デザイン科 - 空間演出デザインコース
中川 里紗
「おからっこおやつ ーおからを使って食品ロスについて考える学童おやつー」
食品廃棄物として捨てられてしまう「おから」を材料にした手作りおやつを、放課後児童クラブで調理・提供する活動を行い、児童クラブでの毎日のおやつ習慣を地域や食育、食品ロス削減に繋げられるものにしました。おからは小学生からの認知度が非常に低く、ほとんど馴染みのない食べ物です。子ども達にとっておからをもっと身近な食べ物にするためには、おやつを通してその魅力を知ってもらい、親しみやすさを感じてもらうことが必要だと考えています。
テーマ「おからを使って食品ロスについて考える学童おやつ」
コンセプト「おからのおやつで繋がる地域の輪」
児童クラブの子どもたちに、食品廃棄物として捨てられてしまうおからを材料にしたおやつ作りを体験してもらうことで、作ること・食べることの楽しさを感じながら食について一緒に見つめ直していきます。材料となるおからは全て、地元の豆腐屋から作られるおからを使い、地域の豆腐屋へ貢献できる活動を行います。
児童クラブの子どもたちにとって、おやつの時間はみんなで揃ってコミュニケーションを取りながら過ごす大切な時間です。おからを使ったおやつを一緒に作り、食べることで、コミュニケーションをはかれる空間を作ることも目指しました。