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人の心「天・地・人」

49×14.5×14.5cm 他
白土・飴釉・黄伊羅保・トルコ青釉/タタラ/酸化・還元焼成

美術科 - 陶芸コース

竹政新吾

この作品は「人の心」を形にしている。構成は4パーツ、下段から「地」、中段は「人」、上段は「天」と「塔」になっている。それぞれ独立し、上に載せていく形を取っている。「地」は4面に人の本質的要素を表しており、1ライオン:人が生きるための本能。2鬼: 戦い、攻撃、非情。3女の幽霊:うらみ、怨念、ねたみ。4「原始人」:地球の数十億年の歴史を背負った人類。「人」、人がそれぞれの運命を背負いながら生きている様子を表している。「天」は人持つ「正しさ」を表現している。三体の仏の顔を配置し、宇宙の真理が塔より入り、仏を通して人間に流入する様子を表現している。「正しさ」とは人が無 意識に正しいと思える意識である。

  • 京都芸術大学 通信教育部