通信教育部

授業風景

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2016年1月7日  授業風景

【芸術学コース】スクーリング紹介 「論文研究II-1」

芸術学コースの梅原賢一郎です。

一週間たがえて、12月の中旬に実施されました、「論文研究II-1」のaクラス(京都)とdクラス(東京)について報告しておきます。

楽しかった。東京にも出張して行ったけれども、帰路の歩行は軽快だった(口笛は吹いていないけれども)。みなさん活発に発言していた。みなさんなりの「こだわり」もよくわかった。進捗状況はまちまちだったかもしれないけれど、「ウサギとカメ」もあるからだいじょうぶ。お釈迦さんではないけれども、「犀の角」となって、たゆまず歩め……。

私事で申し訳ありませんが、最近、お釈迦さんと孔子さんと老子さんを、同時に、読む(読まされる)機会がありました。あらためて思いました。この仏儒道のトリプティック(三部作)はただではすまないと。これらの呪縛から抜けることはなかなかできないと。というのも、どんな状況にあっても、そのうちのどこかから、ヒントを引きだすことができる。仲間とうまくやっているときも、そうできないときも、ひとりぼっちになったときも。この分厚い(倫理的)知の土壌は、禅語録的に皮肉って言うと、まさしく「厄介な遺産」だ。

『論語』のなかの言葉。「子曰く、徳は孤ならず、必ず鄰(となり)あり」。砕いて訳すと、「一生懸命がんばっていたら、かならず人が寄ってくる」。「子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」。「えらい人たちは、それぞれちがっても、敬意をもって、認め合うけれども、だめな人たちは、ちがいを認め合おうとせず、いっしょになろうとする」。先日の京都と東京での「論文研究2」のありさまは、さしずめ、そのようなありさまだった。じつに、楽しかった。

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最後に、今年度芸術学コースで開催予定の特別講義についてお知らせします。

特別講義では、毎年、大学外から各分野の専門家の先生を招いてお話を伺います。

今年度は、二人の先生をお招きすることになりました。

 

2月6日 16時半〜18時半終了予定  東京・外苑キャンパス(教室は当日掲示)

杉山博昭先生(早稲田大学)「全天を回すクランク——聖史劇というスペクタクル 」

→聖史劇とは、キリスト教の宗教劇のことです。

ルネサンス時代のフィレンツェでは、市民が知恵を絞り、腕をふるってこの一大行事に取り掛かりました。その実態はいかに…?

 

2月14日 14時〜16時半終了予定 京都・瓜生山キャンパス 至誠館S11教室(予定)

マッシモ・レオーネ先生(トリノ大学)「デザインの形而上学——デ・キリコ、キアロスタミ、小津安二郎におけるオブジェの感覚 」

→たとえば手袋、耳飾り、りんご。そうしたごくありふれた日常的な「もの」が、どこか神秘的で不穏なものに姿を変える瞬間があります。本講義では、その瞬間を芸術のなかに捉えようとした三人の芸術家たち——ジョルジョ・デ・キリコ、アッバス・キアロスタミ、小津安二郎の作品を分析することで、彼らが示そうとした存在の秘密に迫ります。

*大学院合同、通訳あり

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いずれの回も聴講無料、事前予約不要です。

みなさんのご参加をお待ちしております!

 

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