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芸術教養学科 - 芸術教養学科

芸術教養学科WEB卒業研究展

 芸術教養学科は2013年4月から開学したWEB完結型の学科です。インターネットでの学びを中心としたカリキュラムを構築し、現在も約3,300名の学生(2024年度)が在学しています。毎年、4月と10月に入学生を迎え、3月と9月に卒業生を送り出しています。

 この芸術教養学科では、学生ひとりひとりが日本をはじめ世界の様々な芸術史、東アジアを源流とする日本の伝統的な文化、そして今日のデザインの考え方を学び、日々の生活をより豊かにするべく思索しています。
 芸術教養をFineArtではなく、LiberalArtsとして捉え、実践的に考える行為、それが卒業に際して課している卒業研究「文化資産評価報告書」の作成です。

 文化資産評価報告書とは、それぞれが本学科に在籍し学ぶ中で培った興味関心に基づき、地域の芸術的な遺産や萌芽的な芸術活動、またデザインの事例を取り上げ考察したものです。
 文化とは社会生活の結晶であり、地域や風土、そしてそこに生きる人々によって培われ形成されるものです。報告書では自身が接したまたは見いだした文化資産について、デザインとしてどのように優れているか真摯に考察されています。

 芸術教養学科では、卒業研究レポートの成果をwebで公開しています。これは任意ではありますが、各地で実践されている芸術・デザイン活動に関する研究を一堂に集め公開することを目指しています。

 2025年3月は277名の卒業生がおり、公表同意のあった文化資産評価報告書76件を新たに加えて公開しました。

 【学長賞】南澤 悠佳さん 「居場所「カドベヤで過ごす火曜日」に見る、立場を異にする人々が共に過ごす時間と場のデザイン」
 【学科長賞】奥山 有里さん 「まちを支える港町のボランティアガイド「みやのこしこまち」」
 【同窓会賞】喜多村 剛生さん 「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ(KCV)構想にみるアートによる創造的まちづくり ―企業メセナによる創造経済とソーシャルグッドの実現―」

 全国各地の文化遺産がどれほど多種多様で豊かなものなのかを知る機会にもなります。ぜひご覧下さい。

芸術教養学科WEB卒業研究展サイト

  • 京都芸術大学 通信教育部