2021年度に予定されている「社会実装プロジェクト(PBL型授業)」各プロジェクトの紹介、履修登録上の注意点などをご案内しています。プロジェクトの履修を希望する学生は、注意事項をよく読み、申込方法にしたがってエントリーしてください。

  • 今後の政府の方針や感染拡大の状況により、プロジェクトの延期または中止の判断をすることがあります。
  • 変更の際は、こちらの特設サイト及び申込先のプロジェクト担当者、在学生専用サイトから、最新の情報をお知らせしますので、定期的に確認してください。

社会実装プロジェクト(PBL型授業)とは

 京都芸術大学は、開学の理念として、「藝術⽴国」「京都⽂藝復興」を掲げ、「社会の変⾰に役⽴てる⼈材の育成」を教育⽬標に掲げています。その本学が取り組んでいるのが、「社会実装プロジェクト」です。

 プロジェクトの多くは、実際の社会(企業や自治体等)との関係の中で、学生の皆さんの社会参加や、芸術による社会貢献ができる人材の育成を目的としています。もう少し具体的にいうと、実際の「仕事」を通じて、皆さんが社会に出て行く時に必要となる力=「社会人基礎力」を身につけてもらうためのプログラムです。所属する学科やコースを問わず、本学の学部生であれば誰でも参加可能です。ぜひ、2021年度に開催される「社会実装プロジェクト」の中から、あなたがチャレンジしたい取り組みを見つけてください。

プロジェクトへの参加応募は、本学通学課程の学生に限ります。

プロジェクト演習科目(芸術教養センター)

 企業や自治体が抱える課題をアート・デザインの力で解決するプログラム。「クライアントのニーズをとらえ、課題を発見し、リサーチする」という一連の流れの中で、企画提案やものづくりを実践。商品開発からまちづくりまで、多様なプロジェクトに学科や学年を越えたチームで取り組みます。

  • 一定の条件を満たしたプロジェクトは、芸術教養科目または創造学習科目の中の演習科目(プロジェクト演習)として単位が認められます。
  • 学科・学年を越えたプロジェクトチームで取り組むため、領域を越えた仲間がつくれます。
  • プロジェクト指導のプロが集結。長年蓄積されたノウハウで「社会人基礎力」が身につきます。

■リアルワークプロジェクト説明会

3月22日(月)18時~ J41教室@直心館

■リアルワークプロジェクト説明会(新入生向)

4月6日(火)18時~ J41教室@直心館
4月7日(水)18時~ J41教室@直心館

■応募上の注意事項

プロジェクトは、週1回程度の定期ミーティングを始めとして、リサーチや企画立案等を行いますので、複数のプロジェクトを同時期に履修することはできません。

プロジェクト紹介

南座看板制作プロジェクト

南座は歌舞伎発祥とされる四条河原町にある400年の伝統を持つ京都でも由緒ある劇場です。2018年11月に耐震補強工事が完了し、伝統を保ちながら新しいイベントもできる劇場として新開場しました。横幅10メートルを超える一文字看板の制作を行い、地域性や創造性などを学ぶことができます。

学園祭お化け屋敷プロジェクト

学園祭の大人気企画である「学園祭お化け屋敷」の企画・立案のプロセスを学ぶことができるプロジェクトです。「人はなぜ怖いものに惹かれるのか」「本当の恐怖とは何か」をホラー映画やWebなどを使ったグループワークで学びながら、企画の「軸」となるストーリーを作り、お化け屋敷内の部屋の場面設定や内装を企画することができます。

粟田大燈呂プロジェクト

粟田大燈呂プロジェクト
天保3年以前に途絶えたといわれるこの「夜渡り神事」を、180年ぶりにアートで復活させ今回で14年目。単なる制作だけではなく、神社や周辺地域の歴史・伝承等を調査、京都の歴史・芸術・文化を掘り下げ、そこから見えてくる日本人の感性を捉えなおし、モノづくりの神髄を学びます。"

フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト

JR大阪駅前にある大阪富国生命ビルの地下2階から地上4階にわたる吹抜けアトリウム空間「フコク(生命)の森」をアートでプロデュース。今回で7年目の節目の年を迎えるこのプロジェクトでは、今年も夏季に高さ3m×横幅9mの巨大壁画制作、冬季には「UMEDA MEETS HEART」というイベントに向けて本格的な立体オブジェの制作を行ないます。
写真:大河原光

さとゆめプロジェクト

昨年度からスタートした地域未来創造プロジェクトです。「株式会社さとゆめ」と一緒になって、私たちが日頃から見慣れている街の身近なモノや人、その地域で育まれてきたコトなど様々な資源をリサーチし、どのように社会に向け発信していくのかを探求します。

VIVAプロジェクト

季節を問わず楽しめる京都市内唯一の屋外型スケートリンク「VIVA SQUARE KYOTO」をより一層と盛り上げていくということを目的としたプロジェクトです。
班活動やグループワークを行う中で、企画・デザイン・プレゼン・制作といった、実施までの一連を全て行います。学外企業へ向けて貴重な経験を培うことができます。提案した企画は夏のイベントから実施の予定です。このプロジェクトは2020年度より取り組まれ、今年で2年目となります。学外へ向けた活動&新しい事へのチャレンジにはピッタリなプロジェクトです。

HAPii+2021 ホスピタルアートプロジェクト
【後期開催】

病院の空間をアートやデザインの力で、心地よい空間に変えることをはじめ、その場所に一番長く滞在する医療スタッフの労働環境の改善することを目的としたプロジェクトです。今回は京都大学医学部附属病院の北棟・小児センターを施工します。

プロジェクト演習科目に関するお問い合わせ

芸術教養センター(プロジェクト担当)まで

ウルトラプロジェクト(ULTRA FACTORY)

 美術作家ヤノベケンジがディレクターを務める空前絶後の教育機関ULTRA FACTORYによるプロジェクト型実践演習「ウルトラプロジェクト」。今年も第一線で活躍するアーティスト・クリエイター・編集者などを迎え、現代美術から伝統工芸、演劇、映像表現、編集やイベント企画など多岐にわたるプロジェクトを展開します。

  • 一定の条件を満たしたプロジェクトは、芸術教養科目または創造学習科目の中の演習科目(プロジェクト演習)として単位が認められます(一部例外あり)。
  • 同時代に活躍するアーティスト・クリエイター・編集者との協働!最前線のクリエイションの現場に立ち会えます。
  • 普通見ることができないプロの現場を体験することで、制作スキルや思考力・社会で通用する実践力を身につけることができます!

■ウルトラプロジェクト説明会

4月5日(月)18:00~19:30 J41教室@直心館

■エントリー期間

3月31日(水)~4月9日(金)正午

■応募上の注意事項

プロジェクトは、定期ミーティングを始めとして、リサーチやアイデア出し、制作等を行いますので、複数のプロジェクトを同時に履修することはできません。

プロジェクト紹介

新・美術館XYZプロジェクト|ヤノベケンジ

現代美術家ヤノベケンジによるプロジェクト。今年から来年にかけて続々とオープンする美術館・ギャラリーでの大型彫刻作品の設置や個展など、新たなスペースでの展示予定が目白押し。参加学生はプロフェッショナルな造形技術が体得できるだけでなく、新しい美術館の開館に向けてのイベントやグッズ開発などの企画も行う予定。開館前の美術館の裏の現場も目撃できる、今年限定のまたとないプロジェクトです。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

リモート・コントロール・エキジビション計画
|明和電機

アートユニット「明和電機」によるプロジェクト。今年9月に中国で明和電機による大型の展覧会が予定されている中「新型ウィルスの感染拡大が収まらなければ、作家とスタッフが中国に行けない」という大きな問題が。その事態に対応すべく、作家が現地に行かなくても「リモート」で作品の輸送・設営、展示の運営、イベントができるような展覧会パッケージの制作を行います。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

