞くことができ、他コースと聞き比べし、入学する上でのミスマッチを防ぐことができます。

予約不要ですので、是非ご参加くださいませ。

 

今回は、美術科5コースのミニ講義を紹介しますね。

 

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まずは、日本画コース

日本画

 

■素材からみる日本文化 京都会場/2月11日(水・祝)

 

日本画の素材として、まず和紙に岩絵具を思い浮かべますが、時代によってその表現方法は変貌していきます。古来、絵具といっても限られた絵具(朱・緑青・群青・黄土・胡粉・墨など)しかなく、その顔料を焼いて色数を増やして描いていました。また金箔を多用し煌びやかな装飾画なども生まれてきます。絹から和紙へ描かれ、その表現方法は室内装飾だけに留まらず、西洋画とはまた違った日本の精神世界が絵や空間表現にも現れてきます。素材のもとになる天然鉱石を実際に触れてみて、日本画に描かれてきた色をぜひ体感してみて下さい。

 

 

■日本画の制作過程 きらきらと輝く砂のような絵具を用いて 東京会場/2月22日(日)

 

日本では、古くから天然の土や岩を砕き、粉末状、砂状にしたものに膠液を混ぜて絵具(水干絵具・岩絵具・胡粉)を作り絵を描いてきました。筆と墨というやり直しのきかない描画材で、まず写生をして対象の形を窮め、下図を入念に作り彩色していくという日本画独自の制作過程が自然に生まれてきたと思われます。主に群青、緑青、黄土、朱、胡粉(白色)など少ない色数を最大限に工夫して生き生きとした作品が多く生み出されています。現代では、人造の絵具が多く作られるようになり、色数も増えて絵具を厚く重ねたりと、表現の幅が広がっています。今回は日本画のごくオーソドックスな制作過程を中心に材料と日本画の魅力についてお話しいたします。

 

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洋画コース

洋画

 

■描く楽しさを身につけて、生き生きと描き続ける人を育てる 京都会場/2月11日(水・祝)

 

ドロクロアは「絵は頭脳で描く」と言い、葛飾北斎は「意を描いて形を描かず」と言っています。「意」は、心のこと。「描く」とは、対象の再現ではなく、感じたものを描くことが大切なのです。今回は、画面に自分の色をどう響かせるかについて語ります。故郷での記憶の断片を融合させて、ファンタスティックな作品を数多く描いたシャガール。彼の作品を紹介しながら、絵を描く楽しさや奥深さについて触れていきます。

洋画コースでは、描くための基礎を確実に習得した後、いろいろな描くための技術や考え方を自分のものにする。そして、個性的な表現へつなげます。卒業してからも、いきいきと描きつづける人たちを育てていきます。

 

 

■デッサンのスタート 東京会場/2月22日(日)

 

絵は好きだけどデッサンは不得手で…とおっしゃる方は少なくありません。芸術大学の受験勉強とデッサンがいつの間にか重なって、絵を学ぶ楽しみへのハードルになっているとしたら残念です。ピカソが絵を勉強し始めた頃のデッサンがいくつか残っていますが、後の作品群を思えば「真面目な」デッサンも多くありました。ですがご存知のようにその後のピカソは好き放題(?)、絵の世界を大きく広げます。広がる絵の世界には色々なデッサンがあり、いわば皆さんが紙に打つ点、引く線からもデッサンがスタートします。絵を始めるのにハードルは無し、まずは描いてみませんか。

 

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陶芸コース

陶芸

■自作について ―ディテールへの意識― 京都会場/2月11日(水・祝) 東京会場/2月22日(日)

 

熱帯魚のあざやかな色彩、植物が見せる驚きに満ちたフォルム、自然界には素晴らしい造形があふれています。また、廃屋の朽ちた木材、錆びた古い看板、普段なにげなしに見過ごしている物のなかにも面白い表情が多くあります。そういった物に発想を得て作品につながる事もあります。「陶」も信楽焼や備前焼などの焼〆の表情、色々な釉がみせる表情、染付の青、色とりどりの上絵付けなど他の素材には見られない独特の表情を見せる事ができます。また、陶芸の場合は、土や釉などの素材がみせる表情や性質、ロクロ、ひねり、タタラ成形といった素材や技術自体からインスピレーションを得て作品につながる事も多いと思います。陶芸の制作プロセスは成形、乾燥、焼成という行程があり、焼成では窯の中に入れてしまうので作品が自分の手から離れ視界から見えなくなってしまう。窯から出て来たら土や泥の塊だったものが「陶」となって劇的に変化している。そんな様々な要素の中から心ひかれる要素だけに削ぎ落としディテール(細部)にこだわり作品にしていく。その過程を自作の作品スライドを見せながら解説します。

 

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染織コース

染織

 

■染織と色 繊維の色 京都会場/2月11日(水・祝)

 

染織の魅力の一つは色です。色というと様々な染料で染めることを思い浮かべます。しかし繊維自体も固有の色を持っているのです。天然の繊維は、絹や獣毛などの動物繊維、綿や麻などの植物繊維があります。それらはもともと色素を持っており、黄色、茶色、緑色、黒色など、あるいはそれらの混ざった色をしています。染織作品を考えるには素材の選択と色計画が重要です。作品のイメージや表現する技法に合った素材を選び、各種の染料を使い分けます。ときには染める行程を行わず、繊維が持っている色そのものを生かした作品にすることもあります。講義では様々な種類の繊維見本を見ながら、繊維がもともと持っている色についてお話します。

 

 

■模様作り 東京会場/2月22日(日)

 

皆さんは構図という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 私たちは模様を作る時に、構図を考えます。それぞれ色々なモチーフを使い模様を練っていきますが、その良し悪しは構図(模様の構成)にかかっていると言っても差し支えないでしょう。染織でも模様や配置を考える時に構図が重要になります。安定した構図、動きのある構図、作品をつくる時、作者はイメージを持ちます。どのようにすれば自分の考えが表現できるか、その狙いを表すために構図は重要な要素となっていきます。今回のミニ講義では簡単な画面構成をやってみましょう。まずイメージを持ち、それを表現するにはどうすればよいか考えながら画面を構成してください。

 

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写真コース

写真

 

■少女写真の行方 ―少女からみる写真の歴史と現在― 京都会場/2月11日(水・祝) 東京会場/2月22日(日)

 

写真が発明されて以来、いろいろなものが被写体として撮影されてきました。人物、風景、歴史的な出来事、記念、日常、モノ、報道、広告、動物、医学など。数多ある撮影対象のうち“少女”を被写体とした作品が多く残されています。なぜ、少女は撮影されるのでしょうか。

女性のある一時期を示す少女。経過していく時のなかで、その姿を永遠に残すために写されるのでしょうか。少女に魅せられ、取り憑かれたように撮影し続けた写真家がいます。なぜ、少女だったのでしょうか。写真家達は、少女を作品とすることで、何を残し、何を表そうとしたのでしょうか。少女写真を見れば、写真の本質と社会との関わりを知る糸口になります。代表的な“少女写真”を解説しながら、時代と写真の関わりについて探っていきます。

 

 

今回は5コースを紹介しました。興味のあるミニ講義があれば、是非説明会に足を運んでくださいね。

その他にも10コース(学芸員課程含む)の授業があります。

芸術学科4コースミニ講義はコチラ

 

開催時間、場所などは以下より確認ください。

説明会の詳しい情報はコチラ

 

 

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