通信教育部

授業風景

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2017年1月11日  授業風景

【芸術学コース】スクーリング授業「論文研究Ⅱ−1」報告(東京・京都)

今回は東京・京都会場それぞれの先生から、12月に芸術学科の3コース(芸術学コース・歴史遺産コース・和の伝統文化コース)合同で行われたスクーリング授業「論文研究Ⅱ−1」の様子をお届けいたします。

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【京都会場より】

こんにちは、芸術学コースの金子典正です。

いよいよ2017年が始まりましたね。本年も頑張っていきましょう!

 

さて、芸術学科の教育プログラムの特徴の一つに、「丁寧な論文指導」をあげることが出来ます。

 

学生生活の最終年度に卒業論文を提出して卒業することはどこの大学でもありますが、

芸術学コースを含む通信教育部芸術学科では、最終年度の前年から卒業論文(学内では「卒業成果物」と呼んでいます)の指導を開始し、

2年間かけて無理なく卒業論文を仕上げます。場合によっては、3年間またはそれ以上をかけてじっくり取り組む学生の方も数多くいます。

 

そうした丁寧な論文指導のプログラムがある理由の一つは、通信教育部は通学部の大学とはちがって、

社会人の学生の皆さんが多いことがあげられます。日頃の家事や仕事の合間で勉学を続けることはとても大変です。

自分でテーマを決めて2万字前後の論文を仕上げることは簡単ではありません。

 

また、はじめて本格的な論文を書く人、若い頃卒業した大学で卒業論文を書いてから何十年ぶりに再び論文を書く人も数多くいらっしゃいます。

そこで芸術学科では、そうした方々が、卒業までの2年間、定期的に論文指導を受けることにより、

テーマ設定から最終的な提出まで、無理なく論文を完成できるようにプログラムが組まれているのです。

 

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芸術学科では、卒業成果物の作成(卒業論文の執筆)に取りかかる前年に、「論文研究1」「論文研究2」という必修科目を履修します。

いずれの授業も、授業前の宿題として自分の研究テーマを提出します。

そしてスクーリングで論文作成のノウハウを学び、自分の研究テーマでゼミ発表を行います。

そこで教員から指導を受け、それを踏まえて後日レポートを提出します。

 

「論文研究1」から「論文研究2」の受講を通して、何度も教員からアドバイスや指導を受けることにより、研究の方向性、研究テーマ、方法論が絞られていきます。

多くの学生の方々は「論文研究2」の授業後のレポートで、ほぼ研究テーマが決まっています。

 

つまり、最終年度に論文作成に取りかかる時には、すでに研究テーマが決まり、おおまかな章立ての見通しがついている状況なのです。

このようなスタートを切ることにより、無理なく卒業論文を完成させることが可能になるのです。

 

 

 

 
では、昨年末の「論文研究2」の様子をご紹介しましょう。

 

 

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京都の瓜生山キャンパスでは12月17日、18日にスクーリングがありました。

30名近い学生の皆さんと、芸術学コース主任の梅原賢一郎先生、和の伝統文化コース主任の井上治先生、わたくし金子が出席し、初日はガイダンスを行いました。

 

午前中は最終年度の「卒業研究」(卒業成果物を完成させる授業)の詳しい説明、午後は論文作成のノウハウを学んだあと、学生の皆さんから研究の進捗状況を一人一人報告してもらいました。

 

やはり、順調に研究が進んでいる人は多くはありませんでしたが、それは逆にやることがすでに決まっているからこそなのです。

研究とは時には楽しくもありますが、やはり苦しい道のり。それを越えて、論文を完成させた人間にしか味わえない世界があります。学問の醍醐味ですね。

 

 

 

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2日目は、それぞれ専門性の近いグループに分かれて教室ごとでゼミ発表です。

 

研究の進捗状況を発表したあと、主担当と副担当の二人の教員から指導を受けます。

こうした時間を過ごすことによって、研究テーマがより具体的になったり、または論文の方向性が修正されたり、どんどん内容がブラッシュアップされていきます。

 

この授業の前段階の「論文研究1」、そして今回の「論文研究2」を受講することにより、

考える時間、研究する時間、レポート作成によって研究内容に関する文章が蓄積されていきます。

 

やがて多くの学生の皆さんは、来年度の4月の「卒業研究」の第1回目のレポートで論文の草案を順調に提出するでしょう。

 

もちろん教員は、学生の皆さんから質問があればいつでも回答します。

メールでの質問や個別の面談によって不安を取り除きながら進めることが可能です。

 

いかがでしょう。

 

美術館や博物館で作品鑑賞を楽しむことはもちろんですが、思い切って自分で学説を生み出してみませんか?

 

それが研究であり、大学でしか出来ないことです!

 

 ***

 

 

【東京会場より】

年も明けましたね、芸術学コースの池野絢子です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、私からは東京方面の「論文研究Ⅱ−1」初日ガイダンスの様子をご報告します。

今年の東京の論文研究Ⅱはなんと12月24日、25日の二日間に開催。思い出深いクリスマスとなりました。

 

さてガイダンスでは、午前中にまずシラバスを見ながら「卒業研究」のスケジュールを確認。

みんなで卒業論文執筆までの過程をひとつひとつ確認しました。

 

壇上でお話ししていると、みなさんの真剣な顔つきが目に入ります。

スケジュールを確認することで、論文執筆までの自分を具体的に想像できたようです。

 

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その後、お昼休みを挟んで3講時目には、論文執筆のポイント、とくに論文の構成について私からお話しました。

 

序論には何を書くのか?本論はどういう構成にする?結論って、何を書けばいいの?などなど。

その後、先輩の卒業論文の要旨を実際に読んでみることで、論文の構成や、要旨の適切な書き方を学びました。

 

 

 

4、5講時はグループワーク。5-6人の班にわかれて、自分の研究テーマと現在の研究上の悩みを共有し、

みんなで解決法を考えるという作業をしてもらいました。

 

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どこの班も、話がとても盛り上がっていましたね。

最後に、話し合いの結果を班ごとに発表してもらいましたが、先行研究が少なすぎる/多すぎる、研究の時間がない、

フィールドワークの方法で困っている…など、全然違う研究テーマでも、抱える悩みはみなさん共通していることが多いのが印象的でした。

 

 

最終年度の「卒業研究」は、先生との個別面接指導になってしまうので、

こうやってみんなで受ける論文指導の授業は、これが最後。

お互いの目標と、悩みを共有して、卒業論文という最後の難関を一緒に乗り越えていってほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

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