やなぎ演劇プロジェクト|やなぎみわ

美術作家でありながら演劇の世界にも活動の場を広げ、その両域を往還しながら創作を行うやなぎみわによるプロジェクト。今年度も美術作品の制作現場への参加、演劇公演における劇の内容に関するリサーチや舞台制作補助、2つの領域におけるグラフィックデザイン補助など、多岐にわたる内容を予定しています。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

ULTRA SANDWICH PROJECT|名和晃平

彫刻家の名和晃平が主宰するSandwichで繰り広げられる様々なクリエイションに携わるプロジェクト。本年度は、ベルギーの振付家/ダンサーとの協働による新作パフォーミングアートの舞台美術の制作や演出のやワークショップをはじめとし、最新のAR技術を用いたプロジェクトやユニークなAirbnbの設計、大地の芸術祭でのインスタレーション作品の展示、上海の美術館での大型個展などを予定しています。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

COLORFUL LAB.|増田セバスチャン

東京・原宿に拠点を持ち、一貫した独特な色彩感覚からアート、ファッション、エンターテインメントに渡り作品を制作する増田セバスチャンが実施するプロジェクト。世界中にコミュニティを持つ「Kawaii文化」の第一人者としての研究やリサーチ、新作のアート作品の制作と発表に関わります。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

ニッポン画×浮世絵プロジェクト|山本太郎

現代の風俗と日本の古典絵画が混在した、日本画ならぬ「ニッポン画」を 提唱し作品を展開する画家の山本太郎によるプロジェクト。今年度は、学内にある浮世絵の膨大な資料をリサーチし、新作の屏風などを制作する他、10月開催予定の展覧会のプランも一緒に考えます。画家の作品に向き合う姿勢や眼差しを間近に感じ、自分たちが携わった作品を発表し多くの人が鑑賞するところまで一貫して関わることができます。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

BYEDIT|多田智美・竹内厚

様々な人の知恵や技術を掛け合わせて何かを生み出していくことは、編集の力のひとつです。BYEDITは 「編集」の力を使いながら、ウルトラファクトリーから新たなメディアを立ち上げるプロジェクト。1年間ゆるゆると編集会議をしながら、「メディアをつくる」「出来事をつくる」「ウルトラファクトリー独自のメディアをつくる」を実践していきます。今年は、オンラインとリアルを行き来しながら、様々な編集的実験を計画中です。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

kumagusukuプロジェクト|矢津吉隆

美術家の矢津吉隆が運営を行う「kumagusuku」に関わるプロジェクト。この春にリニューアルをしたkumagusukuは、今までにない人と美術の新たな関係を築いていく場として話題を集めています。アートによる場作りや店舗運営に携わるほか、アートの副産物(廃材)を利活用する「副産物産店」の活動を中心に、地域とアートの取り組みや副産物を使った商品企画開発、素材研究などを行います。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

MILESTONES|細尾真孝

元禄年間(1688年)に創業した⻄陣織の⽼舗「細尾」が所蔵する江⼾時代からの⼿書き図案約2万点をデジタルアーカーブ化し、伝統素材を世界のラグジュアリーマーケットで戦う武器へと変換していくプロジェクトです。「細尾」は今、⻄陣織による⾰新的なテキスタイルの開発に積極的に取り組んでいます。プロジェクトでは、アーカイブからの商品開発、インテリア、ファッションの企画も予定しています!

