学長賞
情報デザイン学科 クロステックデザインコース

坂東 拓海・蛭田 康介 【protorm*】

コメント

機能や縫製方法のこだわりに驚かされる。ベストが展示される空間デザインやブランドのグラフィックデザイン、ブックデザインにも驚かされる。購入希望者への流通方法も考えている。
しかし、実は、当たり前過ぎてこういったところには重きを置いていない。ベストが電動レールに吊るされフロントヤードとバックヤードを行き来しているが、バックヤードからフロントヤードに出てくる際に、ベスト以外に食器を洗うスポンジや丸められたビニール袋が吊るされて出てきた。2リットルのペットボトル6本をベストのポケットに強引に入れ込んで吊るすとも言っていた。電動レールの中心には、世界最大の高さとなるはずだったが崩落し未完成のままのフランスのボーヴェ大聖堂などがプロジェクションされている。一例だが、イタリア料理のシェフが、これまであり得なかったにもかかわらず、どうにか味噌汁をメインにしたイタリア料理を構想する際に身につける作業着となることをこのベストは目論んでいる。中山 和也

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