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写真コース

2017年05月10日

【写真コース】卒業生の活躍

写真コースではこの3月にコース史上最多の卒業生を送り出しました。
これは東京での卒業制作が2016年度より始まったことや最短2年で卒業が可能な3年次編入学(異分野)が導入されたことが大きく関連しています。そのような中で学生同士が刺激しあいながら学習と制作に励んでいます。

卒業後間もないにも関わらず学外での活動が盛んな卒業生が多々おり、研究室としても応援を続けています。今回はその中からお二人の活躍ぶりを紹介いたします。

北桂樹さんは情報デザインコースに入学されたのちに写真コースに編入されました。
スクーリングで知己を得た講師の営む出版社から昨年写真集『Máni』を出版されています。
卒業制作展終了直後の3月にその写真集により香港でHK Photobook Fair、翌4月には台北でPhoto EYEというPhotobook Fairに参加されました。

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ブースの様子

Photo EYEはアートイベントであるYang Art Taipeiに併設されたPhotobook Fairです。
どちらも会場には連日溢れんばかりの観客が訪れ、作品のプレゼンテーションにも磨きがかかったようです。

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熱心に写真集に見入る来場者

「在学中に作品づくりをしたため卒業後も作家活動をスムーズに続けることが出来ています。来場者の顔を見て自分の作品を手渡すことで、少しずつではありますが、着実に自身のマーケットが広がっているという実感があります。自身のコンセプトを表現した作品が世の中に確かなと接点を持つためにはしっかりと活動を続けることが大切であると在学中に学びました。これからも一歩一歩、作家として作品のために足を進めていこうと思っています。」と語る北さん。

6月には台北の1839當代藝廊というギャラリーでグループ展に参加、来年の4月には再び日本のギャラリー冬青での新作の個展を控えています。

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銀座ニコンサロンでの展示風景

もう一方の村井博美さんは4月に東京の銀座ニコンサロンにて個展「ふかうら 〜思いをつなぐ」を開催されました。これは在学中から世界自然遺産・白神山地の麓にある青森県の深浦町に移り住み、3年間にわたり人々の暮らしや伝統行事などを撮影した写真で構成されています。

当初は、なかなか思うように撮影が進まず「このまま卒業制作に入っても、満足できる作品にならない」と思い、卒業制作の着手を1年遅らせたとのことです。その甲斐あってか卒業制作では優秀賞に選ばれました。

個展では卒業制作では使われなかった作品も含めた再構成がなされ、よりブラッシュアップされた展示となっていました。来場者も2週間の間に3,200人を数えたとのことで、外苑キャンパスでの新入生ガイダンスの後には見学のツアーが行われました。

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村井さんと2015年度卒業生の三井さん

5年計画で進めている青森県深浦町での撮影は、まだ3年が経過したばかりです。これからも精力的に撮影を続けます。」と語る村井さん。年月をかけた制作により「これまでなら撮れなかった写真が撮れるようになってきたのかもしれません。」とのこと。ますますの充実した制作の日々が続きそうです。

 

今回紹介できなかった卒業生にも展覧会に出品したり写真集の出版に向けた制作を続けている人や大学院に進学された方など様々な形で研究を継続されている卒業生が多々おられます。
今後も卒業生の活動を応援しつつ、在学生が末長く写真文化と関わり続ける素地を養っていけるよう、研究室一丸となってサポートしていきます。

 

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