学長賞
映画学科

折にふれて

村田組

コメント

演技者は、今ある力を存分に発揮し、映画の登場人物として確かにスクリーンの中に生きている。監督やスタッフ陣は、一瞬の呼吸も逃さず切り撮ろうと撮影や編集などに臨み、その臨場感を映画の中に漂わせることで、観る者を虚構の世界にのめりこませる。画角や色調の変化、効果音、音楽、タイトル・クレジットに至る仕上げ作業における協働もさらに作品のクオリティを上げ、彼らが一年をかけてこの作品に挑み続けた情熱をも訴えかける。水上 竜士

閉じる