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2016年8月22日  ニュース

【情報デザインコース】スクーリング「タイポグラフィ1」+特別講義「モリサワフォントセミナー」のご紹介

外苑キャンパスで7/2~3に行われたグラフィックデザインクラス1年次スクーリング「タイポグラフィ1」の授業の様子をご紹介します。

また今回は、7/2に開催されたモリサワフォントセミナーの様子も含めてご報告します。

 

まずは「タイポグラフィ1」の授業から。
この授業は活字の歴史を知ることから始まり、正しく美しく配置させる技術と感覚を学びます。

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欧文書体の歴史は14世紀頃のドイツからはじまり、その後広くヨーロッパに伝わりました。
そういった背景を、授業の冒頭で丁寧に説明されます。
歴史を知ることで、単なる文字と言ってもそれぞれの特徴が見えてきます。

 

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その後、今回の課題である欧文書体9種の中から一つを選び、その書体の活版見本帳の表紙を作っていきます。

 

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文字の配置や文字間の微妙な調整などもカッターやピンセットを使い、あくまでも手作業で行います。
学生のみなさんも、ひたすらに黙々と作業する時間が続きます。

 

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最終的に完成したものを壁に張り出して講評。
はじめてのアナログ文字組み体験にもかかわらず、かなりの力作が揃いました。
皆さん、その文字の背景を学ぶことで理解が深まり「こういう表現をしたい」という意思をしっかり持って、取り組んでいました。

 

今回の授業で行った文字組みの作業は、今の時代ではPC上で簡単にかつ効率よく行えるものですが、実寸サイズで作ってその目で見るという習慣もとても重要です。
そのきっかけとして、学生さん方にとって良い経験になったのではないかと思います。

続いて、本学が認定校制度を結んでいる株式会社モリサワさんによる「モリサワフォントセミナー」の様子です。

 

はじめにモリサワの会社や、そのフォントの特性を紹介。
日常にある見慣れた駅の看板などにもモリサワさんの書体は使われています。

そしてフォントと一口に言っても、その作られ方はスゴ技で、アナログ・デジタル両方の作業を経て、熟練の職人さんが何度も何度も検査を重ねることでようやく完成するそうです。

 

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一字一字が作品のようなものとおっしゃられていたのも納得です。

他にもクイズ形式で書体の特性を紹介されたり、書体選びの際に覚えておくべき知識など、非常に親しみやすく分かりやすいお話の連続でした。

 

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具体的に使用するシーンをあげながらの解説が、イメージもしやすく好評でした。

他コースからの参加もあった大入りの会場では、みなさん終始食い入るように聞かれていました。

 

今回は、「タイポグラフィ1」の授業と「モリサワフォントセミナー」とフォント漬けの二日間でしたが、どちらにも共通するポイントとして「書体は適したシーンで使うことが大切」という話が出ていました。
さらに、適材適所で間違った書体の使い方を避けるためには、歴史や背景などの知識も必要になるということでした。
大変ためになるお話をたくさん聞けて、また一つ学生の皆さんの刺激になったのではと思いました。

 

業務担当非常勤講師 山崎由紀子

 

 

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