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

淀川テクニック!プロジェクト|柴田英昭

様々な場所に出向き現地のゴミを⽤いた作品を制作したり、ワークショップを⾏うなど全国的に活動を繰り広げている淀川テクニックの柴⽥英昭によるプロジェクト。 素材集め(ゴミ拾い)から制作(素材が変わると扱い⽅も変わる)、ワークショップの企画制作や柴⽥英昭の相談相⼿など、携わる活動は多岐に渡ります。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

The Projected Image Laboratory|山城大督

映像メディアを⽤い、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開するアーティスト・⼭城⼤督によるプロジェクト。ウルトラファクトリーのスタッフと連携しながら、オンラインでの教育プログラムをはじめとする様々な映像コンテンツを企画・開発し、配信していきます。プロジェクト参加学⽣は、⼭城と共に技術習得をしながら、コンテンツの企画、開発、実験から映像制作、配信までを⾏います。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

新・用の美
|ミヤケマイ・服部滋樹・白石晃一・中家寿之

日本古来のお家芸である「見てよし、添うてよし、使ってよし」を備えた『新しい用の美』となる美術品を作る実験的なプロジェクト。日本は美にヒエラルキーのない異種格闘技な国です。過去の技術と美意識をなぞるだけでなく、かつての最先端の技術から、現代の最先端の技術と感覚、手わざを融合した新しい用の美を実験的に探し、定義し作っていきます。

※資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。

ウルトラプロジェクトに関するお問い合わせ

ウルトラファクトリーオフィス 清水・青山

京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)

 KYOTO T5は、京都における伝統文化の継承・発展に寄与することを目的とし、伝統文化資源のリサーチ、アーカイブおよび公開、事業化(製品化→販売)を推進する研究センターです。その研究活動には海外の関心も集め、RCA(Royal College of Art)およびHEAD(ジュネーヴ造形芸術大学)との共同研究や、日本国内の企業や自治体の共同案件も多数実施しています。その取り組みは「GOOD DESIGN AWARD(2019-2020)」も2年連続で受賞するなど、国内外から注目をされています。

  • 京都の大学で学ぶなら、世界が注目する京都に内在する価値に気づかずに卒業するのはもったいない!
  • リサーチ→発信→商品開発のサイクルを回すことで、アイディアを生み出し、形にし、それを発信する力が身につきます。
  • 「伝統工芸だから」「京都だから」だけでは簡単にモノが売れないことを知り、その障壁を絶え間ない試行錯誤で取り除く経験を積むことができます。

KYOTO T5の活動に単位配当はありません。

※紹介ムービーは近日公開

■KYOTO T5説明会

2021年4月12日(月) 18時~予定
場所:NA206

■応募上の注意事項

毎週の定期ミーティングに向けて、各自、各チームでリサーチや発信、商品開発の活動を行います。そのため、他のプロジェクトと同時期に参加することは容易ではありません。

京都伝統文化イノベーション研究センターに関するお問い合わせ

KYOTOT5 吉田

スパイスカレー部(起業部 by スタートアップ支援室)

 「スパイス」には、「適度な刺激、面白み」という意味があります。基本を理解したら、そこからアレンジを加えて、無限に新しいカレーを生み出せることに例えて、このプロジェクトでは、仕事の基本を理解して、そこから新しいビジネスを生み出すことを目的とします。企業や自治体の案件を同時多発的に取り組んでもらいます。課題→リサーチ→提案→アウトプットまでの基本を、種類の異なる様々な仕事の中でアレンジしていく経験をしてもらいます。

  • 大学の関連会社 株式会社クロステック・マネジメントに寄せられる仕事の数々を一緒に取り組みます。
  • お菓子の開発、新しいサブスクリプションモデルの開発、自治体の案件など、商品・製品・サービスの企画やデザイン案件まで同時多発的に実施。
  • 将来的に、ここに参加したみなさんから、起業家が次々と生まれるモデルを作ることを目指しています。

スパイスカレー部の活動に単位配当はありません。

※募集要項は後日公開

応募上の注意事項

毎週の定例ミーティング(zoom)の中で、次々と寄せられる企業や自治体の案件をお伝えして、役割を決めて、その活動に取り組みます。そのため、他のプロジェクトのように、「これ」と何か一つの案件に取り組むわけではありませんので、ご注意ください。

スパイスカレー部(起業部 by スタートアップ支援室)へのエントリー・お問い合わせ

スタートアップ支援室 吉田