通信教育部

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2017年2月10日  授業風景

【空間演出デザインコース】 卒業制作最終審査、新春特別講義のご報告

皆さんこんにちは。
空間演出デザインコース(空デ)の川合です。
2017年がスタートして、あれよあれよという間に、もう2月になってしまいました。それもそのはず、空デの1月は卒業制作の最終審査や新春特別講義など、大きなイベントが目白押しで、あっという間に過ぎ去ってしまいました。

 

では、今日は1月に開催した卒業制作の最終審査と、東京、京都の順で開催されました新春特別講義の様子をご報告します。

 

さぁ、いよいよ、1年間かけて取り組んできた卒業制作の最後のスクーリングです。今年度の卒業制作着手者は京都15名、東京11名の総勢26名。空デでは、卒業制作のスクーリングの節目であるテーマ発表、中間審査、最終審査の3回は、京都・東京のスクーリングを同日開催とし、インターネットのオンライン接続でそれぞれの会場をデジタルビデオカメラで中継しながら進行します。カメラ越しの進行とは少し不便なようにも聞こえるかもしれませんが、空デでは、そうして京都・東京をつなぐことで、遠い距離を超えて、連帯感を持ったクラスにしたいという思いが強く、敢えてこのシステムを続けています。学生の皆さんもそんな状況を前向きにとらえてくれていて、最終のスクーリングともなると勝手知ったるという感じで、友人の作品発表にモデルとして登場したり、カメラを動かす時にケーブルをさばいてくれたりと、チームワーク良くキビキビと動いてくれます。スクーリングの1日目はそれぞれの会場で作品の設営です。今年は特に大きな作品が多く、中には2mを超える作品を3つも制作された方もいらっしゃいました。最終審査の発表をイメージして、入念に設営を行います。そして、一通りの設営を終えたら、各会場で発表のデモンストレーションをして、2日目の最終審査に臨みます。

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いよいよこれから最終審査。皆さん緊張の面持ちです。

最終審査は、空デの在校生であれば聴講できるため、卒制着手の方以外にも多くの方が教室で固唾を飲んで発表に聞き入ります。われわれ指導教員は、もうここまでくれば、あとは天に委ねる気持ちです。ゲスト審査員には通学部空間演出デザイン学科から宗教人類学者の植島啓司学科長と新進気鋭の建築家の家成俊勝先生をお迎えしました。皆さん最初は緊張の面持ちでしたが、審査員の先生方のコメントに笑いも交えながら、終始和やかに進行しました。お昼休みを挟み、約4時間の長丁場。さすがに皆さんクタクタな様子でしたが、別室での採点を終え、会場にて審査結果「満場一致で全員合格」をお伝えすると、歓喜の拍手が沸き起こりました。

ゲスト審査員の先生方からは、「身近にある問題や課題に対してそれぞれの方がそれぞれのやり方で真摯に向き合い、社会人ならではの大変興味深い答えを提示されていると思います。」と高く評価していただきました。
卒業制作着手の皆さん、審査合格おめでとう!

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最終審査中。京都の発表に聞き入る東京の皆さん。

このブログを読んでくださっている皆さんには、ぜひ実際の卒業制作展に足をお運びいただくか、デザイン科のWEB卒業制作展にて、成果をご高覧いただけますと幸いです。

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【空間演出デザインコース特別講義のご報告】
さて、1月には、立て続けに東京、京都で新春特別講義が開催しました。
東京は空デスクーリング科目もご担当いただいている建築家の榊田倫之先生による「素材・空間」をテーマにした講義です。

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榊田倫之先生

当日は熱海から駆けつけてくれた榊田先生。決して温泉に入っていたわけではありません。今回の講義の目玉であったリニューアルオープンを間近に控えた(2/10現在はオープンしています)熱海のMOA美術館の設計を担当しており、現場が大詰めの時期だったためです。講義ではそのMOA美術館のこだわり抜いた日本独自の素材選びや国宝の美術品を展示する際の裏話など、ここで写真をお見せできないのが残念ですが、リアルタイムに進行している生々しいお話をたっぷりうかがいました。受講生も教室の座席が足りなくなるくらいたくさんの方々にお集まりいただき、中には和の伝統文化コースの学生さんもいらっしゃるなど、領域を超えた関心の高さに興奮を覚えました。榊田先生どうもありがとうございました!

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そして、京都は、大阪でご活躍のデザイナー乾陽亮先生による「デザインと伝統工芸のアンビバレント」をテーマにした講義です。

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乾陽亮先生

 

こちらも教室は満員御礼。乾先生はデザイナーとして様々な伝統工芸とのコラボレーションを重ねてきた経験をもとに、美術工芸と伝統工芸の違いからはじまり、デザインと伝統工芸の関係について、伝統工芸をデザインしようとする危険性や、伝統工芸を取り巻く状況へのデザインの有用性など、これまた生々しいレクチャーを繰り広げていただきました。乾先生の手がけたお仕事の洗練されたデザインにも魅了されましたが、何よりもそのアプローチの仕方が勉強になりました。

我々がもっと伝統工芸を使うことで文化を育てていきたいな、と感じる有意義な時間となりました。
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