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2017年3月27日  イベント

【芸術学コース】卒業研究の成果と体験談をプレゼン!:卒業研究懇話会

 こんにちは。芸術学コース教員の金子典正です。

 

 しばらく前になりますが、本学では卒業式が318日に行われ、今年も芸術学コースから多くの卒業生が旅立っていきました。別れの季節は毎年つらいものですが、卒業研究を見事に成し遂げた卒業生の皆さんは、とても頼もしく堂々としており、キラキラと輝いていました。本当に、ご卒業おめでとうございます!

 

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 さて、芸術学コースの恒例行事にひとつに、卒業研究懇話会があります。卒業研究懇話会とは、有志の卒業生が卒業研究の内容と完成にいたるまでの経験や苦労話を発表し、それを卒業生のみならず、これから卒業研究に着手する在学生も出席して情報を共有するという大変有意義な会です。参加自由ですので、大学院生、数年前に卒業した卒業生、また今後入学を検討している方々も参加しています。開催日時は、京都の瓜生山キャンパスでは卒業式の前日、東京の信濃町の外苑キャンパスでは三月最後の土曜日に催されます。今年度は京都が317日(金)、東京が325日(土)に開催されました。

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 瓜生山キャンパスで行われた懇話会の発表者は6名、卒業研究のタイトルは以下の通りです。

 

  ・江戸時代における和更紗の発展-外国製更紗からの影響の再検討-

  ・視覚障がいのある子どもへの美術教育(アートプログラム)-視覚障がいのある子が美術を楽しむために-

  ・ウィリアム・ブレイクと柳の民藝-職人ブレイクと民藝思想の工人の姿-

  ・1930年代前半の李仁星における〈郷土色〉表現の形成過程の再検討

  ・苧麻をめぐる物語-奥会津昭和村と宮古・八重山の暮らしと文化-

  ・「芸術学は何か」を科学的に理解する前哨的考察

 

 

いかがでしょう。芸術学コースでは、このように多岐にわたる本当にバラエティに富んだ研究が行われています。卒業研究の規定の文字数は、12000字から20000字というボリュームですが、卒業の前年から「論文研究1」「論文研究2」という必修科目で研究テーマと章立てを決め、何を研究するか、何を書くかを決めたうえで「卒業研究」に取り組みます。ですので、最初は皆さん不安を抱えてスタートしますが、論文・資料の探し方、分析方法や研究方法を学び、それを自身の研究に応用することによって、毎年本当に素晴らしい卒業研究を毎年完成させています。

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発表のひとコマ。丁寧で分かりやすい発表と真剣に耳を傾ける参加者の皆さん。

 

 

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発表を終えたばかりのリラックスタイム。

 

 

 

 

 東京の信濃町キャンパスでは、325日に開催されました。会場となった小さな208教室は、約30人を超える参加者の熱気であふれていました。卒業生、在学生、大学院生が集まり、夕方6時まで、楽しく豊かで、本当に充実した時間を皆で一緒に過ごしました。

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外苑キャンパスの懇話会の発表者は4名、卒業研究のタイトルは以下の通りです。

 

  ・渡辺華山の《一掃百態図》へ至る作画観の考察

  ・1930年代前半の李仁星における〈郷土色〉表現の形成過程の再検討

  ・苧麻をめぐる物語-奥会津昭和村と宮古・八重山の暮らしと文化-

  ・ステンドグラス作家小川三知の生涯と作風の変遷-新出資料からの考察-

 

そうなんです。京都で発表してくださった方が、なんと外苑キャンパスでも発表していただきました。いずれの方もプレゼンが大変上手で、内容も大変充実しており、しっかりと新知見が得られており、教員のわたしですら見習うところがありました。とりわけ、今年度のコース賞を受賞した「ステンドグラス作家小川三知の生涯と作風の変遷」は本当に良い研究でした。研究を進めて行く苦労話は、まるでドラマのようでした。その成果が広く一般に知られる日が来ることを心から願っています。

 

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発表者のOさんは、ななんと!この春から東京大学の修士課程に進学されます。

 

 

 通信教育部は、学生の皆さんが社会経験豊富ですので、とても刺激的な場所です。そうした場所で、芸術について真剣に考えることはかけがえのない経験だと改めて感じた一日でした。皆さん、また来年も集いましょう!

 

 

 

 

 

 

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